欲しい人:牧野裕幸
自宅で使っている「MacBook Air」(11インチ、Mid 2013)を買い替えたくなりました。新型「MacBook Air」が発売されましたし、タイミング的には「今でしょ!」と思ったんですが、「ちょ、待てよ!」と。同じく今季発売された新型「iPad Pro」は、高性能な「A12X Bionicチップ」を搭載していて、同社のノートPC「MacBook Pro」に匹敵するほどの高い性能を誇るというらしいじゃないですか!
また本機は、ホームボタン廃止にともない、生体認証が指紋から顔に変更されており、「Face ID」を使い慣れた「iPhone X」ユーザーの私にはうれしい限り。あと、ヒマさえあれば映画やドラマを見る“ネトフリ中毒”の私は、ベッドの上で横になって鑑賞したいわけですよ。「MacBook Air」だと、まあ見づらい。その点、「iPad Pro」ならどんな体勢でも鑑賞しやすいですし、同機の「Face ID」は本体を横向きにしていても認証OKなのが便利すぎます。サイズはもちろんベゼルが細くなった12.9型モデルで、アクセサリー「Smart Keyboard」もあわせて購入予定。「iPad Pro」をPC代わりとしても使えますしね。
買う人:田中巧
価格.comマガジンでは、ひたすらAndroidモノを担当している田中の自宅にはMacしかない。マカー歴はけっこう長く、「Performa」を皮切りに、アップルの暗黒時代を象徴する漢字Talk7.5.2をプリインする「Power Macintosh 7200」、導入・維持・修理に今では考えられないほどお金のかかった「PowerBook 2400c」、オーバークロックが祟り3日で壊した「Power Macintosh 8600」、今に続くアップルの変化を実感したポリタンク「Power Macintosh G3」、PowerPC時代の最後を飾る「PowerBook G4」などを乗り継いできた。
そしてこの冬、2009年型iMacから、現行型27インチiMacへに買い替える。同居人がSOHOで使うので、デカイ画面のほうがよかろう、長く使うからCPUもあまりケチらないほうがいい、セパレート型は置きたくないという3点が選定の理由。
9年使った前モデルは、「High Sierra」まではアップデートできた、ハードウェアも丈夫。トータルで見ればカネがかからなかった。新型にもそれくらいの耐久性&経済性を期待したい。
欲しいかもしれない人:杉浦みな子
2018年9月に発売された核P-MODELの最新アルバム「回=回」を聴いて以来、私の中に訪れた空前の平沢進ブーム!! 映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットで世界中がQUEENに沸く中、ひとり静かに平沢色に染まっています。
さて、もしかしたら「平沢進って誰?」という方もいるかもしれないので、簡単にご説明しましょう。平沢進とは、80年代ニューウェーブバンドP-MODELのボーカルであり、JASRACと戦いながら繰り出す唯一無二の音楽世界によって、いつの時代も熱狂的信者を生み続けているミュージシャン。そんな唯一神・平沢がメイン使用しているエレキギターが、「TALBO」と「EVO」なのです。
TALBOは、1983年に初代モデルが登場。写真左は2018年モデル「TALBO Alumi Clear Wilkinson ‘18 Limited Upgrade"LASER-GUN Mod"」です。そして、そのTALBOを愛した平沢進の思いも取り入れられたという「EVO 0101Z-II Hybrid H-Silver」(写真右)
TALBOが誕生したのは1983年。当時、アルミニウムで作られたシズク型の中空ボディという“異端児的設計コンセプト”に感銘を受けた平沢進は、愛を込めてTALBOを「ミュータント」と呼び、まだサウンドを聴いていないのに「この際、どんな音がしてもいい」というミュージシャンにあるまじき勢いで発売直後に購入したことでおなじみです。
そんなTALBOで奏でられる平沢音楽を聴けば聴くほど、「なんか私、ボーナスでTALBO欲しいかもしんない」という思いが湧いてくるのです。
