「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
誰もが知るモバイルOS「Android」の開発を手がけたアンディ・ルービン氏。Googleを退社した後、「Essential」という会社を立ち上げ「Essential Phone」を発売し、モバイル業界では大きな話題になりました。このルービン氏が、現在開発中の新しいスマートフォンプロジェクト「ProjectGEM」の存在を明らかにしました。
超縦長の「ProjectGEM」
「ProjectGEM」は、これまでとは違うまったく新しいデザイン、UIを備えるスマートフォンです。外観は、スマートフォンというよりはリモコンのような形状をしており、超縦長。縦長と言えば「Xperia 1」を思い浮かべますが、「ProjectGem」はそのレベルを凌駕するほどの縦長っぷりです。背面の盛り上がったカメラも特徴的です。
UIはタイル配置となっている
縦長なのはボディだけではありません。ディスプレイも縦長で、それに合わせてUIは、既存のAndroidでは見られないタイル配置のデザインになっています。ルービン氏によれば、「ProjectGem」は根本的に異なるフォームファクタになっているとのこと。まだ開発中なので、いつ発売されるかは未定ですが、今から楽しみな端末です。
ソース:Essential
Windows PC、Mac向けにベータ版が稼働している、NVIDIAのゲームストリーミングサービス「GeForce Now」が、Android向けに配信が韓国で始まりました。
Android版「GeForce Now」がついに韓国で開始
NVIDIAが提供する「GeForce Now」は、ソニーの「PlayStation Now」やGoogleの「Stadia」と同じく、ゲームをサーバー上で動作させることで、マシンパワーの低いハードでもヘビーなゲームをプレイできるサービスです。
現在は、北米とヨーロッパでベータ版(無料)がWindows PCとMac向けに提供されているのですが、ついにAndroid向けにも提供が始まりました。ただし、ローンチ時点では韓国のみでの提供となっています。
日本では、ソフトバンクがパートナーとして2019年末に提供開始予定。スマートフォンでもヘビーな3Dゲームが本当に快適に動作するのかどうか、期待がかかります。
ディズニーは、2019年11月12日にアメリカで開始する動画ストリーミングサービス「Disney+」で配信予定のタイトルを発表しました。ディズニーに加えて、マーベルやピクサーといったタイトルも含まれており、ローンチから充実したラインアップになりそうです。
配信タイトルの発表に併せて予告編が公開。驚いたのは、長さがなんと3時間越えと映画本編よりも長い超大作になっていることです。1937年公開の「白雪姫」に始まり、誰もが知るタイトルから、こんなのまでやっているのかというものまで、本当に多くの作品が含まれており、改めてディズニーのコンテンツ力の高さを実感します。
ディズニーは「基本的に全作品が配信リストに入っている」としており、配信開始から十分楽しめそうです。日本では、2019年3月からNTTドコモと動画配信サービス「Disney DELUXE」を提供していますが、「Disney+」に関しては配信するか未定となっています。