デジモンの誕生20周年を記念して数量限定で発売!

初代デジモンが20年の時を経て超進化して復刻! 2体同時育成が可能で総登場キャラはなんと154体

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デジタルモンスター ver.20th

1996年に発売された「たまごっち」が大ブームとなり、当時、それにともなってさまざまな携帯型「液晶玩具」が発売された。その中のひとつに、戦う「たまごっち」をコンセプトした「デジタルモンスター」がある。1997年6月に誕生した同製品は、キャラクターを育てて、それらをバトルさせるという要素が受け、公式大会が開かれるほど人気となった。

“デジモン”の愛称で親しまれ、これまでにさまざまな携帯型液晶玩具シリーズが登場。家庭用ゲームやアニメ・映画なども作られ、いまでも根強い人気が続いている。つい最近だと、OVA作品の『デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」』が9月30日より劇場上映や配信が開始される。

そして今年は、そんな“デジモン”が誕生してから20周年となるアニバーサルイヤー。20周年を記念して、初代の携帯型液晶玩具を超進化させた「デジタルモンスター ver.20th(デジモン20周年記念版)」(以下、デジモン ver.20th)が発売された。そこで今回は、デジモン ver.20thが当時と比べてどう進化したのかなどの情報を交えつつ、レビューをお届けしよう。

デジモン ver.20thの第1弾として、初代の本体カラーを再現した、オリジナルブラウン(右)とオリジナルグレー(左)が発売された。商品パッケージは、当時を踏襲したデザインになっている。バンダイのECサイト「プレミアムバンダイ」にて予約販売が行われたが、アッという間に完売してしまった。価格は各3,780円(税込)だ

1997年に発売されたデジタルモンスターver.2(右)と比較。本体のサイズは、約5.8(幅)×4.1(高さ)×1.5(奥行)cmと当時のものとほぼ同サイズ。500円玉と比較してもわかるように、手に納まるサイズなので、常に携帯してデジモンを育てられる。3つのボタンもゴム製で当時のままだ。少々押しにくい点が残念なところ。そこは改良して欲しかった

デジモン ver.20thの第2弾として、ズバモンカラー(ゴールド)、オメガモンカラー(パールホワイト)、アルファモンカラー(ブラック)の3色が年末に発売予定だ。こちらも人気で、すでに2次予約販売は終了している

外見は初代のままだが、2体同時育成で内容が“超進化”

初代デジモンは、デジモンの卵「デジタマ」から誕生した1体のデジモンを育成して進化させ、トレーニングをして強化させていきながら、友だちのデジモンと戦わせるというものだった。

それがデジモン ver.20thでは、2体のデジモンを同時育成できるようになった。2体同時にエサやプロテインなどの食事を与えたり、タッグでトレーニングや通信バトルも可能となり、楽しさが倍増。デジモンのお世話も2体になったことで食事や治療などをまとめてできて楽なこともあるが、一方ウンチが溜まる速度も2倍になるため大変にもなっている。

アイコンの数が当時の8個から10個に増え、デジモン ver.20thならではの要素も加わっている。基本的な要素は変わらないので、当時遊んだ人はスンナリ楽しめるほか、シンプルなゲーム内容なので、初めての人でも簡単にプレイできるだろう。

2体が一緒にエサを食べているところだ。ほかにも、2体のデジモンがひとつの布団で一緒に寝る姿はカワイイ。2体が対戦する形式でのトレーニングも行える

アイコンが10個に増えて、できることが増えた。各種機能はボタンを押して、アイコンを切り替えて実行していく形。液晶画面はモノクロの16×32ドットで、この解像度でキャラクターの動きなどが表現されている。当時のままの液晶なので、角度によっては画面やアイコンが見づらくなる

進化とデジモン数、卵のこと

デジモン ver.20thには、たくさんの種類のデジモンが登場する。なんと収録総数は154体。本体カラーごとに育てられるデジモンの種類に違いがあるが、単体で育成できるのは、100体ほどになり、それでもかなりの数になる。初代シリーズのver.1〜5の各デジモンがすべて登場するほか、デジモンの周年記念で誕生したものや新キャラまで用意されている。

どのデジモンに育つかは、デジタマによって決まっているのだが、それらデジタマは何種類も用意されおり、2体目の育成開始時から自由に選べるようになっている。いくつものデジタマがあるおかげで、さまざまなデジモンを育てられる。

ほかにも特殊なデジタマも用意されていて、「通信した人数」や「バトルモードでの勝利数」、「アルバムへの登録数」など、特定の条件をクリアすることで出現するようになっている。しかも本体カラーごとに異なる限定の「特殊デジタマ」まで用意されている。やり込むことで新しいデジタマが手に入り、育てられるデジモンの種類も増えていくというわけだ。

このほかに、究極体デジモン同士が合体して進化する要素まである。デジモンを育てて進化させ、やり込んでいろんな種類を集めるのが好きな人にとっては、存分に楽しめる内容となっている。

実際、やり込まなくても、最初に違う種類のデジタマを選ぶようにしていけば、さまざま種類のデジモンに育つので、次はどんなに姿に成長するのかを楽しみながら遊べる。

しかもデジモンの進化スピードは、初代と比べて大幅にアップしていて、次の進化までの時間が短くなっている。おかげで、デジモンが次々に進化していくので、多くの種類を育てられるのも嬉しいポイントだ。

