“エンボス加工”ってご存知ですか? 金属や紙などに文字や絵柄を浮き上がらせる加工のことをいいます。身近な事例では、キッチンペーパーやトイレットペーパーの凹凸や、キャッシュカードやクレジットカードの口座番号や氏名などもエンボス加工です。日本では、個人でエンボス加工をする機会はあまり無さそうですが、海外では、署名などと合わせてよく使われています。
エンボス加工をする道具をエンボッサーといい、筆者も初めて目にしました。購入したのは、ミドリから発売されている「エンボッサー」。エンボスできるのはアルファベットや花・ハート・動物などをモチーフにした絵柄で、36種類が用意されております。これらがデザインされた専用の別売カートリッジを本体に挿入して使います。
![]() |
本体は60×43×73mmと小型ですが、重量もありしっかりした作りです |
![]() |
筆者は、自分のイニシャルのWを購入しました。ダイヤルで絵柄の向きを変えることができます |
![]() |
画用紙でエンボスしてみました。厚い紙のほうがエンボスの効果が発揮できそうです |
必要な文字や絵柄を本体にセットして、レバーを押すだけなので、操作も非常に簡単です。名刺や封筒はもちろんですが、結婚式やパーティーなどの案内状など、様々なものに応用できそうです。エンボスを使いこなせれば、自分なりのオリジナリティを発揮できますよ。