MacでAirDropを有効にする
Finderのメニューバーから「移動」→「AirDrop」と選び、「AirDrop」ウィンドウを開く。「このMacを検出可能な相手」をクリックし、「連絡先のみ」か「全員」を選べば機能が有効になる。
「Apple メニュー」→「移動」の「AirDrop」を選ぶ
「AirDrop」ウィンドウで「連絡先のみ」か「全員」を選ぶ
iOS端末からMacへの転送
iOS端末からの送信方法は、iOS端末同士と同じ。Mac側で「受け入れ」をすれば、「ダウンロード」フォルダに保存される。
Macへ送ったデータは「ダウンロード」フォルダに保存
MacからiOS端末への転送
MacからiOS端末への転送方法は、ドラッグ&ドロップと、アプリ(App)から共有機能を使う2通りの方法がある。
ドラッグ&ドロップの場合は「AirDrop」ウィンドウを開き、送りたいファイルを送り先ユーザーのアイコンにドラッグ&ドロップすればいい。iOS端末側で受け入れると、写真や動画は「写真」アプリに保存される。また、ワードやエクセル、PDFファイルなどの場合は。iOS端末側でファイルを開くことができるアプリの一覧が表示されるので、開きたいアプリを選択する。
注意点は、異なる種類のファイルをまとめて転送することはできない、という点だ。画像ファイルとPDFファイルのように、異なる種類のファイルを送ろうとするとエラーになる。
転送したいユーザーのアイコンにファイルをドラッグ&ドロップ
ワード、エクセル、PDFファイルなどはアプリを選択する
AirDropに対応するアプリの場合は、「共有」ボタンから転送できる。対応アプリには、「写真」「連絡先」「マップ」などがある(「メモ」は非対応)。
転送したいデータを開いておき、「共有」ボタンをクリックしてメニューの「AirDrop」を選択。表示される画面でユーザーを選ぶと転送できる。
「共有」ボタンから「AirDrop」を選択(「写真」の例)
送信先のユーザーをクリックすると転送が始まる
iOS端末やMacに標準で付属するAirDropは対応端末同士のみだが、すばやくファイルを転送したいときに、便利な機能だ。筆者も、出先で撮影した写真をその場で友だちに渡すときによく利用するが、とても重宝している。
メールのようにファイルの容量を気にする必要はないし(端末の空き領域は必要)、ファイルの転送速度も高速だ。試しに125MBの動画を転送してみたところ、約20秒で転送を終わった。メールに添付して送信したり、LINEのトークで送るよりもはるかに簡単に送れるのもいい。
iOSユーザーでAirDropを知らなかったという方は、ぜひとも活用していただきたい。