いいモノ調査隊

左右どちらに回しても削れる、握り替え不要の携帯式「鉛筆削り」

携帯式の鉛筆削りには、高級感のある金属製のものからユニークなデザインのものまで、さまざまなタイプがあります。しかし、鉛筆を1方向に回して削るということだけは多くの鉛筆削り共通の仕組みのようで、鉛筆を1回転させるたびに握り直さなければなりません。ところが、そんな面倒から解放される便利な鉛筆削りが発売されていることを発見。早速、筆者の文具コレクションに加えておきました。

ラチェッタ

購入したのは「ラチェッタ」という名前の鉛筆削り

特長は、鉛筆を回すたびに握り直さなくても、左右に手をひねるだけで削れること。その秘密は、動作を1方向に制限する「ラチェット機構」の採用。つまり、鉛筆を時計回りに回転させると鉛筆が削れ、握り直すことなく反対方向に鉛筆を回転させると、鉛筆削りの刃の部分が鉛筆と一緒に回転します。再び時計方向に回すと、刃が固定されその位置から鉛筆が削れるという仕組みです。

本体はスケルトンになっているので、鉛筆とともに刃が回転するのが見えます

本体はスケルトンになっているので、鉛筆とともに刃が回転するのが見えます

手のひらにスッポリ収まり、握りやすい形状になっています

手のひらにスッポリ収まり、握りやすい形状になっています

鉛筆を削り終えたことを示す「おしらせ機能」も搭載。削る前にスイッチを押しておくと、完了時点でスイッチが元に戻ります。

緑色のボタンが、作業完了おしらせスイッチ。写真は押した状態です

緑色のボタンが、作業完了おしらせスイッチ。写真は押した状態です

中の削りカスを捨てる時はこのカバーを開けます

中の削りカスを捨てる時はこのカバーを開けます

カラーリングは、橙・桃・黒の3種類。作りもしっかりしており、鉛筆削りとしての使いやすさを真面目に追求した製品だと思います。

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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