レビュー

熱風のパワーの効果がすごい! パリパリ&ジューシーがやみつきになるクイジナートのコンベクションオーブン

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もう1年以上前のことなのに、クイジナートのプレス向け説明会で試食した「エアフライ オーブントースター TOA-38」(以下、「TOA-38」)で“焼いただけの料理”がおいしくて、今でも時々思い出します。今回、もう一度食べたくて自分で作ってみたのですが、やっぱりおいしくて、実力は間違いないことを実感しました。

さらに、ほかのオーブントースターでも同じように作れるだろうと試してみたところ、これが違ったんです……。想像以上に差が出て驚いた「TOA-38」の実力をご覧ください!

なお、「TOA-38」に付属する「グリルコンテナ」と「メジャースプーン」が、2023年7月にカラー変更されました。今回は変更前のものを使用していますが、性能は同じです。

ネットで販売されているものの中には、カラー変更前の付属品が入っている場合もあります

ネットで販売されているものの中には、カラー変更前の付属品が入っている場合もあります

真上から熱風を循環させるコンベクションオーブン

「TOA-38」の製品名は「エアフライ オーブントースター」ですが、カテゴリーは、オーブントースターの1種類であるコンベクションオーブン。ヒーターによって熱された空気をファンで対流・循環させ、熱風で食材を加熱するコンベクション機能を搭載しています。多くのコンベクションオーブンと同様に、ヒーターだけでの加熱と、ヒーター+ファンの熱風による加熱を使い分けが可能。さらに、トーストでは、スチームを組み合わせた加熱にも対応しています。

サイズは375(幅)×355(奥行)×310(高さ)mmで、消費電力は1,450W

サイズは375(幅)×355(奥行)×310(高さ)mmで、消費電力は1,450W

上部に3本、下部に2本の計5本の石英管ヒーターを搭載。下ヒーターには、パンくずなどの付着を防ぐカバーが付いています。下ヒーターの手前には、スチーム機能を使用する際に水を入れるトレーを装備

上部に3本、下部に2本の計5本の石英管ヒーターを搭載。下ヒーターには、パンくずなどの付着を防ぐカバーが付いています。下ヒーターの手前には、スチーム機能を使用する際に水を入れるトレーを装備

庫内背面ではなく、天面にファンを搭載しているのも特徴。真上から熱風を送り出します

庫内背面ではなく、天面にファンを搭載しているのも特徴。真上から熱風を送り出します

操作部はダイヤル式。「FUNCTON」で調理モードを選んで「TEMP」で温度を設定し、トースト以外の調理は「TIME」で、トーストは「TOAST」で時間を設定します。最初はとまどうかもしれませんが、慣れれば簡単

操作部はダイヤル式。「FUNCTON」で調理モードを選んで「TEMP」で温度を設定し、トースト以外の調理は「TIME」で、トーストは「TOAST」で時間を設定します。最初はとまどうかもしれませんが、慣れれば簡単

調理モードごとに、使用するヒーターやコンベクション機能(熱風)の有無が異なります。また、庫内に高さがあるので、食材を載せたトレーをセットする位置を調理モードに合わせて上段か下段で変えるのも特徴。下段にセットすると庫内の高さが9cmになり、高さのある食材が調理できます

調理モードごとに、使用するヒーターやコンベクション機能(熱風)の有無が異なります。また、庫内に高さがあるので、食材を載せたトレーをセットする位置を調理モードに合わせて上段か下段で変えるのも特徴。下段にセットすると庫内の高さが9cmになり、高さのある食材が調理できます

短時間で完成! グリルコンテナを使った料理が優秀

オーブントースターのレビューでは、最初にトーストについて書くことが多いですが、付属のグリルコンテナを使って作った料理が最高においしかったので、いちばんに紹介したい!

※冒頭にも記しましたが、グリルコンテナのカラーは2023年7月にパールグレーに変わりました。本記事は、カラー変更前のものを使用しています。

グリルコンテナは、深さのある「ボックス」と、浅型でグリルパンとして使える「トップ」がセットになっています。グラタンなどを作りたいときは「ボックス」、パリッと焼き上げるグリル調理がしたいときは「トップ」を使用。さらに、「トップ」をふたとして「ボックス」に重ねれば、蒸し料理や煮込み料理が作れます。

「ボックス」のみ、「トップ」のみ、「ボックス」と「トップ」のセットというように、料理に合わせて使い分けられます

「ボックス」のみ、「トップ」のみ、「ボックス」と「トップ」のセットというように、料理に合わせて使い分けられます

それでは、何回作っても「うまーっ!」と絶賛しちゃうグリルチキンをご覧ください。下味を付けた鶏もも肉をグリルコンテナのトップに載せて焼くだけと、準備も調理も超簡単!

