デンマークのキッチンツールメーカー・Scan Wood(スキャン・ウッド)。木製のキッチンツールを中心に展開しているメーカーで、良質な木材を使用した品質のよさはもちろん、洗練されたデザインと機能性を両立するメーカーとして定評があります。そんなスキャン・ウッドが発売している、ちょっと異色の商品がこちら。日本人にはなじみの深い、寿司下駄です。お寿司屋さんへ行くと必ず出てくる、日本の伝統工芸とも言えるテーブルウェアが、北欧のメーカーの手にかかると、ひと味違ったオシャレな商品に。
木材は、丈夫さと食材の風味を損なわないブナ材を使用。端にワサビやガリを載せるためのスペースが設けられているのも、日本の伝統や既成概念に捉われない外国人ならではの発想でユニークです。
サイズは、奥行13センチ×幅26センチ×高さ2.4センチ。お寿司屋さんで一般的に使われている寿司下駄は、8寸(約幅24センチ、奥行き15センチ、高さ6センチ)のものが用いられているので、やや細長くて、高さは低めです。
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下駄の高さは2.4ミリ。でもこの低さ加減がいろいろな料理を盛り付けるのに最適なテーブルウェアとしての汎用性を高くしている |
とはいえ、この微妙なサイズ感が使い勝手をよくしてくれます。お寿司だけでなく、チーズやおつまみ、オードブルなどの洋食材、パンなど何を盛り付けても料理をオシャレに引き立ててくれ、和洋の食材を問わず、幅広いシーンに使えます。おもてなし用の食器として揃えておきたい、ちょっとキッチュな雑貨です。
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手まり寿司を盛り付け。お寿司屋さんのように本格的っぽくなる |