太いマジックでお絵描きするのが大好きな息子。何度注意してもフタを開けたままでペン立てに放置するので、使おうと思った時にはインクが蒸発しカスカス状態に…。ここ数年の間に、何度泣きを見たことか。そんな筆者の目に留まったもの、それが、商品名もズバリ「乾きまペン」。2週間キャップを開けたままでも、インクが乾かない! というキャッチに惹かれました。
効果のほどを確かめようと試しに2週間、キャップを開けたまま放置してみました。放置した場所は、窓側の戸棚の上。一日中、窓を開けている日もあるので、ペンにとっては過酷な環境と言えます。
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ペン芯の表面にインクの蒸発を抑える薄い皮膜を作る特種インクを使うことで乾きを抑えるのだとか。肉眼で見る限り、普通のペン先と変わらない様子 |
2週間経過。さて、インクの出具合は? キレイに書くことはできるのでしょうか? 「ジャーン!!」。滑らかな書き味は最初と変わらず、かすれることもなくスラスラ書けます! スゴイ!!
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インクはアルコール系インクを使っているので、油性ペン独特の匂いがしません |
紙、プラスチック、木、金属、ダンボールなどに書けるので、子どもの工作に使えそう。「キャップをしなくてもいいよ〜!」とは言えませんが、万が一締め忘れても損失は防げます。しかも、ペン芯の交換、インク補充ができるので、お財布にも地球にもやさしいのも魅力です。
(回遊舎/綱川晶子)