今週発売の注目製品ピックアップ

3D Touch対応の「iPhone 6s/6s Plus」やファーウェイの6.8型SIMフリースマホ「P8max」などが登場

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毎週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、アップルの3D Touchに対応した「iPhone 6s/6s Plus」や、ファーウェイの6.8型SIMフリースマートフォン「P8max」などが登場。

アップル「iPhone 6s 128GB SIMフリー」

iPhoneの新モデルとして「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」が登場。いずれも、マルチタッチジェスチャーに加えて、画面をプレスする操作「3D Touch」を新たに採用したのが大きなトピック。ディスプレイに埋め込まれた圧力センサーがプレスの強さを読み取ることで、軽くプレスする「Peek」と、プレスし続ける「Pop」という操作が可能になった。たとえば、Eメールの操作では、「Peek」で本文の内容をプレビュー表示し、「Pop」でEメール全体を開く(タップして開くのと同じ)というような段階的な操作が可能だ。さらに、リニアアクチュエーター「Taptic Engine」を搭載しており、プレスに対して微かなタップをリアルタイムに返すようになっている。

性能面では、第3世代の64bitプロセッサー「A9」を採用。従来と比べて、CPUパフォーマンスは最大70%、グラフィックス処理性能は最大90%高速化された。また、モーションプロセッサーには組み込み型の「M9」を搭載し、歩数、移動距離、高度の変化に加えて、ランニングやウォーキングのペースも測定することが可能だ。

カメラ機能も進化し、背面に1200万画素のiSightカメラを搭載。新しいピクセルテクノロジーにより、ノイズが少なく、よりリアルな色を表現できるようになったという。「iPhone 6s Plus」は、光学式手ぶれ補正機能も搭載している。ビデオ撮影は4K映像(3840×2160、30fps)の記録が可能だ。また、前面に500万画素のFaceTime HDカメラを搭載。液晶ディスプレイを使って通常の3倍の明るさで発光する「RetinaFlash」という新機能も追加されている。

このほか、指紋認証「Touch ID」は第2世代となり、指紋の感知速度が向上。IEEE802.11ac(MIMO)対応の無線LANを搭載する。また、最大300Mbpsの4G LTE-Advancedに対応。LTE周波数帯は最大23バンド対応となる。4GのVoice over LTE(VoLTE)にも対応している。OSは最新のiOS 9。

「iPhone 6s」は、4.7型(1334×750、326ppi)のRetina HDディスプレイを搭載。本体サイズは67.1(幅)×138.3(高さ)×7.1(奥行)mm。重量は143g。

「iPhone 6s Plus」は、5.5型(1920×1080、401ppi)のRetina HDディスプレイを搭載。本体サイズは77.9(幅)×158.2(高さ)×7.3(奥行)mm。重量は192g。

ボディの素材には、従来よりも丈夫な7000シリーズのアルミニウム合金を採用。いずれも、ボディカラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズコールド(新色)の4色。16GB/64GB/128GBモデルが用意される。

ファーウェイ「HUAWEI P8max SIMフリー」

SIMフリーモデルの6.8型スマートフォンで、「P8」シリーズのフラッグシップモデル。画質面では、6.8型フルHD(1080×1920ドット)のIPS-NEO液晶を搭載し、黒の質感を際立たせ、コントラスト豊かな色合いを再現する。また、ディスプレイは、最大限までベゼル幅を抑えることで、83%の圧倒的な画面占有率を実現。画面を2分割して利用できる「スプリットスクリーン」にも対応する。

主な仕様は、CPUがオクタコア「Hisilicon Kirin 935」、メモリーが3GB、ストレージが32GB。microSDカードスロットを装備(最大32GB)。カメラ機能は、メインカメラが1300万画素、インカメラが500万画素。バッテリー容量は4360mAhで、連続待受時間が400時間(LTE)、連続通話時間が20時間(3G)。

OSは「Android 5.1」をプリインストールした。本体サイズは93(幅)×182.7(高さ)×6.8(奥行)mm、重量は約228g。ボディカラーはシャンパンゴールドの1色のみ。

パナソニック「NA-VX9600L」

パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機のフラッグシップモデルが登場。独自の温度コントロール技術による「温水泡洗浄」機能で、衣類の傷みを抑えてしっかり洗う「約30度おしゃれ着コース」を搭載。センサーで水温を検知し、ヒーターを制御する独自の温度コントロール技術「温水機能」で、約30度に洗剤液を温め洗浄力を高めながら、さらに「泡洗浄」の泡生成回数を最大約2倍に引き上げ、汚れをしっかり落とし、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3にすることで、型崩れや色落ちなどの衣類の傷みを抑えて洗うことが可能となった。

また、軽い汚れの化繊衣類なら洗濯27分+乾燥33分の60分で終了する「化繊60分コース」を搭載。トレーニングウェアやワイシャツなど使用頻度が高くこまめに洗濯したい衣類や子供の体操服など、急いで洗濯したい時にも便利だ。

さらに、「槽洗浄コース」にも新たに「温水機能」を加え、洗濯槽洗剤を約30度まで温めることで効果を高め、コース時間を従来の約11時間から約6時間に約46%短縮(「槽洗浄コース」約10時間42分に対し)。深夜にコースを開始しても、翌早朝には終了できるため、翌朝の洗濯の妨げにならずに槽洗浄ができ、洗濯槽を清潔に保てるという。

このほか、洗濯機が自動で節電、節水する「エコナビ」や、洗濯するたびにドラムの槽内を洗い流す「自動槽洗浄」機能を搭載。水で洗えないものも「ナノイー」で除菌・消臭できる機能も備えている。
共通の主な仕様は、洗濯・脱水容
量が10.0kg、乾燥が6.0kg、本体サイズは639(幅)×1021(高さ)×722(奥行)mm(給排水ホース含)。重量は約77kg。ボディカラーはクリスタルホワイト。

山野 徹(編集部)
Writer / Editor
山野 徹(編集部)
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。
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