目指せ“デキる男” 〜第一印象向上計画〜
目指せ“デキる男”〜第一印象向上計画

ヒゲ脱毛も! 体毛のセルフ脱毛に挑戦する前に知っておきたいこと

ビジネスでもプライベートでも、第一印象は見た目で決まる! 清潔感のある“デキる男”になるための身だしなみ術を、ヘアメイクアップアーティスト・田村俊人が指南します。今回のテーマは、「ムダ毛の脱毛」です。

目次
・男性も「脱毛」に注目
・「光脱毛」と「レーザー脱毛」の違い
・自宅でケアできる美容器が人気
・おためしケアに向いている部位
・脱毛のデメリットを知っておくことも大切

男性にも「脱毛」は注目されています

ヒゲや胸毛、すね毛など、「男らしさの象徴」という見られ方もある「男性の体毛」。とはいえ、生やし放題にしているのは得策ではありません。男性の中には、濃い体毛にコンプレックスを持っている方もいるでしょうし、ヒゲにいたっては、多くの男性が1日に1度は剃るので、手間がかかるだけでなく、肌への負担となってしまいがち。「体毛を薄くして、処理の手間や肌への刺激を低減できたら」と、誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。

カミソリや毛抜きでの処理は、肌や毛穴の負担に。また、カミソリやシェーバーなどでカットすると、毛の断面が平らになって手触りがチクチクになってしまいます

そこで、近年男性の間でも主流となってきたのが、肌に特殊な光を照射することで毛根にダメージを与え、毛を薄く目立たなくしていく「光脱毛」や「レーザー脱毛」です。自然に毛を薄くすることができるので、毛先がチクチクしてしまうことがなく、カミソリなどでの処理頻度を少なくできるため、肌への負担が少なくなります。また、使用する光はメラニン(黒い色素)のみに反応するため、肌を傷めることもほとんどありません。

「光脱毛」と「レーザー脱毛」はどう違う?

脱毛の方法には、大きく分けて「光脱毛」と「レーザー脱毛」の2つがあります。それぞれの特徴を簡単に説明しておきましょう。

光脱毛

・主にエステサロンで行われる
・レーザー脱毛に比べて施術料金がリーズナブルなことが多い
・複数の波長を含んだ光を使用
・レーザーに比べて効果を感じるまでに時間がかかる
・レーザー脱毛より出力が弱いため、痛みが少ない

レーザー脱毛

・主に美容外科やクリニックなどで行われる
・光脱毛に比べて施術料金が高いことが多い
・脱毛効果が高い単一の波長の光を使用
・照射パワーが強く、確実な効果が期待できる
・光脱毛よりも出力が高いため、痛みを感じやすい

つまり、光脱毛に比べてレーザー脱毛のほうが痛みは強いけれど、早く確実な効果が期待できるわけですね。ただし、いずれの方法でも1回の照射で毛がなくなることはありません。というのも、毛には「毛周期」があるから。「毛周期」は、毛が伸びる「成長期」、毛の成長が止まり抜け落ちる「退行期」、発毛が停止する「休止期」の3つからなり、毛の1本ごとに異なります。脱毛用の光やレーザーは「成長期」に合わせて照射する必要があるので、多くの毛の「成長期」に合うように間隔を空けてケアを重ねます。この間隔は、部位差や個人差がありますが、4〜8週間程度。男性の太く濃い毛は、10回以上のケアが必要な場合もあります。

自宅でケアできる美容器が人気

ヒゲや体毛の脱毛も考えた時に、まず検討するのは、エステやクリニックに通うことですが、なかなか予約が取りづらいのが現状のよう。前述のように、毛周期に合わせて回数を重ねなければならないので、忙しい時は大変です。

そこで、最近人気なのが、下に紹介しているような自宅でムダ毛ケアができる美容器。美容家電として扱われることが多いため、女性用と思われがちですが、男性の濃い体毛にも対応するものが多くあり、家族やパートナーと共用で使うこともできます。ただし、ヒゲへの使用は推奨していない機種もあるので、注意してください。

フィリップス「ルメア プレステージ SC2009/70」

コードレスで使用できる光美容器。日本を含む世界各国で、シリーズ累計の出荷台数が130万台(メーカー調べ)を突破したというヒット製品です。最新モデルの「SC2009/70」は、1回のフラッシュで照射できる面積は3cm2程度で、照射可能回数は約25万回。その回数は、全身を500回ケアできる回数に相当します。男性のヒゲのケアには対応しませんが、「ボディ用」「顔用」「ビキニエリア用」という3つのアタッチメントが付属するので、全身のケアが効率よく行えます。

