会議などで配布する大量の資料をプリントして、ホッチキスで綴じるという作業はどこのオフィスでも見られる光景ですね。綴じるのは簡単なのですが、問題はホッチキス針を外すとき。急遽、資料の一部を差し替えなければならない、なんてことは筆者の会社でもよくありました。山のように積まれた資料には目もくれず、ただひたすら目の前のホッチキス針を外すことに集中しておりました。
今でも筆者と同じようなご苦労をされている社会人諸氏がいるかもしれません。そこで、便利なグッズを紹介しましょう。その名は「はりトルPRO」。外したいホッチキス針と紙の隙間に金属のツメを奥まで差し込み、ハンドルを握るだけで、ホッチキス針を抜きとることができます。
![]() |
まずは、ツメの部分をホッチキス針と紙の隙間に差し込みます |
![]() |
後はハンドルを握るだけでOK |
![]() |
雑誌などで使われている大きなホッチキス針でも使えます |
![]() |
抜けたホッチキス針はアルファベットのMのような形になっています |
仕組みは、針の真中を上から押さえ付けることで、針の左右が浮き上がるようになっています。本体を差し込むときに、紙を破らないようにさえ注意すれば、後はとても簡単です。また、雑誌などの大型のホッチキス針でも問題なく取り外すことができるので、雑誌の自炊(紙面をスキャンするなどしてデジタル化すること)などでホッチキス針を外す必要がある方にも重宝しそうです。