ひと昔前は、料理のレシピが書かれた雑誌などを目の前に広げて新しい料理にチャレンジ、というのが通常の光景でした。しかし、今ではインターネット上にある無数ともいえるほどのレシピをスマホやタブレットで確認して、さまざまな料理を作ることができる時代になりました。今回は、そんな時代に合った最先端のいいモノをご紹介しましょう。
今回ご紹介するのは、田中箸店の「菜箸deスマホ」。昔ながらの天然竹でできた菜箸に導電性のシリコンゴムを装着することにより、料理をしながらもスマホやタブレットを操作できるというスグレモノです。料理中は手が濡れたり汚れたりすることがよくあります。これまでは手を洗う→手をふく→スマホを操作という手順が必要でした。しかし! この「菜箸deスマホ」があれば、料理をしながら簡単にスマホを操作できるというワケです。
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見た目は普通の菜箸です。長さも30cmと通常サイズ |
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黒い部分はポリエステル加工が施されており、持ちやすくなっています |
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食材をつかむ先端部分には溝が入っており、食材が滑りにくくなっています |
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シリコンゴムは菜箸の上部に1つだけ |
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箸を洗う時はシリコンゴムを取り外します |
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操作性は普段から使っているタッチペンとあまり変わりません |
「必要は発明の母」といいますが、まさにそれが実現されております。今どきの事情と昔ながらの菜箸を合体させるというシンプルなアイデアながら、よくできた商品だと感心しきりの筆者でした。