ステータスにデジモンの名前が表示されるので、どのデジモンかわかって愛着が持てる

ステータスにデジモンの名前が表示されるので、どのデジモンかわかって愛着が持てる

バトルは通信タッグ戦のほかに、1人対戦でも楽しめる

なんといってもデジモンの楽しみは、育成したデジモンを戦わせるバトルだ! 本体の上部に通信用のコネクターが用意されており、本体同士を向かい合わせて通信を行うことで、対戦が可能だ。バトルもシングル戦のほか、デジモン ver.20th同士が2対2で戦うタッグバトルも楽しめる。

さらにデジモン ver.20thには、1人で遊べるバトルモードが用意されている。いわゆるCPU戦で、あらかじめ決められた対戦相手と次々に戦っていける。シングル・タッグそれぞれに、100ラウンドまであり、徐々に相手が強くなっていき、このモードでしか現れないデジモンも登場する。初代では、ほかのデジモンがないと対戦ができなかったが、今回は本体1個だけでもバトルが可能だ。育てたデジモンで戦っていく醍醐味をひとりでも味わえる。

また、通信機能を使って、これまでに育てたデジモンのコピーをほかのデジモンに受け渡しすることも可能になっている。コピーのデジモンは、育成中のデジモンと一緒に戦わせられる。友だちと一緒にデジモンを遊べば、より一層いろんな種類のデジモンを集められ、楽しさも倍増するだろう。

本体上部にコネクターがあり、ここに2体の本体を向かい合わせて接触させ、通信を行う 本体上部にコネクターがあり、ここに2体の本体を向かい合わせて接触させ、通信を行う

本体上部にコネクターがあり、ここに2体の本体を向かい合わせて接触させ、通信を行う

通信バトルでは、初代のデジモンシリーズやデジヴァイス Ver.15thシリーズなどの昔の機種とシングル戦も可能。当時の製品を持っているなら試してみるといいかも知れない

通信バトルやバトルモードで戦って勝率を上げていこう。ちなみに成熟期の時に、バトルを15戦以上行って勝率が高いと、完全体に成長するようだ

Web連動とも連動していて、デジモン集めやバトルができる

デジモンのウェブサイト「D-1グランプリ」と連動して楽しめるようになっているのもデジモン ver.20thならではの特徴だ。育てたデジモンのパスワードを「D-1グランプリ」の図鑑に登録でき、さらにそれらのデジモンを使ってコンピューター戦が遊べるようになっている。

ほかにも、日本中のライバルと戦い、デジモンテイマーの頂点を目指すトーナメント大会「Dー1グランプリ」もWebで復活! デジモン ver.20thで育てたモンスターをDー1グランプリに参戦させることができる。残念ながら、第1回大会はすでに終了してしまったが、第2回大会にも期待したいところだ。

育てたことのあるデジモンはアルバムに登録されていき、デジモンごとに16桁の数字も表示される

育てたことのあるデジモンはアルバムに登録されていき、デジモンごとに16桁の数字も表示される

「デジモンウェブ」の「D-1グランプリ」で16桁の数字を入れると、デジモンを登録できる。デジモン ver.20thはモノクロ表示だが、なんとこちらはカラフルなデジモンの姿が楽しめる

登録したデジモンを使って、CPU戦や「D-1グランプリ」のトーナメント戦をWebでも楽しめる

登録したデジモンを使って、CPU戦や「D-1グランプリ」のトーナメント戦をWebでも楽しめる

2体同時育成は大変だが、なつかしのデジモンはやっぱりおもしろい!

実際に、1か月ほどデジモンとともに生活したのだが、2体同時に器用に育てていくのは少々大変。ウンチが4つ貯まるとデジモンが病気になってしまうため、数時間、目を離しただけで、ウンチまみれの病気状態になったこともしばしば。デジモンの面倒をみられないときには、「でんき」で3時間寝かすことができるので、いくぶん楽ではあるが、それでもマメなお世話が必要になる。

そんなデジモンではあるが、育てるデジタマを変えることで違うデジタマに成長していくので、マンネリ化することなくプレイできるのはいい点だ。当時に遊んだ人なら懐かしみながら楽しめることだろう。

とにもかくにもデジモン Ver.20thは、これまで20年培ってきた要素を詰め込み、デジモンの育成やバトル、収集が存分に楽しめる内容で、ゲームの完成度は高い。初代と変わらぬ大きさの本体に、ギッシリ詰まっている感じだ。デジモンファンなら絶対にハマれるはずだ!

デジモンオフィシャルポータルサイト「デジモンウェブ」:http://digimon.net
デジモンウェブサイト「D-1グランプリ」:http://digimon.net/20th/d1/
Ⓒ本郷あきよし・東映アニメーション ⒸBANDAI

川村和弘

川村和弘

新しモノ好きで、元ゲーム雑誌の編集者。玩具の攻略本を出版した経験もアリ。現在は、iPhone関連の情報メディアなどで編集・ライターとして活躍中!

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2018.1.12 更新
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