シャープペンシルなどの筆記用具を机の上に置いていると、ちょっとした震動でも転がって床に落ちてしまうことがあります。また、試験やテストの時だと、“落ちる”のは嫌な感じですよね。
ところが、“筆記具は転がる”という常識を覆すべく開発されたユニークなシャープペンシルが発売されています。“おきあがりこぼし”の原理を利用した、トンボ鉛筆の「ユラシャ」。
机から転がりにくい秘密は、ペンの片方の側面に内蔵された金属棒のおもり。“おきあがりこぼし”のように、常に重い側面が下になります。そのため、机に震動や衝撃が加わっても、ゆらゆらとゆれるだけで転がりません。
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中に入っているおもりによって常に上を向いて止まります |
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右に少し転がしてみました。この状態でとどまることはなく、すぐに元の位置にもどっていきます |
おもりといっても、それほどの重量はないので、文字を書いている時に特別に重いという感じはありません。金属を使ったシャープペンシルとほとんど変わりませんし、バランスが悪くて書きにくいということもありません。
カラーリングは全部で5色。筆者が購入したものは、キューカンバー(きゅうりの意味です)。他には、ラムネ、イチゴミルク、ブルーベリー、ブラックセサミなどおいしそうな色がそろっています。
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。