いいモノ調査隊

使っているだけで芯が尖って、常にシャープな書き味が!

筆者がはじめてシャープペンシルなるものを使いはじめたのは今から40年ほど前になります。その後、多くの新しいタイプと出会いましたが、芯が細くなった以外は、あまり大きな進化はないように思っておりました。ところが、数年前に“クルトガ”に出会い、シャープペンシルの進化を実感してからは、ずっとこのシリーズを愛用しております。

“クルトガ”の最大の特長は、常に芯がとがった状態で使用できること。シャープペンシルの中に複数のギアを組み込み、文字を書くときの筆圧を利用してギアを動かしています。1画書くたびに芯が少しずつ回転するので、字を書くほどに芯先がとがった円錐状になっていきます。

筆者が愛用しているのは、“クルトガ ローレットモデル”。質感の高い金属製のギザギザグリップで、滑りにくいところが気に入っております

筆者が愛用しているのは、“クルトガ ローレットモデル”。質感の高い金属製のギザギザグリップで、滑りにくいところが気に入っております

内部に組み込まれたギア。これが芯を円錐状に保つクルトガ機構です

内部に組み込まれたギア。これが芯を円錐状に保つクルトガ機構です

写真ではわかりにくいですが、芯は常に円錐状になっています

写真ではわかりにくいですが、芯は常に円錐状になっています

“クルトガ”には、プラスチックを使ったベーシックな“クルトガ スタンダードモデル”、低重心でアルミグリップを採用したより上質の“クルトガ ハイグレードモデル”、それに金属製のギザギザグリップがポイントの“クルトガ ローレットモデル”があります。持ったときの安定感や質感は金属を採用した“ハイグレードモデル”や“ローレットモデル”の方が上回りますが、“スタンダードモデル”はグリップ部がスケルトンになっているので、“クルトガ”機能のギアの動きを見られる楽しみがあります。

“クルトガ ハイグレードモデル” (写真上)と“クルトガ スタンダードモデル”(写真下)

“クルトガ ハイグレードモデル” (写真上)と“クルトガ スタンダードモデル”(写真下)

40年前は0.9mmの芯がほとんどで、筆者はシャープペンシルの芯をよくカッターナイフで削っておりました。やはり、“クルトガ”はすごい進化だと改めて認識したしだいです。

わたる

わたる

主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。

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