カレンダーって自分で購入することはほとんどなくなりました。いただきモノやキャンペーンでもらったり、そもそも紙のカレンダーは使わない人もたくさんいらっしゃるかもしれません。今はスマホで確認できますからね…。
そんな中でも、「これは気になる」と思ってしまったのがこちらのアイテムです。
PARCO出版の、「生きるのが楽になる まいにち蛭子さん」です
すべてのページに、漫画家でタレントの蛭子能収さんの写真が載っている日めくりカレンダーです。日めくりの紙の大きさは、ヨコ17cm×タテ15cmほど。
ただ、使い捨てで破り捨てていく日めくりではなくて、何度でも繰り返し使えるタイプ。もっというと、このカレンダーは20枚綴り。日付表記に月がなく、1〜31日の31ページ分しか、カレンダー的な要素はありません。月や曜日、祝日を知ることは、この「まいにち蛭子さん」ではできないのです。
それでも、このカレンダーは魅力的です。というか、正確なカレンダーの機能はスマホやその他にまかせて、違う魅力で勝負しようという商品企画者さんの意図があるんじゃないか、なんて気もします。それだけ、各ページの蛭子さんの写真と、それに添えられている言葉と解説文がおもしろいんです。共感できる本音の言葉が添えられていて、かなりほっこりします。
リングで閉じられたページを日めくりするカレンダーです。こんな感じに壁掛けにもできますし…
リングに閉じられている厚紙部分を折ることで卓上に飾ることもできます
飾り方は断然卓上がよいです。壁掛けでもいいんですけど、めくるときは必ずフックから下ろしてめくることになるので、ひと手間かかるかなと。
写真にも写っている11日のページには、「自分を低い位置に置いていれば、批判されても怖くないですよ」という言葉がありました。なんか、蛭子さんらしい言葉ですね。仕事などで気分が落ち込んだときにコレを見ると、ちょっと救われそうな気がします。蛭子さん、癒やし系だなぁ。
日付を知るカレンダーとして使うよりは、その日の気分でパラパラめくって、ときどきそこに書いてある言葉や蛭子さんの写真でほっこりさせてもらう…そんな使い方がいいんじゃないかと思います。
ちなみにこの手の日めくりカレンダーはさまざまな種類が発売されていて、名前だけ書くと「まいにち、修造!」「日めくりスティーブ・ジョブズ」「北斗の拳イチゴ味 世紀末日めくり まいにちサウザー!!」「ガラスの仮面 日めくり まいにち、月影先生!」などなど…。お好みのキャラクター日めくりを探してみるのも楽しいと思います!