私自身、いいモノ調査隊でいくつか“おもしろ付せん”をご紹介してきましたが、今回の付せんはデザインと機能性の両方が備わった、おもしろい＆かわいい逸品でした。

ミドリ 「ひみつ付せん」。たくさんの種類がある中、この3つをチョイスしました

公式サイトをチェックすると、現在16種類販売されているようです。クマやイヌ、ネコなどの動物柄や、ヒゲ、メガネ、リーゼント頭なんて柄もあって、3種類選ぶのも悩ましかったですよ。

さて、この「ひみつ付せん」、何が秘密なのかというと、相手へ送るメッセージがほかの人へ秘密にできるのが最大の特徴なのです。どのようにメッセージを秘密にするのか…それは、付せんを折るんです。折った内側にメッセージを書くことで、別の人が通りがかりに付せんの内容を見てしまった！ なんてことがなくなり、本人が開くまでは内容を見られないわけです。120mm × 60mmという、付せんにしては少し大きめなサイズなのは、折り返すためだと思われます。

そして、もう1つの特徴が、折り返す＆広げた時の絵柄。すっごくかわいいんですよ〜。

「もじゃお柄」でお試し。メッセージを書いたらこのように折り返します。頭の部分に切れ目が入っているので、紙をはさんで固定できます

付せんなので、裏面の一部にのりがついています。たとえばデスクのPCに、このように貼っておいて…

本人が戻ってきたらパカッと開くわけです。恥ずかしい内容が他人に見られない！

とまあ、上の写真の「もじゃお柄」では、アフロ頭がびよーんと大きくなるような仕掛けになっています。ポイントは2つあって、1つはこの付せん、裏面にも絵柄が印刷されていること。「もじゃお柄」では黒い髪の毛が裏面に印刷されているため、折り返した時に人の頭の上に黒いアフロ頭がもっさり乗っかるんです。

もう1つのポイントは切り込み。「もじゃお柄」では頭のラインに沿って切り込みが入っていて、折り返した紙を固定するのに使います。これにより、デザイン的にも機能的にもおもしろ ＆ かわいくなっているんです。

折り返した状態で見える範囲に書き込む内容も、いろいろ考えると楽しそうです。デザインによっては、フキダシのあるものや宛先を書く欄があったりします。

また、私が今回選んだ「キス柄」は紙の形が長方形ではなくて、片側が人の横顔の形にカットされていて、芸が細かいんですよ。この「キス柄」、折り返すとその名のとおり2人がキスしてるような状態になります。これ、恋人同士のメッセージ交換に使ってもいいんでしょうけど…。あとはショックを和らげるために、あえてキツい連絡を伝える時に使うとか…？ そんなさまざまなシチュエーションに合わせて使い分けられるよう、いろいろなデザインを揃えたくなっちゃいました。

今回買ったそのほか2つのデザインを折り返すとこんな感じ。ヤギさんのお手紙デザインも普通にかわいい！

1パッケージで20枚入っています。付せんと考えると少しお高めかもしれませんが…内容を秘密にできるしデザインも凝っているので、お買い得感はとても高いと思います。オフィスの癒やし代込みということで、お1ついかがでしょうか？