塩と紹興酒をまぶして15分置いておいた鶏もも肉(約300g)をグリルコンテナのトップに皮目を上にして載せ、上段にセット

塩と紹興酒をまぶして15分置いておいた鶏もも肉(約300g)をグリルコンテナのトップに皮目を上にして載せ、上段にセット

調理モードを「GRILL」にし、調理温度200度、加熱時間15分でスタート

調理モードを「GRILL」にし、調理温度200度、加熱時間15分でスタート

加熱スタートから約7分後に、皮に焼き目が付いてきました。窓が大きいので、調理中の様子が確認しやすい!

加熱スタートから約7分後に、皮に焼き目が付いてきました。窓が大きいので、調理中の様子が確認しやすい!

15分経過し、調理が完了。見てください、この焼き色を! 食欲がそそられます

15分経過し、調理が完了。見てください、この焼き色を! 食欲がそそられます

焼き上がった鶏もも肉にナイフを入れると、皮がパリパリッと音を鳴らします(下の動画参照)。切れ味の悪いナイフでしたが、香ばしく焼けた皮のパリパリ感は伝わるでしょう。さらに、あふれ出す肉汁。これでおいしくないわけがない!

食べてみると、やっぱりおいしい! 皮はパリパリなのに、身は蒸したかのようにやわらかでジューシー。プレス向け説明会で試食したときと同じ仕上がりです。初めて作った筆者でもうまくできたので、きっと誰でもこのおいしさを味わえるはず

食べてみると、やっぱりおいしい! 皮はパリパリなのに、身は蒸したかのようにやわらかでジューシー。プレス向け説明会で試食したときと同じ仕上がりです。初めて作った筆者でもうまくできたので、きっと誰でもこのおいしさを味わえるはず

でも、鶏もも肉を焼くだけなら、ほかのコンベクションオーブンでも同じように作れるのではないかと密かに思っていた筆者。そこで、価格.comマガジン編集部にあるコンベクションオーブンで、同メニューを作ってみました。

編集部所有のコンベクションオーブンで焼き料理をするときには、アルミホイルを敷いた天板(付属品)を使用。取扱説明書にグリルチキンはなかったので、ハンバーグを焼く際の時間と温度を参考にしました。設定温度は200度で、加熱時間は40分です

編集部所有のコンベクションオーブンで焼き料理をするときには、アルミホイルを敷いた天板(付属品)を使用。取扱説明書にグリルチキンはなかったので、ハンバーグを焼く際の時間と温度を参考にしました。設定温度は200度で、加熱時間は40分です

設定温度は「TOA-38」と同じ200度ですが、加熱時間は「TOA-38」と比べ約3倍近い40分。この時間の差だけで「TOA-38」に軍配が上がりますが、そこは目をつぶり、おいしさで比較します。

40分後、焼き上がったグリルチキンを見ると、焼き色はいい感じですが、大量の肉汁が流れ出していました

40分後、焼き上がったグリルチキンを見ると、焼き色はいい感じですが、大量の肉汁が流れ出していました

ナイフでカットすると、皮はパリッと音がしますが、「TOA-38」で作ったグリルチキンに比べるとパリパリ感はかなり少ないです(下の動画参照)。また、ナイフを入れても肉汁が出てきません。焼いている途中で外に肉汁や脂が出てしまい、さらに、長時間の加熱で身が縮んでしまったのか、食べてもジューシーさや、ふっくらとした食感も少なめでした。

グリルチキンのできあがりは、「TOA-38」で作ったもののほうが圧倒的に上。温度は200度と同じで、熱風で焼き上げる加熱方法も同じなのに、皮のパリパリ感、身のやわらかさやジューシーさが全然違いました。加熱時間が3倍近く違う点が、できあがりの差につながったと思われます。

「TOA-38」が短時間でおいしくグリルできる大きなポイントは、強力な熱風。一般的なコンベクションオーブンの場合、直径3〜7cmほどのファンを本体背面に配置していることが多いのに対し、「TOA-38」は直径10cm以上あるファンを本体天面に搭載しています。庫内上部からパワフルな熱風を送り出して循環させることで素早く庫内の温度が一定になり、グリルコンテナを使った料理も、グリルコンテナを使わず焼く料理も短い時間でおいしく仕上がるそう。

