レビュー
在宅太りの強い味方!冷蔵庫の残り物で野菜スープもおいしく作れる

レコルトの「ソイ&スープブレンダー」で豆乳&スープ三昧!

自宅でひとり黙々と仕事をしていると、口寂しくなりついついおやつをつまんでしまいます。結果、4月から半年で体重が5kg増(泣)。メタボ腹で履けるズボンが減るに至り、こりゃヤバいと「ニンテンドースイッチ」のフィットネスゲームで運動を始めました。しかし、動いたら動いたで、またお腹が空く。ここで食べたらまた太るという悪循環に陥るのでどうしたものかと思案していたら、ちょうどいい感じの調理家電が発売されたと聞き、さっそく借りて試してみました!

ウィナーズ「レコルト ソイ&スープブレンダー RSY-1」(以下、ソイ&スープブレンダー)は簡単に言うと、ヒーター内蔵のブレンダー。食材を砕くと同時に加熱ができるので、これ1台でスープが作れます。乾燥大豆と水をセットして豆乳が作れる「SOY MILK(ソイミルク)」のほか、「SOUP/PASTE(スープ/ペースト)」「JUICE/CLEAN(ジュース/クリーン)」の3モードを搭載。水の量を加減して、ソースやペースト作りにも活用できます。

ソイ&スープブレンダー。本体サイズは約136(幅)×104(奥行き)×216(高さ)mm、重量は約990g。容量は約350ml。レシピ集、クリーニングブラシ、大豆用計量スプーンが付属します

ソイ&スープブレンダー。本体サイズは約136(幅)×104(奥行き)×216(高さ)mm、重量は約990g。容量は約350ml。レシピ集、クリーニングブラシ、大豆用計量スプーンが付属します

「SOY MILK」「SOUP/PASTE」モードはヒーターで熱を加えながらかくはんするモード。「JUICE/CLEAN」は、かくはんのみでヒーターは使いません

「SOY MILK」「SOUP/PASTE」モードはヒーターで熱を加えながらかくはんするモード。「JUICE/CLEAN」は、かくはんのみでヒーターは使いません

本体の中には、家庭用冷蔵庫の製氷機で作った角氷も砕ける丈夫な4枚刃を搭載。刃の下、本体底の部分にヒーターが内蔵されており、モードに合わせて温度が自動で調整されます

本体の中には、家庭用冷蔵庫の製氷機で作った角氷も砕ける丈夫な4枚刃を搭載。刃の下、本体底の部分にヒーターが内蔵されており、モードに合わせて温度が自動で調整されます

豆乳は乾燥大豆、水で戻した大豆、どちらでも作れる

まずは、豆乳作りに最適な92℃前後で加熱しながら、約30〜35分間、刻む、加熱、かくはんを繰り返す「SOY MILK」モードで、豆乳を作ってみましょう。

豆乳は鍋に火をかけて作ると焦げ付きやすいため、付きっきりでかき混ぜ続ける必要があり、作るのはかなりめんどうなイメージがあります。それが、放ったらかしで簡単にできるのです。

作り方は、“基本の豆乳”と“即席豆乳”の2通り。“基本の豆乳”は、乾燥大豆40gを6〜8時間水に浸したあと、ソイ&スープブレンダーに水とともに入れて「SOY MILK」モードボタンを押すだけ。加熱とかくはんを繰り返した後、約30分で終了。コップ2杯程度の自家製豆乳ができあがります。

大豆を浸水させるのがめんどうならば、“即席豆乳”。基本の豆乳よりちょっと多めの50gの乾燥大豆をそのままソイ&スープブレンダーに水とともに入れ、同じく「SOYMILK」モードボタンを押すだけ。基本の豆乳の味は濃く、大豆の風味がかなり強いのに対して、即席豆乳は薄口。豆乳の独特の香りと味が苦手ならば、即席豆乳がおすすめです。

