モノ系ライターのナックル末吉です。
ご多分に漏れず、筆者は白飯大好き人間でして、特に炊きたてには目がありません。冷たいご飯や温め直したご飯だと、どんな高級なお米でもおいしさは半減してしまいますよね。
会社でのランチに持って行くお弁当やコンビニで買う弁当やオニギリは、電子レンジで温めるのが精いっぱい。定食屋にでも行かないかぎり、炊きたてご飯なんて夢のまた夢。
ところが、そんな炊きたてご飯の夢をかなえるグッズが登場したのです。今日は、”会社で1人分のご飯が炊けてしまう“便利なハンディ炊飯器をご紹介します。
今回ご紹介するのは、サンコーから発売された「お一人様用 ハンディ炊飯器」です。その名のとおり、1〜2人分のご飯を蒸気の力で炊いてしまう小型の炊飯器です。
まずは製品を見ていきましょう。
パッケージです
内包物は、本体、炊飯容器2個、保管用フタ2枚、計量カップ、電源ケーブル、取扱説明書です
保管用のフタは、ダイヤルを回して炊いた日付がわかる仕組みになっています。炊飯には使用しません
本体です。炊飯台にフタをかぶせる構造になっており、炊飯台には電源スイッチが配置されています
フタには蒸気穴が2つ設けられています
また、持ち手を起こせば持ち運びに便利です。重量は1kgちょっと
フタはフックで固定します
フタを開けると、炊飯台が2基とスチーム発生板が見えます
炊飯容器は陶器製
では、実際に炊いてみます。今回は、80ml(約0.4号)分のお米を炊くことにします。
計量カップでお米を量り、炊飯台に投入します
お米をといだら適量の水を入れます
炊飯容器を炊飯台にセットしたら、炊飯台にも適量の水を流し込みます
フタをしてスイッチを入れます。炊飯中は、非常に見づらいですがランプが赤く点灯します。消灯したら炊飯が完了です
ランプが消えたら少し蒸らしてフタを開けます
本来なら炊飯容器で直接食べてもいいのですが、せっかくなのでお茶わんに盛りつけてみます。ちなみに、お米はあきたこまちの新米を使用しています。
画像ではわかりづらいかもしれませんが、ホックホクでツヤツヤの炊きたてご飯が出来上がっています
ふりかけをかければ、おかずなど不要!
正直、実際に食べる前は筆者もあなどっていました。炊きあがるご飯のクオリティは文句ナシです。少なくとも、自宅にある高級炊飯器で炊いたご飯を温めて食べるよりは、本モデルで炊きたてを食べるほうが断然、おいしいと感じました。
ただ、炊飯を開始するまでに、お米をといだり、水に浸しておいたりする手間がかかること。加えて、炊きあがるまでに50分ぐらいかかることを考えると、ランチタイムきっかりに炊けるようにするには、業務中に仕込みに行くか、ご飯タイマーなどを併用する必要があります。
また、炊飯中はそこそこの蒸気が出るため、デスクで使用すると、同僚からガン見されるのは間違いないので、給湯室などに設置するのが賢明です。
ソレさえ乗り越えれば、職場でも快適な"炊きたてご飯ライフ"が楽しめます。2人分同時に炊けるので同僚に振る舞うものアリですし、スープなどを温めることも可能です。