天面に搭載されているファンの大きさは、コンベクションオーブン最大クラス

天面に搭載されているファンの大きさは、コンベクションオーブン最大クラス

グリルコンテナの「ボックス」と「トップ」を使えば、より効率よく加熱可能。煮込みハンバーグは、加熱時間15分で完成しました。なお、食材に「トップ」の裏面が触れるようにすると、煮込み調理をしながら焼き目を付けられます

グリルコンテナの「ボックス」と「トップ」を使えば、より効率よく加熱可能。煮込みハンバーグは、加熱時間15分で完成しました。なお、食材に「トップ」の裏面が触れるようにすると、煮込み調理をしながら焼き目を付けられます

ノンフライ調理もおいしさが違った!

グリルコンテナを使わない調理でも、大型のファンが起こす強力な熱風で一般的なコンベクションオーブンよりも短時間でおいしい料理が作れました。作ったのは、「AIR FRY」モードで調理する油で揚げないから揚げ。このメニューも、プレス向け説明会で試食して感動したひとつです。

プレス向け説明会で食べた、「AIR FRY」モードで調理したから揚げ。ノンフライ調理で作ったから揚げは「おいしいけれど、油で揚げてないから、まぁ、こんなもんだよね」という感想になることが多いのですが、「TOA-38」で作ったものは、油で揚げたから揚げくらい満足感があり、説明会に出席していた家電ライターたちが絶賛したほどでした

プレス向け説明会で食べた、「AIR FRY」モードで調理したから揚げ。ノンフライ調理で作ったから揚げは「おいしいけれど、油で揚げてないから、まぁ、こんなもんだよね」という感想になることが多いのですが、「TOA-38」で作ったものは、油で揚げたから揚げくらい満足感があり、説明会に出席していた家電ライターたちが絶賛したほどでした

付属のレシピ本にある作り方は、カットした鶏もも肉を調味料に浸して15分置き、その後、水分を軽く切って片栗粉をまぶし、5分置いてから表面に油を軽く塗って焼くというもの。それほど手間はかかりませんが、普段、料理をしない筆者は、鶏もも肉にまぶすだけで下準備が完了する市販のから揚げ粉が使いたい! きっと、筆者のように手軽に済ませたい人もいると思うので、今回はから揚げ粉を使って油で揚げないから揚げを作ってみました。

から揚げ粉をまぶした鶏もも肉を、付属のメッシュバスケットに載せて下段にセット。「AIR FRY」で、設定温度180度、加熱時間12分で調理します

から揚げ粉をまぶした鶏もも肉を、付属のメッシュバスケットに載せて下段にセット。「AIR FRY」で、設定温度180度、加熱時間12分で調理します

完成したから揚げ。加熱する前に、鶏もも肉に軽く油をスプレーしようと思っていたのに忘れてしまったため、ちょっと色は薄め。ノンフライ調理は食材に含まれる脂を使うので、事前に油を塗ったり、スプレーしたりしておかないと、油で揚げたものほど濃い色は付きません

完成したから揚げ。加熱する前に、鶏もも肉に軽く油をスプレーしようと思っていたのに忘れてしまったため、ちょっと色は薄め。ノンフライ調理は食材に含まれる脂を使うので、事前に油を塗ったり、スプレーしたりしておかないと、油で揚げたものほど濃い色は付きません

粉っぽく見えますが、余分な脂が網の下に落ちながらも鶏肉はジューシーで、身がふっくらしていました。当然ですが、付属のレシピ本どおりに作ったから揚げのほうが、粉っぽさがなくておいしいです(笑)。

同じ作り方で、価格.comマガジン編集部にあるコンベクションオーブンでもから揚げを作ってみました。

編集部所有のコンベクションオーブンの取扱説明書にも、油で揚げないから揚げを作る温度と時間が載っていたので、そのとおりに設定。230度で23分加熱しました

編集部所有のコンベクションオーブンの取扱説明書にも、油で揚げないから揚げを作る温度と時間が載っていたので、そのとおりに設定。230度で23分加熱しました

見た目は「TOA-38」で作ったから揚げとあまり変わりませんが、「TOA-38」よりも50度高い温度で、11分長く加熱したせいなのか、価格.comマガジン編集部にあるコンベクションオーブンで作ったから揚げはジューシーさが少なく、より粉っぽく感じました。網の下に落ちた脂の量は同じくらいだったので、鶏もも肉の水分がかなり飛んでしまったのかもしれません。

新搭載のスチームを使って焼き上げるトーストもおいしい!

