いいモノ調査隊

「石器」みたいなペーパーナイフ。“原始人“の気持ちがわかるかも!?

石器時代っていつだっけ?

歴史では、時の王朝や統治者、政治体制によって、平安時代や江戸時代といった具合に呼称してそれぞれの時代を分類しております。一方で、三時期法(三時代区分法)という時代の分類法があります。19世紀の初め、デンマークの C.トムセンによって提唱された分類法で、人類の文化を主要な利器の材料により、石器時代、青銅器時代、鉄器時代の3時期に分類する区分法のことです。

筆者は石器時代や青銅器時代の歴史が大好きで、今でも国内のみならず毎年中国の遺跡をめぐり、出土した文物をじっくりとながめては往時の暮らしぶりを夢想しております。ということで、今回はそんな古き時代に思いをはせることができそうな、すてきなグッズをご紹介いたしましょう。

それがこちら。石の標本のようなパッケージもいいですね

それがこちら。石の標本のようなパッケージもいいですね

シャープですっきりしたデザインが印象的です

シャープですっきりしたデザインが印象的です

石器に使われていた「黒曜石」をイメージ

今回ご紹介するのは、スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備えた商品を展開する、+dブランドの「Sekki Paper Knife」。Sekki(石器)をコンセプトにデザインしたペーパーナイフです。カラーリングは黒と白の2種類がありますが、この商品に限っては、筆者は黒がベストチョイスだと思っております。

というのも、透明感のある黒色で非常に鋭い断面を持つ黒曜石は、石器時代にナイフや鏃(やじり)、槍(やり)の穂先などに使われていた石としてよく知られています。今回の商品は石器をイメージしたペーパーナイフ、やはり石器時代の先人たちが使っていた黒曜石と同じ黒が似合います。それでは細部をチェックしてみましょう。

昔の石器のように黒曜石を割って偶然できたような不規則な造形がすてきです

昔の石器のように黒曜石を割って偶然できたような不規則な造形がすてきです

大きさはW118×H13×D40mm。手に持ったときにしっくりくるサイズです

大きさはW118×H13×D40mm。手に持ったときにしっくりくるサイズです

先端は薄く、挿し込みやすい形状

先端部分は薄く作られており封筒に挿し込みやすくなっています

先端部分は薄く作られており封筒に挿し込みやすくなっています

写真ではちょっとわかりにくいですが、刃の部分(写真下側)は、紙が滑りやすいように鏡面仕上げ、刃でない部分(写真上側)は微細加工という手法を使ってあえて筋を出し、黒曜石らしさを表現しています。

切れ味は悪くありません

切れ味は悪くありません

刃の部分で指先を軽く動かす程度では指が傷つくことはないのでご安心を

刃の部分で指先を軽く動かす程度では指が傷つくことはないのでご安心を

ペーパーナイフとしての実用性はもちろんですが、デスクの上にあるだけですてきなオブジェとしての存在感を示す「Sekki Paper Knife」。また、重量は35gあるので(500円玉5枚分)、ペーパーウエイトとしても使うのもよいかも。自分用はもちろん、文具好きの方へのギフトとしても喜ばれそうですね♪

わたる

わたる

主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。

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