乾燥したままの大豆(左)と、水で戻した大豆(右)の両方が使えます

乾燥したままの大豆(左)と、水で戻した大豆(右)の両方が使えます

左が水で戻した大豆で作った豆乳、右が乾燥大豆で作った豆乳(豆乳の量は製法に無関係です)。見た目はほぼ変わりませんが、乾燥大豆そのままの豆乳のほうがさっぱりしていて、筆者は好みです。手前はおから

左が水で戻した大豆で作った豆乳、右が乾燥大豆で作った豆乳(豆乳の量は製法に無関係です)。見た目はほぼ変わりませんが、乾燥大豆そのままの豆乳のほうがさっぱりしていて、筆者は好みです。手前はおから

豆乳とおからを分ける際は「出汁パック」がおすすめ

どちらの豆乳もそのまま飲むことができますが、おから(大豆の絞りかす)が含まれているのでかなりザラザラしており、飲み終わったあとも口の中や喉におからの細かい粒子が残って、わりと不快。このザラザラした感触が気になる場合は、少々手間がかかりますが、サラシ布などでこす必要があります。

ただ、サラシ布を使った場合、布を洗うのがちょっとめんどう。ズボラな筆者としてはなるべく簡単にすませたい。で、まず試したのが茶こしです。目の細かい茶こしを使ったところ、ある程度おからを除いてくれました。このおからは無味無臭でそのまま食べると味気ないのですが、味噌汁に入れると味にコクが出てとってもGood! これ、おすすめです。

網目の細かい茶こしに豆乳を注ぎ、時間をかけておから成分を取り除いていきます。ただ、完全にはおからを取り切れないので、少しザラザラした豆乳になります

網目の細かい茶こしに豆乳を注ぎ、時間をかけておから成分を取り除いていきます。ただ、完全にはおからを取り切れないので、少しザラザラした豆乳になります

おからを味噌汁に入れてみました。すぐに溶けてしまいますが、味噌汁にコクが出ておいしくなります

おからを味噌汁に入れてみました。すぐに溶けてしまいますが、味噌汁にコクが出ておいしくなります

ただ、茶こしでも完全にはおから成分が取り切れないので、やっぱり豆乳は少しザラザラします。市販の豆乳パックのようなスッキリ感はありません。

ということで次に試したのが、出汁パック。目が細かすぎてなかなか豆乳が通らないので、時間をかけて絞り出すようにすると、たくさんのおからが取れました。なにコレすごい(笑)。豆乳にはザラザラ感がまったくなく、市販の豆乳のようにつるつるした舌触りとのど越し。とても飲みやすいです。ただ、おからがたくさん取れる分、豆乳の量は少なめになります。

目の細かい出汁パックで豆乳を絞ると、かなりの量のおからが取れます。なお、できたては熱いので、絞る時は要注意

目の細かい出汁パックで豆乳を絞ると、かなりの量のおからが取れます。なお、できたては熱いので、絞る時は要注意

たくさん取れたおからで、「卯の花の炒り煮」を作ってみました。スーパーの惣菜コーナーで売っているアレです。にんじん、いんげん、油揚げ、ちくわをおからとともにサラダ油で炒め、火が通ったら醤油やみりん、酒とだしの素で味を整えながら、汁気がなくなるまで煮詰めていきます。卯の花ってスーパーで買うと少々お高いですが、自作ならば冷蔵庫にある残りもので安く大量に作れます。ご飯のお供にサイコー!

かなり強く絞らないと、おからの水分が多くて市販の卯の花のようにホロホロにはなりませんが、これはこれでおいしいです。醤油を控えめにしたほうが、さっぱりしてよりおいしくなりそう

かなり強く絞らないと、おからの水分が多くて市販の卯の花のようにホロホロにはなりませんが、これはこれでおいしいです。醤油を控えめにしたほうが、さっぱりしてよりおいしくなりそう

できたて豆乳を使ったぜいたくソイラテ!

