いいモノ調査隊

プロ御用達。ハイテクな「金融電卓」でお金に強くなろう!

今回は電卓のご紹介です。しかもただの電卓ではございません! ローン計算や繰り上げ返済計算など、通常の電卓ではできない金融関連の計算もこなしてくれるすごい奴なのですよ! それがカシオの「金融電卓 BF-850」。投資に携わる人や、コンサルティングのお仕事をしている人にはおなじみの電卓ですね。たかが電卓とあなどるなかれ、これ1台で未来のお金の計算をシミュレーションしてくれるではありませんか。

パッと見、ただの電卓ですね。大きさはかなり大きく使いやすいです

パッと見、ただの電卓ですね。大きさはかなり大きく使いやすいです

そして見慣れぬボタンがこんなについております

そして見慣れぬボタンがこんなについております

この電卓、画面は大きくとても見やすいです。12桁まで表示可能でCR2032のボタン電池で可動します。電源の入切ボタンもついており、タッチ音が静かなサイレントタッチキーを採用している高級モデルですよ。そして何よりも目立つのが、本体上部の青い特殊ボタン。左上から順番に「固定金利」「段階金利」「元金均等固定金利」「メモリ操作」「定期預金」「外貨預金損益」「年賦償還」「繰上返済借換」と8つのボタンがついております。これこそが金融電卓の特徴であり、これらを使うことでお金のシミュレーションができるというわけです。ではどんな計算ができるか、実際に試してみましょう。

まずは「通常ローン計算」です。たとえば1,000万円を利率2.6%の20年ローンで返済するとして、月々の返済額はいったいいくらになるのか? また返済総額はいくらなのか? を計算してみましょう。頭で考えようとするとまったくわかりませんが、この電卓があれば一発です。画面上部に漢字で質問が出るので、その答えを数字で入力していくだけ。まずは左上の「固定金利」を押します。すると画面上に「借入額」と表示されるので、電卓を使って1,000万円と入力。「入力決定」ボタンを押すと、次の質問になるので、「利率」、「返済月数」などを数字で入力していきます。すると月々の返済額と返済総額、利息分が画面に表示されますよ。

上から順番に「借入額」、「利率」、「返済月数」を入力していきます

上から順番に「借入額」、「利率」、「返済月数」を入力していきます

すると月々の返済額5万3478円、返済総額1283万4913円、利息分283万4913円と表示されました

すると月々の返済額5万3478円、返済総額1283万4913円、利息分283万4913円と表示されました

どうです? 簡単ですよね。ここから先、同じような画像が続いてしまってすいません。続きまして、もう少し複雑な計算をしていきましょう。通常のローン返済だけでなく、元利均等でボーナスを併用した場合です。しかも最初の10年は年利2%、11年以降は3.8%の年利になる「段階金利」の場合です。お家やマンションを購入される方にはおなじみの計算ですね。たとえば2,500万円を上記の年利で借ります。年2回のボーナス返済分に700万円を併用した場合、最初の10年での返済額と支払総額、11年以降の返済額と支払総額はいくらになるのでしょうか? これは「段階金利」ボタンを使います。2回の段階があるということで、この「段階金利」ボタンを2度押して計算スタートです。「借入額」、「うちボーナス額」、そして2つの「年利」を入力し、30年ローンで計算してみました。

「借入額」に2  width=

「借入額」に2500万円、「うちボーナス額」に700万円を入力します

10年目までの年利を「利率」2%で、11年以降の年利を「利率」3.8%で入力。返済期間は30年ということで360か月と入力

10年目までの年利を「利率」2%で、11年以降の年利を「利率」3.8%で入力。返済期間は30年ということで360か月と入力

最初の10年の「返済額」が9万2402円。ボーナス月は15万円が加算されます。11年以降は10万8770円、加算は18万円となりました

最初の10年の「返済額」が9万2402円。ボーナス月は15万円が加算されます。11年以降は10万8770円、加算は18万円となりました

支払総額は3719万4140円、利息分が1219万4140円となりました。なかなかの金額です

支払総額は3719万4140円、利息分が1219万4140円となりました。なかなかの金額です

こうやって計算してみると、かなりの額のお金を支払うことになるなーと、ちょっと怖いですよね。実際に家やマンションを買われたことのある方なら、こういう説明を受けると思うのですが、後に送られてくる35年返済リストの金額とかを見るまでは実感できないもの。「あれ俺、最初の10年は利息分しか払ってねーや!」なんてことに気付いたりするわけです。そのためこういった電卓で事前に計算しておくと心の整理もつくというものですよ! もちろんほかにもさまざまな計算ができます。

ほかには「積み立て計算」なども便利です。年利0.3%の半年複利で月々1万円を2年間積み立てるといくらになるのか? みたいなシミュレーションも可能です。

月々1万円を上記の条件で計算すると、24万600円! 利息はたった600円でした

月々1万円を上記の条件で計算すると、24万600円! 利息はたった600円でした

外貨による損益も計算可能です。110万円を米ドルで1年間預けると受取額はどうなるか? 利率5%、円を外貨にするレートTTS=110円、外貨から円レートTTB=120円として計算してみます。

「預金額」、「TTS」、「利率」、「預入月数」を上記の条件で入力

「預金額」、「TTS」、「利率」、「預入月数」を上記の条件で入力

「TTB」を入力すると、受取額が124万8000円、損益は14万8000円となりました

「TTB」を入力すると、受取額が124万8000円、損益は14万8000円となりました

このようにさまざまなお金のシミュレーションができるので、しばらく電卓であることを忘れて夢中で調べてしまいました。もちろん、この数字の入力中も通常の電卓として計算できるので、借入額を途中で変更するのも簡単です。他にも「繰上返済」の計算や「借換」計算など、より複雑なシミュレーションにも対応しています。ご興味のある方はカシオの製品紹介ページに、本製品の取扱説明書がPDFでダウンロードできるページがあります。この取扱説明書に、さまざまな計算方法や実例が掲載されているので、どんなことができるのかチェックしてみてはいかがでしょうか? 使いこなすには少し慣れが必要になるかもしれませんが、家計を預かる大人であれば、1台持っておくと何かと便利ですよ。

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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