シンプルながらも実用性や機能性を備えた独特なデザインで、世界中に根強いファンを持つ、フィンランドの食器メーカー・iittala(イッタラ)。そんなイッタラの食器の中でも、ひと際繊細なデザインで人気のシリーズ“Kastehelmi(カステヘルミ)”に待望の新作が登場しました。
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直径約11.5センチ、高さ約10センチで、容量350ml。写真は左からフォレストグリーン、クリア、サンドの渋めのラインアップ。他にもアップルグリーンやライトブルー、サーモンピンク、ペールピンク、レモン、グレーの9色展開 |
“Kastehelmi(カステヘルミ)”とは、フィンランド語で“露の雫”の意味。その名のとおり、露のを散りばめたような美しい模様のあるガラスの器で、光を受けて大小の粒の陰影が輝く様子は、涼しげかつ上品に料理や食卓を彩ってくれるのが特徴です。
そんなシリーズに新たなラインナップとして加わったのが、こちらのスタンドボウルです。高さ10センチの脚付きのボウルで、食卓を立体的にコーディネートするのに最適。デザートやフルーツ、前菜など何を盛り付けても様になります。
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ガラスの粒が周囲の光を集める効果で、盛り付けた料理や食材をライトアップしてよりおいしそうに見せてくれる効果も |
このシリーズのもうひとつの魅力は、ガラスなのに丈夫なところ。ふつう繊細なガラス食器は取り扱いに気を使うものですが、カステヘルミは厚みのあるしっかりとした造りで、落としたり手荒に扱えばもちろん割れてしまいますが、他の食器と同様に扱うことができます。食洗機にも気兼ねなくセットでき、気負わず使えるぶん、出番も多くなります。
実は今販売されているカステヘルミは復刻版。フィンランドを代表するガラスデザイナーのオイバ・トイッカがデザインしたもので、デビュー50周年を記念して2010年に復刻された歴史あるシリーズです。食器としてだけでなく、アクセサリーや小物を入れるためのインテリアとしても幅広く活躍するアイテムで、その美しさに眺めているだけでも優雅な気分になることができるとっておきの贅沢感もありながら、実用的なアイテムです。
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お刺身の盛り付けにも◎。渋めのカラーのスタンドボウルなら、和の食材や和食器とのコーディネートにも似合います |