買ってきたお弁当やお総菜、作り置きしておいたおかずなどの温めが手軽にできる電子レンジは、ひとり暮らしの食生活を支える必需品。最近は冷凍食品やデリバリー需要の高まりにより、これまで以上にその重要度は増しています。そこで、本特集では、一般的なひとり暮らし向け物件で使用するのに適する“手ごろな価格”の電子レンジとオーブンレンジをピックアップしました。
※記事中の価格表記は、2025年5月2日時点の価格.com最安価格を参考にしています。
ひとり暮らしで使う電子レンジやオーブンレンジを選ぶ際にチェックしておいたほうがいいポイントを5つ紹介します。
一般的に電子レンジというと、温め機能のみの「単機能電子レンジ」のことを指します。食事は基本的にお総菜やお弁当を食べる人であれば、購入価格が抑えられる単機能電子レンジで十分。温めだけでなく、焼き料理も作りたいなら「オーブンレンジ」を選びましょう。
お菓子作りはしないのでオーブン機能は不要と思う方がいるかもしれませんが、オーブンレンジならトーストを焼くこともできます。電子レンジとトースターの両方を置く場所がないなら、オーブンレンジひとつでまかなってもいいかもしれません。ただし、オーブンレンジのトースト機能は、トースターよりも焼く時間が長く、途中で裏返す必要があることが多いので、時間や使い方が許容範囲かを確かめておきましょう。
価格.comでひとり暮らし向け(20L未満)の単機能電子レンジとオーブンレンジの価格を比較してみると、最も安く購入できる製品の価格差は6,000円ほど。単機能電子レンジは7,000円台から購入できますが、オーブンレンジは13,000円前後以上となっています
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ひとり暮らし向けの製品に限ったことではありませんが、購入する前に、設置できるサイズかを確認してください。設置する際、本体の左右、背面、上部にすき間を作る必要があるので、この点も忘れずにチェックしておきましょう。また、冷蔵庫の天面に設置する場合、冷蔵庫の天面が電子レンジを載せられる仕様(耐熱トップテーブル)かを確かめるとともに、「冷蔵庫の背面より飛び出さない」など冷蔵庫の取扱説明書に記されている条件もチェックしておいたほうが安心です。
冷蔵庫天面に耐熱温度100度のテーブルボードが装備されていれば、電子レンジを設置可能。耐荷重も確認しておきましょう
ドアの開き方も「横開き」と「縦開き」があるので、設置場所に合わせて選びましょう
なお、庫内容量が大きくなると、当然ながら本体サイズも大きくなります。一般的に、ひとり暮らしであれば庫内容量は20L以下で十分と言われているので、それほど設置に困るサイズではないでしょう。単機能電子レンジは庫内容量17〜23Lくらいの製品がほとんど。オーブンレンジは13〜30Lと幅がありますが、大人数をもてなすようなたくさんの料理を作るのでなければ、庫内容量20L前後で十分です。
ほぼ毎日使用するものだから、使いやすさも重要です。実際に製品に触れられるなら使い勝手をチェックし、それが難しいようなら、最低限、庫内の広さや構造を確かめておきましょう。
庫内の構造は大きく、フラットテーブル式かターンテーブル式かに分かれます。丸いテーブルを回転させながら温めるターンテーブル式は価格が安い製品に多いですが、横幅がある食品を入れると途中でつっかえて回転が止まることも。きちんと回転できなかった場合、加熱ムラが生じるので、庫内の幅だけでなく、回転したときにつっかえない奥行きがあるかも確認しておくほうが賢明。そうした心配をしたくないなら、フラットテーブル式を選びましょう。
庫内の掃除もフラットテーブル式のほうがラク!
