いくつになっても「お絵描き」ってしたくなるものですよね。会議中(本当はダメだけど…)や、講習会などちょっとした時間についつい描いちゃいます。絵心はまったくありませんが、時間があれば(下手なりに)描き描きします。本職の方なんかはずっと描いているでしょうし…。
今回は、本職の方はもちろん、趣味やお子さんのイラストを大事にとっておける、かつアレンジもできる、とっても優れた商品をご紹介します。
以前、モレスキンとever noteがコラボした「モレスキン スクエアード スマートノートブック」をご紹介しましたが、今回はモレスキンと、あのクリエイティブソフトウェアでお馴染みのAdobe(アドビ)がコラボ! モレスキンに描いたイラストを撮影すると、JPEGデータだけではなくてIllustrator などのソフトで編集可能な“SVGデータ”にも変換するように進化しています。どういうことかというと…
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まずは専用のアプリ(Moleskine Creative Cloud connected)をダウンロード |
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モレスキンに描き描き(今回は絵描きが趣味の兄に出演してもらいました) |
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次に専用アプリで撮影します。設定言語が英語だったので苦戦しましたが、何とか完了 |
注意しておきたいのが、描いたイラストはモレスキンのページにある枠内に収まらないとカットされてしまうということ。今回は、まんまと枠外に描いてしまったので、はみでた部分が消えてしまいました…。また、あらかじめAdobe Creative Cloudに登録が必要になります(これは無料でできるみたいです)。
撮影すると、SVGデータに変換するボタンが登場するので、実行をおこなうとCreative Cloud上にデータが保存されます。
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デスクトップからアクセスしてダウンロードします |
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きちんと保存されていました! |
Adobe Creative Cloudにログインしてみると、きちんとJPEGデータとSVGデータが保存されていました。撮影の際に出ることがあるゆがみを防ぐにはちょっとしたコツがいりますが、複数回撮影をしたらすぐ慣れますよ。
後は、SVGデータをIllustrator上で開いて、ライブペイントなどで簡単に色づけすると…。
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Illustratorで開いてみると、編集可能なデータになっていました |
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こんな風に簡単な色付けならすぐにできちゃいます |
SVGデータなので、ここから編集を繰り返せば、また違った表現もできますね。昔であれば、描いたイラストをスキャンして取り込み、それをIllustratorでトレースしなければいけませんでした。これならスキャンの手間も、トレースの手間もいりません。つくづく、便利な世の中になったと実感。
描いたイラストのアレンジの幅が大きく広げられる「Adobeスマートノートブック クリエイティブクラウド コネクテッド」で、お絵描きのレベルをグッと上げてみませんか?