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ドライトマトが隠し味! 素材にこだわったピクルス専用酢

余りもの野菜をちょっと酢に漬けておくだけで、ちょっとしたおつまみや前菜にもなって便利なピクルス。“洋風お漬物”というべき存在で、和洋どちらのお惣菜としても合い、一品足りない時に助かるので、筆者は常備しています。お酒のおつまみとしても、カロリーが低く健康的なのもうれしいです。

そんなピクルスを、筆者はこれまで自己流でなんとなく調味料をミックスして作っていましたが、スーパーに気になる商品が……。

富士 ピクル酢

明治26年創業の京都の老舗酢醸造メーカーがピクルス専用に製造しているその名も“ピクル酢”

その名のとおり、ピクルス用のお酢。無農薬米のお酢「富士酢」を製造している飯尾醸造さんが発売しているもので、調べてみたところ、富士酢をベースに、鹿児島県喜界島の粗糖、赤穂の天塩、有機栽培のドライトマトにくわえて、ローリエとブラックペッパーが香辛料として入っているそうです。個人的にはドライトマトが入っているというのが目から鱗です。

原材料の“ドライトマト”が隠し味?

原材料の“ドライトマト”が隠し味?

原材料だけ見ても、レシピサイトなどを参考にこれまで筆者が自己流で漬けていたピクルスとはだいぶん違います。これはおいしいに違いない。

説明書によると、作り方は切った野菜に対して1/3程度の本品をくわえて、ジップロックや密閉容器で漬けて冷蔵庫に漬けておくだけ。ひと晩程度でも十分で、2日目あたりが食べごろ、冷蔵庫で2週間ぐらい保存がきくとのことです。

野菜の分量3に対して、1の分量が目安

野菜の分量3に対して、1の分量が目安

さっそくジップロックに入れて漬け込み。待つことひと晩でまずは味見してみました。感想はひと言で言うと、とてもやさしい味。自家製のピクルスは酢の酸味が強く、それに比べると適度な甘みがあり、とても食べやすいです。化学調味料や保存料などの添加物が使われていないため、身体にやさしいのはもちろん、クセがなく、味もとってもマイルド。やはりドライトマトが隠し味になっていて、ほどよい酸味と甘みをくわえていると感じます。

においも味もとてもマイルドなピクルス。化学調味料が一切使われていないため、自然なおいしさ

においも味もとてもマイルドなピクルス。化学調味料が一切使われていないため、自然なおいしさ

これまで割と適当に手作りしていたピクルスですが、この味を知ってしまったら、もう手作りよりも、こちらの商品頼みになってしまいそうです。おもてなしの一品としても最適。お料理上手と思われる、隠し玉的なピクルス専用調味料です。

えみぞう
Writer
えみぞう
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。
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しえる(編集部)
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しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
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