食品を温めるスピードに直結する「レンジ出力」もチェックしておくべきポイントです。特に、単機能電子レンジの中でも価格の安い製品はレンジ使用時の最大出力が低く、温めに時間がかかる傾向。実際に使い始めると結構ストレスに感じるので、スピーディーに温めを完了したいなら最大出力が高いものを選びましょう。
また、レンジ使用時の最高出力が高い製品でも、その最高出力で温められるのは「自動あたため機能」使用時のみで、かつ、最高出力で温め続けられる時間は○分というように制限があることがほとんど。自動メニュー以外で温めることもあるので、手動で設定できるレンジ出力も確認しておくといいでしょう。
オーブンレンジを選ぶ場合、オーブン調理をするなら、オーブンの最高温度もチェックしておきましょう。最高温度が高いほうが幅広い調理が楽しめ、予熱にかかる時間も短くて済みます。
単機能電子レンジを選ぶ際には、出力の切り替えや加熱時間を設定するタイプか、自動メニューを搭載したタイプかをチェックしておきましょう。自動メニューは、センサーを使って出力や加熱時間を自動で調節する「自動あたため機能」。搭載しているセンサーによって性能に差が出るため、一概にセンサーを搭載しているほうが加熱ムラは少ないとは言えませんが、「自動あたため機能」を使えば、温めすぎてお弁当の容器が溶けてしまったり、牛乳が吹きこぼれたりする事態になりにくいでしょう。出力や時間をいちいち設定しなくていいので、操作が少なくて済むのもメリットです。
自動メニュー(自動あたため機能)の種類や操作性は製品で異なります。写真はどちらも同価格帯の単機能電子レンジですが、飲み物の自動メニューを見比べても違いは明確。写真左の製品は「のみもの」の自動メニューは1つなのに対し、写真右の製品は「のみもの」の中に「牛乳」「コーヒー」「酒かん」の自動メニューが用意されています
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単機能タイプを選ぶ場合のメイン用途は、買ってきたお弁当や惣菜の温めだと思うので、大きめのお弁当も入れやすい庫内がフラットな製品をセレクトしました。なお、単機能電子レンジには使用できる電源周波数が「50Hz」「60Hz」と指定された製品があり、この場合、周波数の違う地域では使用できません。最近は、どちらの周波数にも対応した「ヘルツフリー」の製品が増えているので、本特集ではヘルツフリーの単機能電子レンジを選んでいます。
食品が温まるときに発生する蒸気を検知し、仕上がり温度を判定する絶対湿度センサーを使って食品に合わせて最適に温める自動あたため機能を搭載。市販の冷凍食品や冷凍ごはん、コンビニなどで買ってきたお弁当、飲み物をちょうどいい温度に温めるほか、解凍もおまかせできます。自動メニューは仕上がりを「弱」「強」に設定可能。
●シャープ「PLAINLY RE-TS174」のスペック
・サイズ:460(幅)×350(奥行)×280(高さ)mm
・庫内サイズ:275(幅)×325(奥行)×180(高さ)mm
・重量:12kg
・レンジ出力:520W[50Hz]/650W[60Hz]・500W・200W相当 ※520W/650Wは最大10分
・自動あたため機能:○
絶対湿度センサーを使った自動メニューを搭載している点は上で紹介した「PLAINLY RE-TS174」と同じですが、「RE-TD184」のほうが多機能。混ぜた具材の上にごはんや冷凍ゆで麺をのせるだけで1品作れる「ワンディッシュごはん」「ワンディッシュヌードル」、簡単に作れる「らくチン!煮物」といった、ちょっと手作りできる自動メニューが用意されています。庫内容量は18Lですが、設置面積は17Lの「PLAINLY RE-TS174」より小さいので高さが問題ないなら「RE-TD184」を選ぶのもあり!
