みなさん、2024年の夏はいかがお過ごしでしょうか。我が家は子どもたちを連れて、近場の公園や花火などに行ったのですが、猛暑続きで家族の外出はいつの間にか屋内施設ばかりに……。
なんとか子どもたちを楽しませたい、そう思っていたとき、屋台でおなじみのフルーツ飴(最近流行のタンフル)や、ドーナツが自宅で簡単に作れる「屋台スイーツメーカー」が、ライソンから発売されているのを知って、速攻で購入しました。
使ってわかった魅力を紹介していきますが、意外と大人も楽しめるので、ぜひ最後まで読んでください。
本体サイズは約160(幅)×170(高さ)×170(奥行)mm、重量は約510gで、消費電力が600W。価格.com最安価格は3,278 円(2024年8月29日時点)
気になる製品の紹介の前に、まずはメーカーのチェックしておきましょう。ライソンは、雑貨や玩具などの企画製作を行っていたピーナッツ・クラブのグループ会社で、1991年に設立以降、さまざまな調理家電や生活家電を展開しています。
これまでに、「焼きペヤングメーカー」や「超蜜やきいもトースター」など、SNSでバズり、注目を集めている家電メーカーです。
で、今回紹介する「屋台スイーツメーカー」は一体どういった特徴の調理家電なのかと……。
・屋台でおなじみのりんご飴やフルーツ飴が自宅でできる
・屋台スイーツのほかにドーナツも作れる
・火を使わずに卓上で簡単に揚げ物を調理できる
といった感じで、有り体に言えば卓上フライヤーなんですが、最近流行のフルーツ飴(タンフル)を自宅で簡単に作れることがいちばんの特徴と言えます。
あとパッケージがとにかく楽しそうなのも魅力のひとつかもしれません。我が家では子どもが大喜びでした
では、フルーツ飴(タンフル)とりんご飴から作ってみましょう。作り方は簡単で、内鍋にグラニュー糖と水を入れ、160度に加熱したら電源を切り、串に刺したフルーツやりんごに飴を絡めてコーティングするだけ。調理の様子を動画にまとめたので、ご覧ください。
あらかじめフルーツやりんごに串を刺し、クッキングシートを敷いたバットなどを準備しておくとスムーズです
内鍋にグラニュー糖と水を入れ、ふたをして160度に加熱します。水分が飛んで飴状になるまで、数分加熱が続き、温度調節ダイヤル横の赤いランプが消えたら準備完了
加熱されて少し粘度のある飴でフルーツをコーティングしていくのですが、内鍋は非常に熱いので気をつけつつ、飴が固まらないようスピーディーに絡めるのがポイント
大きなりんごもこのとおり、すっぽり内鍋に入ります。りんご全体に飴をコーティングするには、少し慣れが必要です
こんな感じで、フルーツの準備と合わせて、大体10分少しでフルーツ飴を作ることができました。パリパリとした食感と甘みは、まさに屋台のあの味と言っていいでしょう。
まだ子どもが小さい家庭では、お祭りなど人の多いところで食べたり、棒状の食べ物の食べ歩きが心配な人もいらっしゃるかと思います。でも、これなら安心して子どもたちにも楽しめるのではないでしょうか
続いては、揚げ物調理もやってみましょう。今回は、取扱説明書にレシピが紹介されていたドーナツと、市販のポテトと鶏のから揚げを作ってみました。こちらも調理の様子を動画にまとめたので、ご覧ください。
子どもはもちろんですが、大人も一緒に揚げ物で晩酌といった楽しみ方ができるのもうれしいところです。また、コンパクトサイズなので少量の揚げ物を楽しみたいときも、油を節約できるのも魅力のひとつと言えます。
ということで、自宅で手軽に屋台スイーツが楽しめる「屋台スイーツメーカー」の魅力を紹介してきましたが、手軽に親子で楽しめそうな感じが、お伝えできたのではないでしょうか。
実際使ってみると、子どもと一緒にお菓子を作る楽しさもありますが、それ以上に感じたのは、子どもたちにゆっくり屋台の味を食べさせられる安心感かもしれません。
やはり、お祭りなど人が多い場所だと、子どもが小さいうちは食べ歩きは心配になりますし、なかなかゆっくり座って食べられないことも多いです。せっかくのお祭りだから、いろいろ食べさせてあげたいけど……と悩んでいる人は、試してみてはいかがでしょうか。
と、楽しいことばかり書いていますが、片付けやお手入れ回りでひとつ気になるところがいくつかあったので、こちらも書かせていただきます。
それは、水洗いができないところです。本機は一体成型のため使用後に丸洗いができず、ペーパーや布巾などで水拭き掃除をします。やはり片付けは面倒なので、内鍋だけ外して洗える構造になったらうれしいです。
改善してほしいところもありますが、親子でお菓子作りを楽しんだり、晩酌に揚げ物をつまんだりといろいろ楽しめるので、気になった人は、価格.comのクチコミや家電量販店でぜひチェックしてみてください。