年々便利なデジタル製品が発売されている近年ですが、アナログな筆記用具はいまだに必需品! 筆者もペンケースを常に持ち歩きつつ、自宅ではペン立てを常設しています。
でも、ペンケースの中に必要な筆記用具をすべて入れておくとごちゃごちゃしてしまい、サッと取り出すことができないときってありませんか? ペン立てであれば、先端が見えているので取り出しやすいのですが…さすがに持ち歩くのは難しいですよね。
底にある定規が取りたいのに…
今回、あるときはペンケース、そしてあるときはペン立てにと状況に合わせて使い分けることができるペンケースを見つけました!
一見、ペンケースとは思えない見た目ですが…?
これはリヒトラブの「SMART FIT ACTACT スタンドペンケース」。テレビ番組で紹介されたことなどもあり、発売から2か月で約3万個も売れたという話題のアイデア商品です。機能やデザイン面において最もすぐれている商品に贈られる「日本文具大賞2016 機能部門優秀賞」を受賞しているとのことで、期待が高まります。
尻すぼみの変わった形です
よくあるペンケースとはかなり形が違います。また、素材にはシリコンゴムが使われていて、撥水(はっすい)性バッチリ! うっかり飲み物をこぼしてしまってもサッとひと拭きでキレイにすることができます。ペンケースにしては珍しい素材ですね。
さっそくペンを入れてみましょう。
通常のペンであれば15本ほど入ります
持ち運ぶときはファスナーを閉めれば、縦向きでも横向きでもどちらでも大丈夫です。小さな折りたたみ傘と同じくらいの大きさなので、かさばりません。
そして、学校や会社のデスクに着いたらファスナーを開けて…
グッと押し込む!
ペン立てに変身!
グッと上から押し込むと、底の部分がペンケース内に押し入れられてペン立てになりました。短くなったぶん筆記用具が顔を出し、必要な筆記具がひと目で見つけられて取り出しやすい!
今までもペン立てになるペンケースはありましたが、変形が少し面倒だったり、安定感に不安があったりしたのですが、これはかなりしっかりしています。
ペンケースからペン立てへの変形がどれだけ簡単か、動画を撮影してみました。
安定した場所で行えばとっても簡単!
※力を込めてペンケースを押し下げるので、不意に筆記用具が飛び出してしまうという危険性があります。動画ではわかりやすいように蓋を開けていますが、ファスナーを開けるだけにし、蓋をかぶせた状態で押し込むとペンが飛び出しにくくなります。
ペン立てとして使用した後は、底を引っ張り出せばペンケースに戻ります!
しっかり底を持って引っ張りましょう!
押し下げるときは必ずファスナーを全開にしておかないと、破損の原因になるので気をつけてくださいね! また、底を伸ばすときは必ず底を手で引っ張るのが長持ちの秘訣(ひけつ)! 無理やり筆記具を押し込んで収納すると、底面を突き破ってしまう可能性がありますよ。
使ってみて1つ気になったのが、消しゴムがちょっと取り出しにくいこと。社会人になるとボールペンばかり使うようになるのでそこまで困らないですが、学生さんは不便かも。そう思っていたら、蓋の裏に消しゴムを固定する場所が付いた「オーバルタイプ」があるのを発見。こちらもいいですね。
今回筆者が購入した丸筒タイプのカラーバリエーションは、筆者が購入したネイビーのほかにレッド・イエローグリーン・ブラックの全4色。オーバルタイプは6色です。
こんな感じで、普段からペン立てとして使っています
よく使う筆記具は持ち運び用と自宅用で2つ購入していた筆者ですが、その必要ももうありません。普段からペン立てとして使って、出かけるときはパッと変身させてペンケースに!1つのアイテムが状況や場所に合わせて変化する、ありそうでなかったおすすめのアイデア商品です!