歯医者に行くと、細い棒の先に小さな鏡が付いた「歯鏡(デンタルミラー)」を口の中に入れて歯の状態を確認してくれますね。歯医者さんが、歯を一本ずつチェックしながら、「C1」や「C2」などと小気味よく看護師さんへ告げているシーンは皆さまもご経験のことと思います。「C」とは「カリエス(Caries)」の略で、英語で虫歯の意味。つまり、虫歯の進行具合を表しています。ところで、歯医者さんから自分の歯がどういうふうに見えているか気になりませんか? …筆者はとても気になるので、アレを買っちゃいました。
筆者が購入したのは、「歯鏡(デンタルミラー)」。各社から同様のものが発売されていますが、今回購入したのは医療用のステンレス製のもの。これなら安心して使えそうです。
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本体はステンレス製で非常にしっかりとした作りになっています |
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中にはこんな説明書が。減菌をしてから使うようです。医療用ですもんね |
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こんな感じで使っております。決してゴリラの歯のチェックではありません |
自分で歯をチェックするには、目の前に鏡を置いて、その鏡に映すしかないことに、使ってみて初めて気が付きました。そらそうだ…。
さすがに奥歯をじっくり観察するのは難しいですが、いままでまったくチェックできなかった前歯や犬歯の裏面等が非常によく見えます。筆者的には拡大鏡ならばさらにうれしかったのですが、今まで見えなかったところが見えるのはとても新鮮です。なお、虫歯にやられた歯の姿は見るに堪えませんでした。みなさんも自分の歯の状況を目の当たりにして、ショックを受けないように。
ちなみに虫歯の進行具合は「CO」から「C4」まで5段階。「CO」は、要観察の状態で歯の痛みはありませんが、「C4」は歯の根っこの部分まで虫歯が進行している状態です。次回からは、こんなことを意識して聞いてみてはいかがでしょう。なお、「CO」はシーゼロではなくシーオーといいます。「O」は数字のゼロではなく、観察(observation)の「O」のことです。
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。