生活していく上できわめて重要であり、きわめて危険な存在でもある「個人情報」。ひとたび悪意のある人に入手されてしまうと、詐欺や泥棒などの犯罪被害にあわないとも限りません。個人情報が記載された用紙は、すべてシュレッダーで処理…といければよいのですが、大きなシュレッダーを家に常備するのもちょっとジャマですよね。そこで、机の引き出しにも収まる、コンパクトなハサミ型シュレッダーを購入してみました。
筆者が購入したのは、アーネスト株式会社が発売している、「秘密を守りきります! パートII」という商品。名前もユニークですが、その形状もかなりユニークですぞ。
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横から見ると、なんだかよくわかりません。実はこれ、9枚の刃が重なっているのです |
シュレッダーといっても、紙の投入口や切り刻んだ紙を入れる袋はありません。写真のような9枚の刃を使って、チョキチョキと切り刻んでいくだけ。7cmの幅までなら、一度に切り落とすことができます。さらに細かく切り刻みたい時は、縦と横の両方から2回ハサミを入れる四角カットがおすすめ。これなら、切りくずは約3.5mm角となるので、文字の確認はかなり難しくなります。
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レシートやクレジットカードの控えなら、7cm以内なので一気に切ることができます |
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横からハサミを入れて、さらに縦にハサミを入れると四角カットとなります |
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四角カットすると一辺3.5mm程度の大きさに。この大きさなら内容を読み取ることは難しそうです |
なお、「秘密を守りきります!パートII」が対応しているのは紙のみで、CD/DVDやプラスチックのカード類(クレジットカードやICカードなど)は対応していないのでご注意ください。大量の事務書類を一気に切り刻むなんてことはできませんが、自宅で個人用途の書類や封筒用ということであれば十分使えます。紙が小さくなって落ちていく様子を見るのは、なかなか気持ちいいですよ。
ちなみに、“きざみのり”ならできそうですが、“錦糸卵”は無理かな!?