レビュー

最短15分でコールドブリューが飲める“電動ボトル”がよかったので、がぶ飲み派の人に使ってほしい

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みなさん、コーヒーは好きですか? 私は夏場、キンキンに冷えた水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)をがぶ飲みするのが大好きなんですが、ひとつ悩みがあります。それは、抽出時間が7、8時間と、とにかく時間がかかることです。

そんな悩みをたった“15分”で解決してくれる電動コールドブリューボトル「Toffy K-CM11」が、ラドンナから発売されているというので、使ってわかった電動水出しコーヒーメーカーの魅力を紹介していきます。

本体サイズは、約85(直径)×310(高さ)mm、重さは約560g。カラーは、ペールアクアとピュアホワイトの2色展開で、価格.com最安価格は10,521 円(2024年8月28日時点)

本体サイズは、約85(直径)×310(高さ)mm、重さは約560g。カラーは、ペールアクアとピュアホワイトの2色展開で、価格.com最安価格は10,521 円(2024年8月28日時点)

ポンプで加圧・減圧を繰り返す電動水出しコーヒーメーカー

気になる製品の紹介の前に、簡単に水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)の説明をしておきましょう。水出しコーヒーとは、名前のとおり、熱湯ではなく水だけで抽出するコーヒーです。低温で抽出することでコーヒー粉の酸化を抑え、苦味や雑味などが少なく、すっきりとした味わいを楽しめるのが特徴。

水出しコーヒーの抽出方法は大きく2つあり、ひとつはしずく程度の水をコーヒー粉に落として抽出する「滴下式」。もうひとつは、コーヒー粉を水に浸して抽出する「浸漬式」で、どちらも一般的に数時間から十数時間かけて抽出するため、なかなか自宅で手軽に楽しもう! とはいきません。

で、今回紹介する「Toffy K-CM11」一体どういった特徴のコーヒーメーカーなのかと言うと……。

ラドンナの「Toffy K-CM11」ってどんなコーヒーメーカー?

・電動で効率的に抽出して水出しコーヒーが最短15分でできる
・短時間の抽出でも爽やかな味わいと香りが楽しめる
・コーヒー以外にも紅茶や緑茶の水出しにも対応している

といった感じで、抽出を電動にすることで効率よく行えるのが、大きな特徴と言えそうです。

もう少し具体的に説明すると、本機はコーヒー粉を水に浸して抽出する「浸漬式」を採用していますが、本体にバッテリーを内蔵し、ポンプで加圧と減圧を繰り返してボトル内のコーヒー液を上下に動かしています。こうすることで効率的に抽出ができ、通常は時間のかかる水出しコーヒーが、最短15分でできあがるのです。

抽出時間は15分と25分で選択できるので、水出しコーヒーや緑茶も自分の好みの濃さに合わせられます

抽出時間は15分と25分で選択できるので、水出しコーヒーや緑茶も自分の好みの濃さに合わせられます

本体の充電はUSB Type-Cで行い、約3時間で満充電となります。満充電時であれば15分抽出を約15回使用できるので、キャンプなどに携帯してアウトドアでコーヒーや紅茶を楽しむこともできそうです

本体の充電はUSB Type-Cで行い、約3時間で満充電となります。満充電時であれば15分抽出を約15回使用できるので、キャンプなどに携帯してアウトドアでコーヒーや紅茶を楽しむこともできそうです

注ぎ口付きの専用キャップが付属しているので、ボトルごと冷蔵庫で保管することも可能

注ぎ口付きの専用キャップが付属しているので、ボトルごと冷蔵庫で保管することも可能

「15分」で淹れた水出しコーヒーの味わいはいかに?

では、実際に水出しコーヒーを抽出してみましょう。手順はシンプルで、外側容器に水を注ぎ、バスケットにコーヒー粉を入れてセットしたら、あとはボトル天面の動作ボタンを押すだけ。びっくりするくらい簡単ですが、準備はこれだけなんです。

抽出が始まると、ジーッという音とともに加圧が始まり、液面が上昇。減圧の際はプシューッという音が鳴り、水面が下がっていきます。この動作を繰り返し、待つこと約15分。あっという間に水出しコーヒーが完成です。

気になる淹れたての水出しコーヒーの味は、すっきりとしたクリアな味わいで、雑味やえぐみはほとんど感じませんでした。濃さもほどよく、たった15分で抽出したとは思えない味わいです。

個人差があると思いますが、メッシュフィルターを使用しているため、慣れていない人だと若干の粉っぽさを感じるかもしれません

個人差があると思いますが、メッシュフィルターを使用しているため、慣れていない人だと若干の粉っぽさを感じるかもしれません

茶葉の水出しにも対応することは先述しましたが、好みのフルーツやハーブを入れて抽出すれば、フルーツティーやフレーバーティーを楽しめるのもポイントです。アレンジレシピをあれこれ考えたり、自分好みのドリンクを作って楽しんでみるのもいいかもしれません。

水出しコーヒーをがぶ飲みしたい人に使ってほしい、圧倒的な“手軽さ”

ということで、「Toffy K-CM11」の魅力を紹介してきましたが、手軽に水出しコーヒーを淹れられるのはもちろん、幅広い使い勝手などをお伝えできたのではないでしょうか。

実際使ってみて改めて感じたのは、とにかく手軽に水出しコーヒーが楽しめるところ。これがいちばんの魅力だと思いました。もちろん、じっくり時間をかけて抽出した水出しコーヒーを楽しむこともすてきなんですが、私のようなガブガブ飲みたい派には、ぴったりなコーヒーメーカーだなという印象です。

もちろん中には、「1回400mLしか作れないと、すぐ飲みきっちゃうよ!」というお声もあるかもしれませんが、ご安心ください。「Toffy K-CM11」なら、たったの15分でおかわりが飲めちゃうんです。

がぶ飲み派もそうでない人も、気になった方は、価格.comのクチコミや家電量販店でぜひチェックしてみてください。

内側容器、外側容器、専用キャップ、バスケット、メッシュふたなどの各パーツは水洗いできるので、お手入れも楽々でした

内側容器、外側容器、専用キャップ、バスケット、メッシュふたなどの各パーツは水洗いできるので、お手入れも楽々でした

(撮影/検証協力:雪か企画)

北島圭介(編集部)
Writer / Editor
北島圭介(編集部)
出版社で10数年、編集者として経験を積み、2022年にカカクコム入社。家電製品から文房具など、さまざまな商品を検証するモノ雑誌の編集経験を生かし、価格.comマガジンで生活家電を中心に気になる製品をレビューしている。
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