最後に、トーストの焼き上がり具合やおいしさについて触れておきましょう。

「TOA-38」はトーストをよりおいしく焼き上げるため、従来モデルにはなかったスチーム機能を追加。スチームで水分を補いながら加熱することで、普通の食パンはもちろん、冷凍保存した食パンも、表面はサクッ、中はモチモチに焼き上げます。また、スチームとファン(コンベクション機能)の組み合わせが異なる4つの加熱方法を用意。具材の載ったアレンジトーストや、焼き色を付けずに温めるバゲットなど、パンの種類に合わせて最適な焼き方が選べます。

冷凍した食パンは「上下ヒーター+ファン+スチーム」、常温の食パンは「上下ヒーター+スチーム」、アレンジトーストは「上下スチーム+ファン」、バゲットなどは「上下ヒーター」というように、加熱の仕方が異なるトースト機能を搭載

冷凍した食パンは「上下ヒーター+ファン+スチーム」、常温の食パンは「上下ヒーター+スチーム」、アレンジトーストは「上下スチーム+ファン」、バゲットなどは「上下ヒーター」というように、加熱の仕方が異なるトースト機能を搭載

ただし、マイコン式ではないため、操作部に「食パン」「冷凍食パン」「アレンジトースト」「バゲット」というようなメニューボタンはありません。調理モードで「TOAST」か「TOAST+FAN」を選び、温度と加熱時間を設定。スチーム機能の有無も、庫内手前にあるトレーに水をセットするかしないで切り替えます。

パンを焼くときには、写真の番号が振ってあるダイヤルを使用。(1)で調理モードを「TOAST」または「TOAST+FAN」にし、(2)で温度を設定します。230度のところに「TOAST」を記されているので、トーストする際は基本的に230度にすればOK。加熱時間は(3)で最大10分まで設定できます

パンを焼くときには、写真の番号が振ってあるダイヤルを使用。(1)で調理モードを「TOAST」または「TOAST+FAN」にし、(2)で温度を設定します。230度のところに「TOAST」を記されているので、トーストする際は基本的に230度にすればOK。加熱時間は(3)で最大10分まで設定できます

スチーム機能を使う場合、庫内に「スチーム用トレー」をセットし、付属の「メジャースプーン」で水またはぬるま湯(40度程度)を入れます※グリルコンテナ同様にメジャースプーンもカラー変更されています。写真は変更前のもの

スチーム機能を使う場合、庫内に「スチーム用トレー」をセットし、付属の「メジャースプーン」で水またはぬるま湯(40度程度)を入れます
※グリルコンテナ同様にメジャースプーンもカラー変更されています。写真は変更前のもの

なお、スチーム用トレーをセットする場所は、オーブンラック(パンを載せる網)の下にあるため、いったん、オーブンラックを取り外す必要があります

なお、スチーム用トレーをセットする場所は、オーブンラック(パンを載せる網)の下にあるため、いったん、オーブンラックを取り外す必要があります

さっそく、スチームを使用する「TOAST」モードで常温の食パンを焼いてみましょう。食パン2枚をスチームありで焼く場合、加熱時間はダイヤルの焼き目に合わせればいいと取扱説明書に記載されていたので、中間の焼き目になる「MED」(3分30秒)に設定しました。

加熱を始めて1分も経たないうちに、庫内に蒸気が発生

加熱を始めて1分も経たないうちに、庫内に蒸気が発生

約3分30秒後、トーストが完成。おいしそうな焼き色です

約3分30秒後、トーストが完成。おいしそうな焼き色です

このまま食べるだけでもいいのですが、スチームの有無で焼き上がりがどのくらい変わるのか気になります。そこで、スチーム機能を搭載していない従来モデル「TOA-29」とトーストの焼き上がりを比較してみました。

同じタイミングで焼き上がるように、同時にスタートしました

同じタイミングで焼き上がるように、同時にスタートしました

焼き上がったトーストの見た目はほぼ同じですが、重さを量ってみると、「TOA-38」で焼いたもののほうが4g重い結果に! スチームを使ったことで、パンに含まれる水分の蒸発が防げたのかもしれません

焼き上がったトーストの見た目はほぼ同じですが、重さを量ってみると、「TOA-38」で焼いたもののほうが4g重い結果に! スチームを使ったことで、パンに含まれる水分の蒸発が防げたのかもしれません

さらに、トーストを割った断面を比べてみると、クラム(パンの白い部分)の膨らみが全然違いました。食べてみると、見た目どおり、「TOA-38」で焼いた食パンのほうがふんわりしており、パン本来の甘みも感じます。焼き色は結構しっかり付いていますが、その厚みが薄くてサクサクなので食べやすい!