そうしてできた豆乳を使って、ソイラテを作ってみました。コーヒーは、同じくウィナーズが10月に発売したばかりの「レコルト コーン式全自動コーヒーメーカー RCD-1」で淹れたものです。

このコーヒーメーカー、メーカー希望小売価格が2万円(税別)とリーズナブルにもかかわらず、豆挽きから抽出までができる全自動仕様。さらに、豆の挽き目が細挽きから極粗挽きまで細かく微調整可能で、豆の量も4段階で調節可能とカスタマイズの範囲が広く、自分好みのコーヒーを探求できるスグレモノです。

ラテにするのでちょっと濃い目にコーヒーを淹れ、電子レンジで温めた豆乳を注ぎます。豆乳の味が強く出ますが、コーヒーの香りと味とからまって、口当たりをほどよくやわらかくしてくれます。

筆者はテレワーク中にコーヒーを1日4〜5杯飲むのですが、健康のためにブラック志向。ただ、毎日ブラックコーヒーを大量に飲んでいると、かえって胃に悪そうで心配になっていました。大豆の栄養を大好きなコーヒーと一緒に摂れるソイラテは、健康志向にはうってつけ。これからは、1日1杯はソイラテにしようと決意した次第です。

コーン式ミルで挽いた香りの高いコーヒーと豆乳はベストマッチ。とはいえ、ブラックコーヒーの魅力にはあらがいがたいので、ソイラテは1日1杯で(笑)

コーン式ミルで挽いた香りの高いコーヒーと豆乳はベストマッチ。とはいえ、ブラックコーヒーの魅力にはあらがいがたいので、ソイラテは1日1杯で(笑)

材料を入れてスイッチを押すだけ。栄養たっぷりの濃厚スープ三昧!

つづいて、89℃前後で加熱しながら材料を細かく刻んでかくはんを繰り返す「SOUP/PASTE」モードで、スープ作りに挑戦です。今回は試しませんでしたが、水の量を減らせば、ソースやペーストも作れます。

約30分で濃厚コーンスープができあがり

まずは、基本中の基本であるコーンスープ。筆者はコーンスープが大好きで、よく粉末のインスタントスープを飲んでいるのですが、インスタントはちょっと薄くて味気ない。洋食屋で出てくるような、ドロッとしてコーンの味をガツンと感じる、そんなコーンスープが家でも飲みたいと常々思っていました。でも、ミキサーでコーンを砕いて鍋で煮て、というのはさすがにめんどう。ソイ&スープブレンダーなら、それらの工程が1回で完了します。しかも放ったらかし!

作り方は本当に簡単。市販の缶詰コーン(ホール)200gと牛乳150ml、コンソメスープの素、塩・コショウを入れて「SOUP/PASTE」モードボタンを押すだけ。約30分程度で、ドロッとした濃いコーンスープができあがります。

コーンを直に感じ、とてもおいしい。これぞ求めていた味です。細かく砕かれたコーンの皮がシャリシャリしているので、なめらかなスープを飲みたい人は裏ごしたほうがよいですが、筆者は気になりません。むしろこのシャリシャリを噛みながら飲んだほうが、お腹にたまる感じがして好きです。

コクのある濃いコーンスープができました。コーンの皮のシャリシャリ感がたまらない!

コクのある濃いコーンスープができました。コーンの皮のシャリシャリ感がたまらない!

枝豆のポタージュはクリーミーながらさっぱりおいしい

付属のレシピ集に「枝豆のスープ」があったので、作ってみました。冷凍ゆで枝豆100gと牛乳200ml、玉ねぎ15g(ひとむき)、コンソメ、塩・コショウを入れてスイッチぽん。器によそったら、解凍しておいた枝豆数個と牛乳をちょいとたらしてできあがり。意外なことに、枝豆の青臭さはまったくありません。クリーミーながら味はさっぱりしており、とてもおいしいです。簡単に作れるし、これはクセになりそう。

