「青いバラは結局のところ開発されたのか、されていないのか」という、自分のあやふやな記憶に絶望するには十分すぎるほどの青さを誇るりんごジャムが到着しました。
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初めまして! 私、青いりんごジャム! |
世界初だというこの青色りんごジャム、何を隠そう正真正銘の青森県で生まれ育った合成着色料ゼロの箱入り娘です。決して駄菓子屋の細長いゼリーとか、宮沢賢治の短編が親御さんなわけではありません。青森のりんごがお父さん、アンチャンというタイの茶葉がお母さんです。つまりこのりんごジャムさんはハーフなのです。
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たくさんのポリフェノールが含まれているので、アンチエイジングにも効果的かも |
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驚きの青さ |
そう。このジャムがこんなに青々としているのは、タイのハーブ茶アンチャンを使用しているからなのです。これでお茶を入れると夢のような群青色の液体がやかんの口から飛び出してくるのです。原材料名を見てやっと納得できました。あれで染めたとあれば、これだけ容赦のない紺碧色になるのもわかります。
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わかりますでしょうか、ふるふるとゆるーいゼリー状なの |
肝心要の味なのですが、実をいうと私はジャムが苦手なのです。あのぬるっとしたいのかぷちっとしたいのかしゃりっとしたいのか、とにかくどっちつかずの舌触りがどうにも好きになれないのです。が、この商品は全然平気でした。寒天が含まれているせいでしょうか、食感はジャムというより緩いゼリーに近く、よく見ると固形状になっている部分もあります。
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ヨーグルトとのコントラストが美しいです |
試しにヨーグルトとよくよく混ぜてみたのですが、わかりますかね、凹凸があるの。もちろんスプーンで押せばへにょっとつぶれるのですが、これはこれでぷるぷるの食感が味わえて楽しいのです。
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見てくださいこの固形感! ジャムとゼリーのハイブリッド! |
そうそう、忘れるところでしたが、もちろん完全なるりんご味でしたよ。ひょっとしたらハーブ茶の香りとか味が若干混じっているのではないかという懸念もあったのですが、パーフェクトにりんごでした。
こちらの商品、今回は小さいサイズをご紹介しましたが、大きいサイズもあるらしいので、クリスマスシーズンになんとなくロマンチックなプレゼントを贈らなければならないという同調圧力に負けそうなときはぜひ活用してください。