パソコンやスマホといったデジタルツールが一般的になった昨今、筆記用具としての鉛筆の出番はすっかり減ってしまいました。その上、手書きで何かメモを取るにしても、大人になると、ボールペンやシャープペンシルでこと足りてしまうので、鉛筆自体を使う機会がめっきり減ってしまいました。それはつまり鉛筆を削るという行為、文化自体も失われてしまったことになります。
しかし、そんな矢先に出会い、そのかわいらしさと懐かしさでたまらず手にしてしまったのがこちらの商品。レトロなカメラをモチーフにした、鉛筆削り機です。
見た目は、懐かしの二眼レフカメラそのもの。上の段ファインダーレンズの部分に鉛筆を差し、後ろのハンドルをグルグル回せば鉛筆が削れる手回し式です。下の段の撮影レンズの部分が引き出しになっていて、削りカスがきちんとたまる仕組みです。
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裏側の手回しレバーを回すと、鉛筆が削れる仕組み |
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上段のファインダーレンズの部分を引き出し、レンズ部分に鉛筆を挿し込んでセットする |
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削りカスは下段の引き出しの中へ |
鉛筆を使う機会は大幅に減りましたが、家に1本や2本は今でも残っていたりもする鉛筆。簡易式の小さな鉛筆削りでもことが足りるとはいえ、インテリアとして飾っておくだけでもかわいくて、それが鉛筆削り機としても使えるのなら一石二鳥! カメラ好きなら1台あってもいいアイテムです。