「うまい棒」をスティック状に変える「おかしなうまい棒 スティックパーティー」や、「チュッパチャップス」をアイスキャンディーに変える「おかしなアイスキャンディー」などなど、ネット上でしばしば話題となるお菓子アレンジグッズ。
そんなお菓子アレンジ界に、ちょっと本格的な料理ができる新商品が登場しました。
「じゃがりこクッキング」!
名前の通り、人気のスナック「じゃがりこ」を使用したアレンジ料理を作れる商品です。元々じゃがりこはお湯を入れてポテトサラダにしたり、それにチーズを入れた「じゃがアリゴ」が話題になったりと、アレンジお菓子の代表的存在ではあります。それを公式が後押しする感じでしょうか。
中身はこんな感じ
おもちゃ感の強い見た目ですが、どのくらい本格的な料理を作ることができるんでしょうか?
さっそく、作ってみましょう。
まずはお好きな味の「じゃがりこ」を用意して
上の穴に突っ込んで
ハンドルをグルグル回すと……
下の容器に、粉々になった「じゃがりこ」が!
これが、すべての「じゃがりこクッキング」の基本となる「じゃがりっ粉」です。
こんな感じで、ごはんやおかゆにかけたり、おにぎりにまぶしたりと、そのまま「ふりかけ」的な用途で使ってもオッケー。
スナック特有のサクサク感と「じゃがりこ」の味が意外とお米にマッチしておいしい!
でも、もうちょっと手の込んだ料理(?)も作ってみたいですよね。
この「じゃがりっ粉」にお湯170ccを注いで
付属の「じゃがおスプーン」でぐにぐに混ぜ合わせると……
マッシュポテト状に
お湯と混ぜることで「じゃがりこ」のカリッとサクサク感はなくなり、ホクホクのマッシュポテトに。しっかりと味が付いているから、この状態で食べてもおいしいです。
で、このマッシュポテトを付属の型に入れて
ギューッと押し固めると
たこ焼きっぽい、丸いポテトに
細長い型に入れると
スティック状のポテトに
さっきのマッシュポテトと同じ味のハズですが、押し固めることで食感が変わってコレがまたおいしい! お湯と混ぜているから温かいというのも推しポイント。
スナックをアレンジしたというよりは、普通にじゃがいも料理の感覚で食べられますね。
しかし「丸」のほうはともかく、細長いポテトは持とうとすると折れちゃうのが難点
というわけで、ちょっと焼いてみたいと思います
オーブンに入れ、200℃で15分ほど焼いてみたところ……
すんごくカリッとした!
これなら指でつまんでも崩れません
熱することで「じゃがりこ」を作るときに使った油が浮いてきて、表面が揚がったようになっています。
あ、おいしい!
全体がホクホクの食感だった生(?)の状態より、表面がカリッ、中ホクホクの「焼きじゃがりこ」は、料理感がさらにアップ!
お酒のつまみにもよさそうです。
ちなみに、揚げたてのポテトを食べられる「カルビープラス」というお店には、揚げたての「じゃがりこ」っぽいメニュー「ポテりこ」というのがあります。
「焼きじゃがりこ」はコレに近いかなーと思いきや、結構違う。
「ポテりこ」は全体的にやわらかめですが、「焼きじゃがりこ」は表面のカリッと感が強調されています。どちらもおいしいです!
ついでに「丸」のほうも焼いてみました
おっ、こっちはさらにおいしい!
カリカリな表面とホクホクの中身のバランスが絶妙で、ファーストフードで売られていたら注文しちゃいそうなレベル!
ちなみに、残った「じゃがりこ」マッシュポテトに、マヨネーズを加えて混ぜ合わせると……
ほぼ、ポテトサラダに!?
1回揚げたポテトなので、ヘルシーかどうかは知りませんが、しっかりと味が付いているので、普通においしいポテトサラダになっています。
さて今度は、公式サイトでオススメされていた「ハイパーじゃがアリゴ」なる、なんともすごそうな名前のレシピも試してみましょう。
まずは、例のごとく「じゃがりっ粉」を作って、小さじ1/4の塩を入れます
そこへモッツァレラチーズ50gを投入
さらにお湯160ccを注いで
スプーンでグリグリ混ぜ合わせると……
みよーんと伸びる、謎の料理ができたー! ……何、コレ!?
味は……まあチーズですよね
モッツァレラチーズが自己主張しまくっていますが(「じゃがりこ」もチーズ味だし)、とりあえずビジュアルのインパクトは強力! 子供たちは喜びそうです。
ちなみに、このレシピの元になった「じゃがアリゴ」は、フランスの郷土料理「アリゴ」をじゃがりこで再現したもの。この「ハイパーじゃがアリゴ」はそのチーズ増し増しバージョンということでしょう。
もちろん「じゃがりこクッキング」がなくてもアレンジ料理は作れますが、硬〜いじゃがりこを砕くのは大変だし、じゃがりこの容器は耐熱ではないので、直接お湯を入れることもできません。「じゃがりこクッキング」があれば簡単&安全にじゃがりこ料理を楽しめるというワケです。
元がじゃがいもだけあって、「じゃがりっ粉」は、まだまだいろいろな料理へ活用できそう。パン粉代わりにしたり、チョコと混ぜたり、公式にもたくさんレシピが載っていますよ。これからいろいろなじゃがりこ料理を作っていこうと思います!