日々、さまざまな生活家電をウォッチしている筆者が見つけた、気になる製品の「おっ!」と思ったポイントを紹介。
今回は、お手入れ性が高まった「Toffy ハーフホットサンドメーカー」を取り上げます。
一般的なホットサンドメーカーは2枚の食パンで具材を挟んでプレスしますが、「Toffy ハーフホットサンドメーカー」は1枚の食パンを半分に折りたたんで“ハーフホットサンド”が作れるのが特徴。2021年に「K-HS3」というモデルが発売されており、そのときから目を付けていたのですが……、プレートが取り外せないのが個人的にネックでした。
2021年に発売された「K-HS3」はプレートが取り外せないため、水で濡らしてしっかり絞ったキッチンペーパーで拭いてお手入れする方法でした
パンしか焼かないのだから、拭くだけでよくない? という気もしますが、具材がこぼれたり、具材を入れる位置や量によってはプレート上にあふれたりすることがあるので、やっぱり洗いたい。
シュレッドチーズを入れるときには、食パンの周りにチーズがこぼれることが多かったです。固形のバターを挟んだときには、量が多かったのか、加熱中に溶けたバターがあふれ出てしまいました
そんな“洗いたい願望”を叶えてくれるモデル「K-HS5」が2022年に登場。プレートを取り外して食器用洗剤で洗えます。
ツマミをスライドさせるだけで、簡単に取り外せます
食器などと同じように食器用洗剤を付けたスポンジで洗えます。プレートサイズが小さいので洗いやすく、乾かすために立て掛けておいてもじゃまになりません
プレートが着脱できる点以外の基本的な仕組みはプレートが取り外せない「K-HS3」と同じですが、「K-HS5」には電源スイッチが搭載されました。「K-HS3」は電源コードをコンセントに挿し込むと予熱が始まったので、「K-HS5」のほうが使い勝手はよさそう。予熱したプレートに食パンを1枚セットし、具材を入れたら本体を閉じて4分ほど焼けば完成です。
電源をオンにすると予熱がスタート。本体天面のランプが緑色に変わったら予熱完了です
プレートに油を塗る必要はなし。8〜12枚切りの食パン1枚を置いて、好きな具材を載せた後、本体を閉じて挟みます
約4分で焼き上がり。もう少し焼きたいときは、再度、本体上部を閉じて追加加熱すればOK
焼き上がったらスイッチひとつで加熱をオフにできるので、電源スイッチはあるほうが便利
サイズも量も食べやすい! 食パン2枚で挟む普通のホットサンドより、具材の異なるホットサンドがたくさん食べられそう
食パン1枚で作るホットサンドの作り方は「K-HS3」のレビュー記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみて!
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“食パン1枚で作れる”というコンセプトに惹かれたものの、プレートを取り外して洗えない点が悩ましかったのですが、最初に発売した「K-HS3」の翌年にプレートを取り外せる「K-HS5」がリリースされ、「これを待ってた!」と歓喜しました。
高温で加熱するのでプレートを拭くだけでも大丈夫でしょうが、洗える選択肢があるのは魅力。毎回洗ってもいいですし、長期間使わなくなるタイミングで洗うのでもOK。筆者の場合、連続で作るときは汚れが気になった際に拭くだけで、最後の1枚を焼いた後に洗っています。
現在、「Toffy ハーフホットサンドメーカー」はプレートを取り外せる「K-HS5」と、プレートを取り外せない「K-HS3」の2モデルをラインアップしています。自分に合うほうを選びましょう。
本体サイズは「K-HS5」「K-HS3」ともに同じ、約167(幅)×220(奧行)×96(高さ)mm。電源コードを背面に巻いて、立てた状態で置いておけます
なお、「K-HS5」は「プレート交換式」モデルとして発売されており、ワッフルを作れるプレートが付属。別売のマルチプレート「K-HS5-MP」やたい焼きプレート「K-HS5-TP」に交換すれば、パニーニやたい焼きなどが作れます。
付属のワッフルプレートはワッフルだけでなく、お好み焼き(写真右)を作るなど、アレンジして楽しめます
交換用のプレートをオプションで用意。ごはんを入れて焼きおにぎりにしちゃうなんて使い方もできます