冷凍枝豆を使ったスープは枝豆の青臭さがまったくなく、さっぱりして飲みやすい

冷凍枝豆を使ったスープは枝豆の青臭さがまったくなく、さっぱりして飲みやすい

冷蔵庫にある野菜もスープにすれば残さず消費できる

レシピ集には掲載されていないのですが、冷蔵庫にカボチャとジャガイモの切れ端が残っていたので、カボチャスープとジャガイモスープをそれぞれ作ってみました。

何度かトライしましたが、ソイ&スープブレンダーで作れる1回分の量としては、カボチャは1/4切れのさらに1/4程度、ジャガイモは小さめの玉の半分くらいが適量のようです。それ以上の量を入れるとドロッとして飲み口がかなり重くなります。また、粘度が高いため、ブレンダーの底が焦げ付いてしまいます。

それぞれ牛乳とコンソメスープの素、玉ねぎをひとむき、塩・コショウを入れて「SOUP/PASTE」モードでオン。おいしい! 身体が温まるし、お腹にたまるし、野菜が簡単に摂れてヘルシーだしで、文句なしです。ソイ&スープブレンダーがあれば冷蔵庫の残りもので簡単にスープが作れるので、在宅勤務中に小腹が空いたら、今後は野菜スープですな。

カボチャは電子レンジで2分程度加熱したあとに皮をむき、ざく切りにして投入

カボチャは電子レンジで2分程度加熱したあとに皮をむき、ざく切りにして投入

なめらかで濃厚なカボチャスープ。「オレ今、野菜を摂っている」という実感(笑)

なめらかで濃厚なカボチャスープ。「オレ今、野菜を摂っている」という実感(笑)

ジャガイモは皮をむいて薄切りにしてそのまま入れました

ジャガイモは皮をむいて薄切りにしてそのまま入れました

でんぷん質で口当たりが重くなるので、ジャガイモは少なめがよいです。冷蔵庫で冷やして冷製スープにしてもおいしい

でんぷん質で口当たりが重くなるので、ジャガイモは少なめがよいです。冷蔵庫で冷やして冷製スープにしてもおいしい

ブレンダーとして使ってスムージーも作れる

最後に、冷蔵庫の野菜室に小松菜があったので、バナナとりんごを買い足してグリーンスムージーを作ってみました。小松菜3枚、りんご1/8個、バナナ1/2本に氷と水を足して「JUICE/CLEAN」モードで2分30秒。

通常、ブレンダーでスムージーを作る場合よりも調理時間が長いですが、これは「JUICE/CLEAN」モードがかくはんと停止を繰り返すようプログラムされているため。間欠運転を繰り返すことで、ムラなく仕上がります。

できたスムージーの色だけ見ると青臭そうに思えますが、バナナのおかげで小松菜の味とにおいは消えており、とても飲みやすいです。作り置きした豆乳を混ぜてもおいしいでしょう

できたスムージーの色だけ見ると青臭そうに思えますが、バナナのおかげで小松菜の味とにおいは消えており、とても飲みやすいです。作り置きした豆乳を混ぜてもおいしいでしょう

なお、「JUICE/CLEAN」モードという名前からもわかるように、使用後に水と台所用中性洗剤を数滴入れて「JUICE/CLEAN」で運転させれば、簡単に刃のまわりの汚れを落とすことができます。

レコルトの「ソイ&スープブレンダー」は在宅太りの強い味方!

在宅での作業中、小腹が空いた時は食パンをかじったり、お菓子をつまんだりしていましたが、炭水化物も糖分も、取りすぎると肥満一直線、生活習慣病一直線になってしまいます。コロナ禍でほとんど外出しなくなり、運動不足がはなはだしい今日このごろ。食生活にはより一層気をつけていかねばと、「ソイ&スープブレンダー」で作った豆乳や野菜スープを飲みながら、心に誓うのでした。

近藤克己

近藤克己

1966年生まれ、福島県出身。大学では考古学を専攻。主に生活家電を中心に執筆活動する家電&デジタルライター。レビューや検証記事では、オジさん目線を大切にしている。得意分野は家電流通・家電量販店。趣味は、ゴルフ、ギター、山登り、アニメ、漫画、歴史、猫。

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