突然ですが、先日「百人一首」を購入いたしました。「百人一首」をテーマにしたアニメや漫画もあり、大人はもちろん小さな子供達にも人気が高いようですね。筆者の好きな歌は・・・、などと色々と語りたいところですが、歌を全部記憶できておりません。筆者が遊んでいるのはもっぱら、“坊主めくり”です。
ところで、みなさんは、「百人一首」の札を使って遊ぶ“坊主めくり”ってご存知ですか? 筆者が子供の頃は、親戚や友達が集まると必ずと言っていいほど“坊主めくり”で遊んでおりました。
「百人一首」の絵札だけを使う遊び方で、まずは絵の描いてある札100枚をよくまぜて裏返して山札にします。絵札には、男性(殿)札・坊主札・女性(姫)札があり、男性札を引いたらそのまま手元に残し、坊主札を引くと自分が持っている札をすべて山札とは別に場に返します。最初に女性札を引いた人が、場にある札をすべて手に入れることができます。順番に山札から札を引いていき、最後に手元に残った札が最も多い人が勝ち、というゲームです。
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男性(殿)札・女性(姫)札・坊主札の3種類の札で遊ぶのが基本です |
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女性(姫)札を引くと、場におかれている札をすべて手に入れることができます |
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坊主札を引くと、せっかく手に入れた手持ちの札をすべて場に返さなければなりません |
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天皇札や、坊主札の中でも蝉丸札に特別なルールを設けている場合もあります。自分達でオリジナルルールを作るのもありですよ |
地域によって、また家庭によって様々なルールがあるようです。筆者宅では、天皇札(台座に縞模様がある札)を引くと、参加者全員の札をもらうことができました。また、蝉丸札を引くと、自分も含めて参加者全員が手持ち札を場に返すという大どんでん返しルールも採用しておりました。慣れてきたら、いろんなルールを工夫して大いに楽しんでください♪
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。