パソコンやスマートフォンが一般化し、いまや新聞や雑誌の記事、資料のスクラップはデジタル保存が主流。そんな中、iPhoneやスマートフォンのカメラ機能を使って、その場で手軽に紙資料のスクラップができるツールを発見!その名も「KYBER SmartMarker」。
使い方はいたって簡単。まずは、蛍光マーカーのようなペンでデジタル化したい部分をなぞり、専用のアプリ『O-RID KYBER』をインストールした、iPhoneまたはスマートフォンのカメラで撮影するだけ。複数行にまたがる文字ならブロック単位で囲みます。
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専用マーカーでスクラップ部分を囲んで指定後、アプリで撮影 |
スクラップをイメージファイルとして保存するだけなら他にもツールがありますが、この商品が優れているのは、画像データから文字を認識して抽出してテキストデータ化(OCR)ができること。撮影した画像をアプリからアップロードすると、最短90秒、遅くとも24時間以内にはテキストデータを得ることが可能です。文字認識は活字だけでなく、手書き文字にも対応。ハサミや糊がなくても、ペンとスマートフォンさえあれば、いつでも手軽に、かつペーパーレスで紙資料やメモを便利に保存できるツールです。
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デジタル化されたデータの管理画面。テキスト化されたデータは、編集したり、タグを付けて管理したり、メールやEvernote、Facebook、Twitter、mixiへも送信できる |