●シャープ「PLAINLY RE-TD184」のスペック
・サイズ:415(幅)×350(奥行)×320(高さ)mm
・庫内サイズ:330(幅)×300(奥行)×190(高さ)mm
・重量:10kg
・レンジ出力:[自動]1,000W(最大3分で、その後600Wに切り替え) [手動]1,000W・600W・500W・200W相当
・自動あたため機能:○
自動あたため・解凍時に高性能な赤外線センサーを使うのがポイント。20L以下のモデルに採用されていることは少ないため、購入時の決め手のひとつになりそう。出力を4段階に変えながら加熱することでちょうどよく仕上げる自動解凍や、冷凍食品専用の自動あたためを搭載。自動あたためは最高出力900Wでスタートし、3分以上になると600Wに切り替わりますが、最大出力の持続時間が約3分と長いので素早く温められます。
●AQUA「四ツ星レンジ AQM-KF20P」のスペック
・サイズ:472(幅)×354(奥行)×300(高さ)mm
・庫内サイズ:300(幅)×310(奥行)×195(高さ)mm
・重量:10.6kg
・レンジ出力:[自動]900W(最大3分で、その後600Wに切り替え) [手動]600W・500W・200W相当、100W相当
・自動あたため機能:○
自動メニューだけでなく、手動でも900Wで温められるのが最大の魅力。900Wで設定できる時間は最大3分(1分30秒以上で600Wに自動切り替え)ですが、600Wや500Wで温めるよりも短時間で温められるので十分でしょう。自動メニューは絶対湿度センサーを使って出力や時間を調節。「あたため」「冷凍」「のみもの 1杯・2杯」「お弁当」の4メニューを搭載しています。
●東芝「ER-S17Y」のスペック
・サイズ:458(幅)×354(奥行)×281(高さ)mm
・庫内サイズ:273(幅)×315(奥行)×181(高さ)mm
・重量:10kg
・レンジ出力:[自動]900W(最大1分30秒で、その後600Wに切り替え) [手動]900W・600W・500W・200W相当
・自動あたため機能:○
自動メニューは、常温や冷蔵の食品を温める「あたため」、冷凍保存したごはんや総菜を温める「解凍あたため」、飲み物を最適な温度に温める「飲み物・牛乳」の3つ。「あたため」と「解凍あたため」では、湿度センサーと最大800Wの出力が作動し、素早く最適に温めます。機能はシンプルですが、手動設定のレンジ出力で600W・500W・200Wに加え、100Wも選べるのがポイント。冷凍した食品の解凍に役立つように低出力を用意したそうです。
●日立「HMR-FT19A」のスペック
・サイズ:469(幅)×347(奥行)×296(高さ)mm
・庫内サイズ:285(幅)×316(奥行)×207(高さ)mm
・重量:9kg
・レンジ出力:[自動]800W(最大1分30秒) [手動]600W・500W・200W相当、100W相当
・自動あたため機能:○
2人世帯でも使える少し大きめの庫内容量22Lの製品ですが、スピーディーに温めたいなら本製品を選ぶのもあり! 蒸気センサーと最高出力1,000Wのハイパワーで温める自動メニューを搭載しており、お茶碗1杯のごはんなら約1分で温められます。さらに、手動で500Wまたは600Wでレンジ加熱している途中で「スピード」ボタンを押すと出力が1,000Wに切り替わる「スピード機能」も搭載(1,000Wで1分30分以上経過すると元の出力に戻る)。マイクロ波を庫内に拡散するアンテナに独自の「スクリューアンテナ」を採用しているので、解凍のムラも抑えられます。
●パナソニック「NE-FL1C」のスペック
・サイズ:488(幅)×380(奥行)×298(高さ)mm
・庫内サイズ:332(幅)×365(奥行)×206(高さ)mm
・重量:8.9kg
・レンジ出力:[自動]1,000W(最大1分30秒で、その後600Wに切り替え) [手動]600W・500W・150W相当
・自動あたため機能:○
自動あたため機能を搭載していない、手動で出力や時間を設定するタイプ。出力切り替えと時間設定の2つのダイヤルを備え、ダイヤルを回して時間を設定すると運転が始まる仕組みなので操作に困ることはないでしょう。選択した時間などが光るようになっており、見やすさもバッチリ。
●東芝「ER-M17Y」のスペック
・サイズ:458(幅)×349(奥行)×281(高さ)mm
・庫内サイズ:273(幅)×323(奥行)×181(高さ)mm
・重量:12kg
・レンジ出力:強([50Hz]520W、[60Hz]650W)・500W・200W相当
・自動あたため機能:−