さらに、トーストを割った断面を比べてみると、クラム(パンの白い部分)の膨らみが全然違いました。食べてみると、見た目どおり、「TOA-38」で焼いた食パンのほうがふんわりしており、パン本来の甘みも感じます。焼き色は結構しっかり付いていますが、その厚みが薄くてサクサクなので食べやすい!

続いて、ひと晩冷凍しておいた食パンを焼いてみましたが、こちらもスチームを使って焼く「TOA-38」のほうがふんわりとした状態で焼き上がりました。

パンの水分を保持したまま焼き上がるので、しっとり&ふんわり

パンの水分を保持したまま焼き上がるので、しっとり&ふんわり

このほか、アレンジトーストの焼き上がりも抜群でした。アレンジトーストはスチームを使わず、熱風で焼き上げますが、必要以上に水分が蒸発してパサついた感じはまったくありません。

チーズに付いた焼き色が食欲をそそります。チーズはトロリ、パンはカリカリ!

チーズに付いた焼き色が食欲をそそります。チーズはトロリ、パンはカリカリ!

まとめ

上下ヒーターで焼くオーブントースターとは加熱方法が違うので仕上がりも違うだろうと思っていましたが、「TOA-38」と同じように熱風で焼き上げるコンベクションオーブンでもこれだけ食感や味に差が出ることに驚きました。特に、グリルチキンはほかのコンベクションオーブンで焼いたものとは見るからに仕上がりが違い、熱風のパワーが強いメリットを実感。そして、このグリルチキンが焼いただけなのに、本当においしい。グリルコンテナを使った調理は手軽においしく作れるので、いろいろ試したくなります。

サーモンの切り身にチーズを載せて焼いただけでも、ちゃんとしたごちそうに! チーズがカリッ&トロリとして、サーモンはふっくらでしっとりとしていました

サーモンの切り身にチーズを載せて焼いただけでも、ちゃんとしたごちそうに! チーズがカリッ&トロリとして、サーモンはふっくらでしっとりとしていました

また、トーストの新しい加熱方法として搭載されたスチーム加熱は、スチームを使わないトーストと比べると、ふんわり感が全然違いました。冷凍保存した食パンもおいしく食べられるので、大満足です。

チーズにしらすをトッピングして「TOAST+FAN」モードでトーストしたのもお気に入り。チーズとしらすをたっぷり載せたので、しらすが焦げちゃうかな……と思ったのですが、おいしそうな焼き色が付いた程度で、いい仕上がり。味だけでなく、チーズのトロトロとしらすのパリパリ、そしてパン表面のこんがりと中のふんわりが組み合わさり、食感までおいしかったです

チーズにしらすをトッピングして「TOAST+FAN」モードでトーストしたのもお気に入り。チーズとしらすをたっぷり載せたので、しらすが焦げちゃうかな……と思ったのですが、おいしそうな焼き色が付いた程度で、いい仕上がり。味だけでなく、チーズのトロトロとしらすのパリパリ、そしてパン表面のこんがりと中のふんわりが組み合わさり、食感までおいしかったです

レビューでは紹介していませんが、「TOA-38」は冷めてしまったフライの温め直しも得意。「AIR FRY」モードで加熱すると、揚げたてのようなサクサク食感が復活します。トーストや温め直し、エアフライ、グリル調理、オーブン調理など、いろいろな調理に対応するだけでなく、おいしく加熱できるので、コンベクションオーブンが欲しい人は要チェックです!

オリーブオイルをまぶして「AIR FRY」モードで焼いただけのポテトも最高! ホクホク感があり、じゃがいも本来の味が楽しめて個人的に大好きです

オリーブオイルをまぶして「AIR FRY」モードで焼いただけのポテトも最高! ホクホク感があり、じゃがいも本来の味が楽しめて個人的に大好きです

●撮影・検証協力:中尾貢三子

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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