セロハンテープは、ちょっとした小物を貼り付けたり封をしたりする時に便利な文具。しかし、あまりにもキレイに貼れてしまうため、逆にはがしたい時はひと苦労。テープの端を折り返して、いわゆる“つまみ”を作るという方法もありますが、毎回となると結構な手間隙がかかります。個人ではそれほど端が折れたテープを使う機会はないかもしれませんが、商品を包装する際にテープを使う店舗などでは切実な問題。そこで、誰でも簡単に“つまみ”が作れるテープカッターなるものをご紹介いたしましょう。
筆者が購入したのは「端が折れるテープカッター < TUMAM de HAL >(つまんではる)」、そのものズバリの商品名が気に入りました。特長は、テープをカットする際にカッター部分の可動レバーが前後に動き、約15mmの“つまみ”を自動的に作ってくれること。“つまみ”部分をつまんで引っ張ってカットすれば、次々と新しい“つまみ”ができる仕組みになっています。
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本体カラーは白のみで、重量は1.2kgと安定感もバッチリ。なお、テープは別売です |
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“つまみ”は常にできた状態になっています |
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まずは“つまみ”部分をつまんで引っ張ります。そして可動レバー(黒い部分)にテープを貼り付けます |
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可動レバーに貼り付けながら刃のほうへ引っ張るのがポイント |
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テープをカットすると可動レバーは元の位置に戻り、自動的に新しい“つまみ”ができあがります |
“つまみ”ができる様子をムービーで撮影してみました
使い方はとても簡単。通常のテープカッターと違って、“つまみ”部分を引っ張るのでテープに指紋や指の汚れが付かないのもいいですね。使う人にも、テープが貼られたものを受け取る人にも優しい、いいモノだと感じ入った筆者でした。