「パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方から、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第68回はユーザー辞書に単語を登録する方法を紹介します。
スマホで日本語を入力していて、人名や固有名詞などを思い通りに変換できず、イライラしたことはないだろうか。そんなときは、日本語入力システム(IME)のユーザー辞書に単語を登録して、すぐに変換できるようにしておこう。ここでは、Androidの「Gboard」での登録方法を紹介する。
まずは「設定」を開く。「設定」は、アプリ一覧から開くか、ステータスバーにある歯車型のアイコンをタップして開ける
「設定」を開いたら、下にスクロールして「システム」をタップ
「言語と入力」をタップする
「言語と入力」が開いたら、「詳細設定」をタップすると、その下のサブメニューが開く
サブメニューが開いたら、「単語リスト」をタップする
これまでに登録されている単語が一覧表示される。単語を追加するには、右上の+マークをタップ
登録画面が表示されたら登録したい単語を入力し、その下の「ショートカット」の部分には実際に入力する単語を入力する。たとえば、「かかく」と入力して「カカクコム」に変換したい場合は、上に「カカクコム」、ショートカットの部分に「かかく」と入力する。
登録画面が表示される。ここで登録したい変換候補を入力し、その下の「ショートカット」の部分に入力する単語を入力する
「単語リスト」に戻ってみると、さっき登録した単語(カカクコム)が登録されている
実際に「かかく」と入力すると、変換候補に「カカクコム」と表示され、すぐ選べるようになった。よく使う単語は登録しておこう
登録した単語は、あとから「単語リスト」で削除したり、入力する単語を変えたりできる。よく使うが変換しづらい長い単語や特殊な単語があれば、簡単な言葉を入力するだけで変換できるように登録しておこう。
音楽、プラモ、鉄道、アニメ、腰痛など趣味の多い元ジャズミュージシャンライター。日経BP社、マイナビなど各社でIT・ネット関連を中心に執筆中。愛用の2in1ノートの画面にヒビが入ってタッチパネルが使えなくなってしまったのが最近の出来事。