2017年の年末も『スター・ウォーズ』の新作が劇場で見られますね。3年連続で新作が見られるなんていい時代になったものです。そしてお待たせしました。『スター・ウォーズ』といえばやはりこのコンビを外すことはできません。人間じゃないのに、なぜか人間味のある温かいキャラクターロボット、「C-3PO」と「R2-D2」です。そんな2体が今、この時期に満を持してのS.H.フィギュアーツとして発売されました。さすがのハイクオリティと愛きょうのある姿をいつでも楽しむことができますよ。
S.H.フィギュアーツ『スター・ウォーズ』シリーズ最新作です
パッケージを並べるだけでもカッコいいです
まずは「C-3PO」から見ていきましょう。劇中でもロボットらしいというか、コミカルな動きと表情のない顔なのに、なぜか人間っぽいキャラクターとして人気ですよね。筆者は野沢那智さん吹き替え版の「C-3PO」が大好きです。
鮮やかな金色、そしてロボットなのに人間っぽい造形もそのままです
フィギュアの全長は約155mm。劇中同様の鮮やかな金色は、最新の塗装技術「メタリック マテリアル フィニッシュ」で彩色されています。第4作『A NEW HOPE』版(最初に公開された『スター・ウォーズ』です)ということで、右足だけ銀色塗装の仕様でフィギュア化されています。
全身フル可動で、上体を反らしたりするポーズも可能
全身フル可動のフィギュアなのですが、「C-3PO」に限っていうと、劇中のロボットらしさをそのままフィギュアにしているので、腕などの可動には制限がつきます。肘がまっすぐにならなかったり、肩の可動がなかったりなど、最近の人間フィギュアに比べると動かないところが多いです。デメリットと思えるかもしれませんが、まさにそれが「C-3PO」なので、そのとおりに動かすと劇中同様の動きができるという利点もあります。
肘はまっすぐになりません。逆に「C-3PO」独特の動きになります
頭部は2つ付属。頭の一部分がくぼんだバージョンが付いています
劇場第1作目のフィギュア化ということで、右足は銀色塗装のままです
そして相棒の「R2-D2」です。『スター・ウォーズ』という作品を語るうえで欠かせないキャラクターの1体だと思っているのですが、台詞(せりふ)もなく、大活躍をするわけでもなく、画面にいるだけで安心するという不思議な魅力を持っているキャラクターですよね。S.H.フィギュアーツ版も「C-3PO」同様、劇場第1作目版のフィギュア化になります。全長は約90mm。
この愛きょうのある姿が「R2-D2」ですよね。胴体のディテールの細かさもすごいです
「R2-D2」は両サイドの2本の脚が可動し、劇中同様の移動モードを再現できます。また真ん中の脚は押し込むことで本体に収納でき、別パーツを付けると2本脚モードにすることも可能です。頭部は回転し、頭頂のカメラ部分を押し込むことで、メインカメラの色を変更できます。さらに胸部のアームも展開し、劇中「C-3PO」を修理していたようなポーズを取らせることが可能です。
両脚部分もしっかり作り込まれて、ケーブルなどは軟質素材で作られていました
真ん中の脚を押し込んで、付属のパーツに差し替えると、2本脚モードにすることも可能です
脚部分がしっかり可動するので、こんなポーズも可能です
胸部のアームが展開します。引っ張り出すのにちょっと注意が必要です
サイズが小さい割には、ちょっとお値段はお高めということで、ちゅうちょする部分もあると思うのですが、細かいディテールや彩色、そして可動の滑らかさなど、どれをとっても最近の「R2-D2」フィギュアとしてはかなり出来のいいものになっています。
そしてやはり、この2体は並べて飾るのが一番です。劇中同様の身長差であの凸凹コンビを再現できます。ただ並べておくだけでも絵になりますが、劇中のワンシーンを再現させながら飾っておくのは最高ですよ。
これで銀河No.1コンビの再現が可能です
大きさはこれくらい。劇中同様の身長差で飾ることができますよ
「C-3PO」が一方的に話をして、「R2-D2」はそれにかまわず、ずんずん前に進んでいってしまう…。なんか噛(か)み合っていないようで、信頼できる相棒って感じで、この2体のコンビ感は、筆者は大好きです。年末公開の最新作『最後のジェダイ』にこの2体が登場するかどうかは現時点ではわかりませんが、ぜひまたスクリーン上での活躍を見てみたいですね。
「C-3PO」の修理シーンを再現
劇中では、「R2-D2」がどんどん前に進んでいくタイプでしたよね
割れ鍋に綴(と)じ蓋じゃないですが、名コンビだと思います
なんといってもS.H.フィギュアーツの『スター・ウォーズ』シリーズは、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロにチューバッカなどシリーズおなじみのキャラクターがそろっているので、コレクションとしても統一して集めることができます。以前ご紹介しましたが、ストームトルーパーなどと並べても絵になると思いますよ。年末の新作公開に向けて気持ちを高めていきます!
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