手動設定のみのタイプをもうひとつ紹介。ダイヤルで時間を設定する仕様は上で紹介した東芝「ER-M17Y」と同じですが、シャープ「RE-T171」は出力の切り替えに押すタイプのボタンを採用しています。さらに、解凍時には食品の重さから加熱時間が合わせられるように、加熱時間の内側にグラム表示を記しているのもポイント。たとえば、200gの食品を解凍する場合、グラム表示の「200」に合わせると外側に記された加熱時間「3分」で加熱が始まります。このほか、最大10分までセットできるキッチンタイマー機能も搭載。
●シャープ「RE-T171」のスペック
・サイズ:460(幅)×370(奥行)×273(高さ)mm
・庫内サイズ:273(幅)×313(奥行)×177(高さ)mm
・重量:13kg
・レンジ出力:強([50Hz]550W、[60Hz]700W)・500W・解凍200W相当
・自動あたため機能:−
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温めだけでなく、オーブン調理やグリル調理なども行うことを考慮し、拭き掃除しやすいフラットテーブル式採用モデルを選んでみました。
「EVERINO」の特徴である、レンジ加熱からグリル加熱に自動で切り替えて揚げ物をサクッと温め直す「サクレジ」や、レンジ加熱→グリル加熱またはグリル加熱→レンジ加熱を切り替えて調理する「レジグリ」が使えるのが大きな魅力。両面焼きができる「焼きプレート」が付属するので、トーストを途中で裏返す必要がないのもうれしいポイントです。また、「焼きプレート」で両面こんがり焼き上げる焼き鳥やお好み焼きなどを調理することも可能。
自動メニューはレンジ加熱からオーブン加熱まで充実の28種類を搭載。レンジ加熱の自動あたためは仕上がりの温度を45〜90度で設定できるうえ(このクラスでは「強・中・弱」で選ぶものが多い)、-10〜90度まで設定できる機能も用意されているので、手軽に使えて、簡単操作で本格的な調理もできるオーブンレンジを探しているなら本製品は打って付けです。
●象印「EVERINO ES-KA18」のスペック
・サイズ:459(幅)×426(奥行)×333(高さ)mm
・庫内サイズ:344(幅)×285(奥行)×167(高さ)mm
・重量:15kg
・レンジ出力:[自動]900W(最大3分で、その後600Wに切り替え) [手動]900W・600W・500W・300W・150W相当
・オーブン温度調節:100〜250度(250度での運転時間は約5分で、その後210度に切り替え)、発酵(30・35・40・45度)
・トースト(自動):[1枚:常温/冷凍]約4分/約4分10秒、[2枚:常温/冷凍]約4分20秒/約4分40秒 ※途中で裏返す必要なし
ごはんやおかずを温める「あたため」や飲み物を温める「牛乳・酒」、「冷凍食品のあたため」「お弁当あたため」のほかに、市販のフリーズドライのスープを飲みごろの温度に温める「フリーズドライスープ」や野菜を加熱する「ゆで葉菜、ゆで根菜」、すぐに調理できる状態にする「全解凍」、必要な分だけ切り分け、残りを再冷凍できる「サックリ解凍」など、充実したレンジ加熱の自動メニューを搭載。揚げ物のベタつきを抑えて温め直す、オーブン加熱での自動メニューも用意されています。
さらに、耐熱のお皿などに具材を入れ、ごはんや冷凍茹で麺を載せて温めれば1品完成するワンディッシュメニューも搭載。サッと作って、洗い物も楽に済ませたいときに役立つでしょう。
●シャープ「PLAINLY RE-WF185」のスペック
・サイズ:455(幅)×375(奥行)×330(高さ)mm
・庫内サイズ:355(幅)×295(奥行)×165(高さ)mm
・重量:14kg
・レンジ出力:[自動]900W(最大2分) [手動]900W・600W・500W・200W相当
・オーブン温度調節:110〜250度(210度以上での運転時間は約5分で、その後200度に切り替え)、発酵(40度)
・トースト(自動):[1枚]約5分30秒、[2枚]約6分 ※途中で裏返す必要あり
ごはんやお総菜を温める「あたため」、冷凍保存したごはんやお総菜を温める「解凍あたため」、「コンビニ弁当」「飲み物 牛乳」「揚げ物あたため」「解凍」といった使用頻度の高そうな自動あたため機能をワンタッチで選べるダイレクトキーを配置。このほか、オーブン/グリル加熱を使う「トースト」「グラタン」「スイーツ」、炒め物、煮物、油で揚げない揚げ物が作れる「ノンフライ」などの自動メニューも搭載しています。耐熱ガラスボウルひとつでパスタや煮物が完成する「ボウルメニュー」を新たに追加。