しかし、EVOも忘れてはいけません。EVOは、これまたTALBO愛用者であるHISASHI(GLAY)と池部楽器のコラボで2004年に登場した、TALBOの進化形亜種とも言えるギター。アルミ単板削り出しボディで、バックがオープンとなった構造により不要共振を抑えつつ、アルミ製ならではの長いサスティーンを実現します。平沢進も近年、核P-MODELの活動で使用しており、演奏の様子はYouTubeの公式チャンネルで確認できます。
その姿を観ていると、「なんか私、ボーナスでEVO欲しいかもしんない」という思いが湧いてくるのです。そんな風に、ギターの世界に存在するミュータントたちのサウンドに完全捕獲されている自分に気付く、2018年ボーナス期のひとときなのでした。以上、とある平沢信者・馬の骨がお届けしました。
欲しい人:桜庭智之
昔、400ccのバイクに乗っていたことがあるのですが、いつからか四輪車のほうにばかり興味を持ってしまい、オートバイはすっかりご無沙汰になっていました。そんなある日、ホンダの四輪車試乗会へ赴いたときに、たまたま展示されていたホンダ「モンキー125」を見て、ひとめぼれしてしまったのです。
まるでおもちゃのように、ぎゅっと凝縮されたモンキー125の外観はとてもかわいく、ヘッドライトからターンランプ、メーターなどさまざまな箇所が丸く作られているのがとても愛敬があって心が惹きつけられます。細部まで作りこまれていることに、とても感心するとともに「これは欲しい!」と思ってしまったのです。
それからはモンキー125に思いを馳せる日々が続き、ついには乗ってみたくなってレンタルしているバイクショップを検索して試乗してみました。
過去の愛車が400ccだったので、実は125ccに乗るのは初めてです。ですが、初めての125ccのバイクが、とても楽しい。軽いのでスイスイと動いてくれて、都内でも郊外でも気負いせずに乗ることができます。また、125ccだとパワーが足りないかな、と思っていたのですが、そんなことはありません。1速で3〜40km/h、2速の途中であっという間に制限速度に到達するので、周囲の四輪車に迷惑をかけることがなく、先頭なら交通の流れすらリードすることができます。
さらに、燃費は200km走っても減ったのは3リッターだけ、かかった金額はわずか450円でした。燃費計算すると、リッター66.6km! Rの小さいコーナーならグイグイ曲がるし、取り回しも楽で疲れ知らずのモンキー125は、今本気で購入したいバイクです。
欲しい人:水川悠士
年末に家族が増えるため「動画撮影にピッタリなカメラないかな?」と思っていたタイミングでDJIから「Osmo Pocket」が発表されました。今使っているミラーレスカメラはきれいに撮れるけど、ちょっとした外出などではあんまり持って行く気になれず……。かと言って、スマートフォン向けのジンバルはスマホをセットするのに手間がかかるんですよね。
その点、ポケットに入るサイズの「Osmo Pocket」は僕にピッタリ。スタビライザー搭載で手ブレしないし、最大4K/60p撮影、顔を自動追跡するフェイストラッキング、タイムラプス&モーションラプスなど、魅力的な機能も満載。スマートフォンに接続すれば大画面で操作できます。何より、ポケットからサッと取り出して、ボタンをポチッとするだけで撮影を始められるのが最高! これならめんどくさがり屋な僕でも、動画撮影がはかどりそう! ということで平成最後のボーナスは「Osmo Pocket」で決まりでしょう。
迷っている人:三浦善弘
今年はフルサイズミラーレスカメラが熱すぎます。キヤノンとニコンが参入し、フルサイズミラーレスカメラの先駆者であるソニーの「α7 III」も年末商戦に向けてボディの価格が20万円を切ってきました。カメラ担当としては、このビッグウェーブに乗りたいところです。
個人的にはキヤノンとソニーのカメラを長年使ってきたので、「EOS R」か「α7 III」の2択となっています(ニコンの「Z 6」も試して、EVFの見やすさと、ボディの完成度の高さ、シャッターのフィーリングは素晴らしかったです)。「α7 III」にして、オールドレンズ(1本しか持っていませんが)を楽しみたいという気持ちはありますが、レンズ資産を考えると「EOS R」が現実的かな〜っと、心が揺れております。毎年ボーナスでカメラが欲しい欲しいと言っていますが、来年は子どもの卒園式と入学式があるので、家族の理解を得られる可能性も大です! もちろん、購入するなら全額還元を期待して「PayPay(ペイペイ)」でいくしかありませんね。