レビュー
手描きしたお魚たちが、手のひらサイズの水槽で自由に泳ぎ出す

iPhoneで水族館が作れる!?「おえかきすいそう ピクチャリウム」が不思議で楽しい!

自分で描いたお魚や動物が、まるでそれぞれの意志を持ったように、自由に動き出したら……。夢のようなお話に思えますが、2015年6月に発売されたタカラトミーアーツの「おえかきすいそう ピクチャリウム」(以下、ピクチャリウム)を使えば、それを実現できます! 手描きの絵をiPhone(5以降に対応)でスキャンすると、水槽を模したボックスの中でその絵が泳ぎ出すという、デジタルとアナログが融合したおもちゃになっています。自分だけの水族館を作ることができる、画期的な商品ですよ!

描いたお魚たちが、水槽の中で動き回る様子を収めた動画です。まるで生きているみたいに、行ったりきたり。えさをあげると食べてくれたりします。何を描くかは自由なので、お魚以外も泳がせることができますよ!

ボックスの上にiPhoneをセットして水槽を作ります!

ピクチャリウムで遊ぶには、まず、水槽の組み立てを行います。組み立てと言っても、水槽型のボックスに背景やクリアボードを設置するだけなので簡単。組み立てたボックスの上に、専用アプリ(「おえかきすいそう ピクチャリウム」という名称のアプリです)を起動したiPhoneを乗せることで、水槽ができあがります。専用アプリの画面を本体の箱の中に投影することで、水槽のような映像を再現する仕組みになっています。

パッケージはこんな感じです。対象年齢は8歳以上

パッケージはこんな感じです。対象年齢は8歳以上

水槽ボックス、クリアボード、背景ボード、iPhone 6用フレーム、iPhone 5/5s/5c用フレーム、お絵かきカード(おさかなカード、おやつカード)、取扱説明書が入っています

水槽ボックスに背景ボードを取り付けます。クリアボードは、両面に貼ってある緑色と透明のシートをどちらもはがして、幅の広いほうを上にして本体に設置します

セットするiPhone に合うフレームを選んで、ボックスの上に設置します(今回は、iPhone5sを利用したので、iPhone 5/5s/5c用フレームを使いました)。なお、iPhone 6 plus では、フレームを使わずに、本体の上にそのまま設置できるようです。フレームの上に、専用アプリを立ち上げたiPhoneを乗せて、水槽の準備は完了です

カードに自由にお絵かきをして遊ぼう!

ピクチャリウムの楽しいところは、自由な発想で描いた絵が水槽の中で泳ぎ出すことです。付属する専用の「おさかなカード」「おやつカード」に、自由に絵を描いていきましょう。お魚に限定することなく、人魚や水泳をする人、亀、深海魚、猫、オリジナルの生物、妖精、なんでもオッケーですよ。

「おさかなカード」に描いたものは、左側を進行方向として水槽の中で動くので、たとえば、お魚を描く時は、左側に頭が、右側にしっぽがくるようにイラストを描きます。緑色の枠からはみ出さないように描くこと、輪郭は隙間がないようにつなげるように描くこと、太い黒いペンでくっきりと描くことがコツです。緑色のわくに触れていたり、細いボールペンで書いていたり、線が繋がっていなかったりするとスキャンしにくいので注意が必要です。

カードは各10枚ずつ、20枚が同梱されていますが、公式ページから、追加のカードのPDFをダウンロードすることができます。

編集部のみなさんに描いてもらいました

編集部のみなさんに描いてもらいました

カードをスキャンすると水槽の中で泳ぎ出します!

では、実際に遊んでみましょう。魚などを描いた「おさかなカード」「おやつカード」を、iPhoneのリアカメラでスキャンすると、水槽の中で泳ぎ出します。

カードをiPhoneのリアカメラ部分にかざすと、画面の下のほうにカメラの枠が表示されます。カードの緑色のふちがその枠の中に収まるようにすると、スキャンされ、水槽の中に落ちていきます。水槽には本当に水が入っていて、お魚たちがふわふわと泳いでいるように見えますね〜。また、水槽に最初に入れるのは「おさかなカード」でないといけないようです

「おやつカード」も、同じ方法でカメラにカードをかざしてスキャンします。水槽におやつを投入すると、お魚たちが食べにきてつっついたりします

暗い場所だったりすると、うまくカードを読み取れないことがありました。その場合には、カードを明るい机の上などにおいて、いったん水槽ボックスからiPhoneを離してスキャンしてもOKです

専用アプリには、用意されたイラストに撮った写真を合成できる「顔ハメフレーム」が用意されています。人の顔をした人面魚を作ったり……、

鎌田編集長をえさにして、お魚たちに食べさせたりもできます(笑)

鎌田編集長をえさにして、お魚たちに食べさせたりもできます(笑)

カメラ部に手をかざすと、メニュー画面が表示されます。手のひらを左右にふることで、画面をスクロールすることができます。アプリ内にあらかじめ用意されているお魚やおやつの画像を選んで、水槽に泳がせることもできます

水槽を使わずに、iPhoneの画面のなかだけでも楽しめます。画面をタッチすると魚たちが群がってきて、けっこう楽しいです

まとめ

楽しく描いた絵が動き出す様子は、面白くてびっくり! 似たようなコンセプトとしては、描いた魚が大型のスクリーンの中で泳ぐ、チームラボの「お絵かき水族館」が有名ですが、ピクチャリウムは、手のひらサイズの水槽で楽しめます。水槽の中を見ていると、ゆっくり(またはすばやく)左右に動いたり、水槽の底をつっついたりする動き、えさの食べ方、動きの種類がとても豊富で、飽きずにじーっと見入ってしまいました。たまに、共食いしたりもします(笑)。自分が描いたお気に入りの絵が動くなんて、本当になんともいえないかわいらしさがあって、愛着がわきましたね〜。まだ、今回だけでは知ることができなかった動き方が残っているはずですし、アプリのアップデートにより、季節ごとにイベントが追加されるそうなので、それも楽しみです。価格は1,780円(税別)。なかなかお買い得なおもちゃではないでしょうか。

ちょっと残念だったのは、スキャンした絵を保存しておけないことです。バックグラウンドアプリを終了してしまうと、水槽は元の状態に戻ります。「描いた魚が紙を飛び出して水槽の中へ落ちていく」という体験が重要視されていて、こういう仕様になっているのかなと思いましたが、一度スキャンした絵を保存しておけたら、外出先でもiPhoneだけで遊べて便利だと思います。アプリの機能追加で、絵を保存できるようになるとさらに楽しいですね!

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堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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