そして、レンジ加熱の手動設定には、600Wもしくは500Wから途中で自動的に200Wまたは100Wに切り替える「リレー加熱」を用意。煮込み調理や炊飯などに使うといい加熱方法だそう。
●日立「MRO-F5B」のスペック
・サイズ:470(幅)×370(奥行)×310(高さ)mm
・庫内サイズ:283(幅)×301(奥行)×190(高さ)mm
・重量:11.5kg
・レンジ出力:[自動]950W(最大2分) [手動]600W・500W・200W相当、100W相当
・オーブン温度調節:100〜210度、250度(250度での運転時間は約5分で、その後210度に切り替え)、発酵(40度)
・トースト(自動):[焼き色「中」/1〜2枚]約5〜6分 ※途中で裏返す必要あり
東芝の庫内容量20L以下のオーブンレンジには16Lの「ER-Y16」もラインアップされていますが、オーブン機能を使うならオーブン最高温度が250度の「ER-40A」を選んだほうがよさそう(「ER-Y16」は200度)。パンの温めや揚げ物の温め直し、1分/3分/5分/7分でおつまみやおかずが作れる時短調理の自動メニューも「ER-Y16」には搭載されていません。トーストも「ER-40A」のほうが早く焼き上がります。
28種類ある自動メニューのうち、「あたため」「冷凍ごはん・おかず」「牛乳1杯・2杯」「解凍」「トースト」をキーとして操作部に配置。上で紹介した日立「MRO-F5B」と比べるとワンタッチで選べる自動メニューのキーの数は少ないですが、バックライト付きの液晶パネルを採用しているので、本製品のほうが視認性は高そう。また、庫内側面と奥面に汚れのこびり付きを防ぐ撥水・撥油コーティングが施されています。
●東芝「ER-40A」のスペック
・サイズ:485(幅)×376(奥行)×302(高さ)mm
・庫内サイズ:283(幅)×321(奥行)×189(高さ)mm
・重量:12kg
・レンジ出力:[自動]900W(最大2分で、その後600Wに切り替え) [手動]900W・600W・500W・200W相当
・オーブン温度調節:100〜250度(250度での運転時間は約5分で、その後210度に切り替え)、発酵(35・40度)
・トースト(自動):[1〜2枚]約4〜5分 ※途中で裏返す必要あり
自動メニュー数はレンジ加熱の「あたため」「冷凍(ごはん・おかず)」「飲み物」「お弁当」、グリル加熱の「トースト」と多くないですが、レンジ加熱がメインで、トーストを焼くくらいでいい人なら機能を絞った本製品が使いやすいかもしれません。もちろん、手動で設定すれば本格的なグリル調理やオーブン調理もできます。
●パナソニック「NE-SA2C」のスペック
・サイズ:461(幅)×338(奥行)×295(高さ)mm
・庫内サイズ:267(幅)×286(奥行)×190(高さ)mm
・重量:10.1kg
・レンジ出力:[自動]850W(最大2分で、その後600Wに切り替え) [手動]850W・600W・500W・200W相当
・オーブン温度調節:100〜200度(200度での運転時間は約8分で、その後180度に切り替え)、発酵(40度)
・トースト(自動):[1枚]約6分15秒、[2枚]約7分15秒 ※途中で裏返す必要あり
庫内の高さを抑えることで加熱効率を高めた低層設計が特徴。庫内の温度上昇のスピードが早いので、時間のかかるオーブン予熱も約5分50秒で200度まで到達します。また、トーストを裏返さずに両面こんがり焼けるのもポイント。トースターを買わずにオーブンレンジだけで済ませたい人に最適です。さらに、付属の小皿に水を入れ、蒸気を発生させてから加熱する自動メニューも搭載。切り身や焼き鳥などに使えば、蒸気を使わない加熱よりもふっくら仕上がり、フライの温め直しでは衣がサクッとした常態に戻ります。
本体の高さが低く、左右・背面は壁にぴったりくっつけて設置できるので、置き場所にも困りにくいのもいいところ。角皿を使用しないときに本体の横に立てかけてるスタンドも付いています。
●山善「YRZ-WF150TV」のスペック
・サイズ:464(幅)×356(奥行)×302(高さ)mm
・庫内サイズ:353(幅)×293(奥行)×135(高さ)mm
・重量:11.4kg
・レンジ出力:1,000W(最大3分で、その後600Wに切り替え)、600W・500W・200W相当・100W相当
・オーブン温度調節:100〜200度、40度
・トースト(自動):[1〜2枚]約6分 ※途中で裏返す必要なし
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