朝食の定番、卵かけご飯!
日常的なメニューだけに、できればよりおいしく食べたいですよね?
かつお節のだしがきいた、卵かけご飯専用しょう油「おたまはん」あたりは有名ですが……
探してみると、ほかにも「卵かけご飯専用」のグッズやチョイ足し食品がたくさん見つかりました。これらを全部使えば、“最高の卵かけご飯”になるんじゃないでしょうか? いろいろと試してみました!
まずは、卵かけご飯専用グッズをふたつ
こちらは「卵かけご飯専用茶碗」
どのへんが「卵かけご飯専用」なのかというと……。
・通常の茶碗より若干大きめで深さもあるので、卵を入れてかき混ぜやすい
・四隅が出っ張っているため、かっこんで食べるときに便利
ということらしいです。
そしてこちらは、卵混ぜツール「ときここち」
まさか、卵をかき混ぜる専用のツールがあるとは……。
この先端の形状が重要らしいです
「混ぜる」のではなく、左右に動かして「切る」ように卵を溶く!
太い箸とは違い、先端の薄さ0.7mmの線で切るため、白身のドロッとした塊が残りにくいんだそうです。
説明書によると、左右に約40往復させれば完成とのことですが……。まだちょっとムラがありますね
……ということで追加でシャカシャカ
トータル1分程度往復させると……。
白身の存在がわからないくらい、よく混ざりました
さっそく、ご飯にかけてみたところ
卵がご飯にスーッと染みこんでいく!
専用茶碗を使うことで、かき混ぜやすいかどうかはよくわかりませんでしたが……
四隅に向かって傾けると、ご飯が口幅くらいに集まってくるので食べやすいです
卵かけご飯以外にも、お茶漬けやとろろご飯、ねこまんまなど、水分多めなご飯をガーッとかっこむのにピッタリ。
うん、クリーミーな卵がご飯と一体となって、おいしい!
ちなみに、普通に箸でかき混ぜてみると
約1分混ぜ続けてもこんな感じ
白身の塊が残っちゃってます。違いは一目瞭然ですな
ただ、ご飯にかけてかき混ぜると、あまり違いはわからなくなっちゃいましたけど。……どちらもおいしい!
ちなみにこの「ときここち」、一応、卵かけご飯専用ということにはなっていますが、そのほかの料理でも、卵をよーくかき混ぜる必要があるときに活躍してくれそうです。
シャカシャカ……
プルップルの茶碗蒸しが完成!
通常は、溶き卵をザルでこしてなめらかにしていますが、「ときここち」を使うと、ザルを使わなくても十分なめらかに!
茶碗蒸しのほか、プリン作りやオムレツなど、とにかく卵をなめらかに、しっかりと混ぜたいときにおすすめです。
さて、専用茶碗とかき混ぜツールで最高の環境が整ったところで、次は味付けです。定番の「卵かけご飯専用しょう油」以外にも、さまざまなものがありました。
卵かけごはん専用チョイ足し食材たち!
まずは「卵かけご飯専用宗田節」
卵かけご飯にかつお節というのは、割と常識的な組み合わせだと思いますが、「専用」とまで言ってしまうとは……どう違うんでしょうか?
パッケージにおすすめの食べ方が書かれていたので、それを再現してみましょう。
まず卵の白身だけをご飯と混ぜ合わせて
そこに黄身をオン! ……もうおいしそうですね
宗田節をドバーッと乗せて、しょう油をチョロッとかけます
卵にかつお節の風味が混ざって……うん、そりゃあおいしいよね。
正直、ボクの舌では普通のかつお節とどこがどう違うのかはよくわかりませんでしたが……。若干、味がしっかりしているような気がします!?
お次は、卵かけご飯専用「魔法のきざみ大根」。「卵かけご飯が3杯食べたくなる」と書いてありますが……?
特に食べ方の指定はなかったので、普通の卵かけご飯に
「きざみ大根」をドバッと
要は大根のしょう油漬けなのですが、しょっぱさ、甘さ、うまみが渾然一体となった絶妙な漬け汁が、卵かけご飯とメチャクチャ合う!
大根のコリコリした食感もアクセントとなり、ホントに3杯いけそうです!
最後は問題作「たまごかけごはん専用コンビーフ」
コンビーフ……卵かけご飯に合うんでしょうか!?
ご飯にドサッとコンビーフを乗せて、真ん中にへこみを作って……
そこに生卵を投入
あとは卵を崩しながら食べるだけ!
生卵とコンビーフという意外な組み合わせですが、これが合うんだ!
カツオと昆布だしで味付けされた和風のコンビーフは意外としつこくない! 肉の濃厚な味わいを卵に足しつつも、さっぱりとした後味で朝食にもピッタリです。
さて、いろいろ試してきましたが、どれもおいしい!という感想しかありません。卵かけご飯の底力を思い知りました。
最後に、すべての専用グッズ&チョイ足し食品を一気に使ってみましょう。
こうなりました。全部乗せ
さすがに味のバランスが崩れてメチャクチャになっちゃうかな……と思ったのですが。
卵かけご飯って懐広いな!
新米の季節。卵かけご飯専用グッズを活用して、最高のTKGライフを送りましょう!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。