姉妹機種として、電源が交流式の「ルメア アドバンス」や、コンパクトで光美容器初心者に適したモデル「ルメア エッセンシャル」もラインアップされています

<レビュー>男性も気になる? 人気のムダ毛ケア用美容器「ルメア」の最新モデルで検証

ブラウン「シルク・エキスパート BD5001」

光美容器を初めて使用する人でも安心して使いやすい、肌の色に合わせて出力を自動調節してくれる光美容器。肌の色に最適な出力で照射できるので、必要以上に強い出力でケアをして肌に痛みや刺激を与えてしまったり、逆に出力を低くし過ぎて効果が出ない、という事態を防ぐことができます。また、通常より低い出力で照射する「やわらかフラッシュモード」も搭載しているので、デリケートなパーツのケアも安心。照射面積は3cm2程度で、照射可能回数は約12万回です。なお、同製品による男性のヒゲのケアは推奨されていません。

片手で全体をバランスよく支えられる形状で、長時間持っても疲れにくいデザイン

片手で全体をバランスよく支えられる形状で、長時間持っても疲れにくいデザイン

<レビュー>ブラウン「シルク・エキスパート」は光美容器ビギナーにもぴったり!

ヤーマン「レイボーテ グランデ」

ハイパワーかつ、1ショットでの照射面積が広い光美容器。「ラージ」「スモール」「フェイス」という3種類のランプを使い分けることで、効率的に全身のケアができます。最大照射回数は約60万回(出力レベル1設定時)で、「ラージ」ランプの照射面積は業界トップクラスとなる最大12cm2。男性のひげの手入れも可能です。また、照射ボタンを1回押すごとに、自動で最大10回照射するモードや、痛みに弱い人にも使用しやすい「ソフトモード」も搭載。さらに、オプションの「レーザープローブ」(3万円程度)を使用すれば、より高い脱毛効果が期待できるそう。

本体サイズは幅260mmと大きめですが、本体内にアタッチメントや、照射時に手で持つ「プローブ」を収納しておくこともできます

 

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トリア「トリア・パーソナルレーザー脱毛器 4X」

クリニックで使用されている技術を応用したレーザー脱毛器です。出力レベルは5段階で調整できます。家庭用にパワーが調整されているため、クリニックほどではありませんが、脱毛力が高く評価されている1台。男性のひげの手入れも可能です。

パワーが強い分、光美容よりも1ショットの照射面積は狭め(直径約1cm)。細かい部分や、光美容器と併用して特に体毛が濃い部分に使用してもいいかもしれません

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おためし脱毛に向いている部位

家庭用の美容器はいつでも手軽に使用できるのがメリットですが、やみくもに行うのは絶対NG。家庭用の美容器とはいえ、1度ケアをしてしまうと、二度と生えて来ない可能性もあるからです。「全身つるつるにしたい!」というわけでもない限りは、いきなり全体のケアをせず、部分的なケアで様子を見てください。ここで、ヒゲと体それぞれの、最初に処理するのに比較的向いている部位をあげておきましょう。

ヒゲ

ヒゲは、顔の印象を大きく左右します。たとえば、面長の人は、顔を短く見せてくれるあごヒゲはあったほうがいいですし、鼻の下が長い人は、口ヒゲを生やすことでカバーできることもあります。なので、最初はヒゲの形に関係ない頬や首、鼻の穴付近(少し痛いかも?)の毛の辺りから試してみてください。それだけでも、効果が出てくれば、毎朝のヒゲ剃りの負担は減ると思いますよ。

ひげに使用する場合は、ひげ脱毛に対応している機種であるかを必ず確認してください

ひげに使用する場合は、ひげ脱毛に対応している機種であるかを必ず確認してください

体の場合は、まずは面積の少ない手足の指や、へそまわりなど普段人目に触れにくいところから始めてみるとよいでしょう。

細かい部位のケアを行いたい場合は、細かい部分専用のアタッチメントが付いているモデルを選ぶと操作がしやすいです

デメリットを知っておくことも大切

脱毛をすることで、毎朝のシェービングの手間や、コンプレックスが解消されるのは、とてもよいことです。ただ、脱毛のデメリットを知っておくことも大切。セルフ脱毛にチャレンジする前に認識していただきたいのは、ケアした部分の毛は、完全に元の濃さには戻らないということ。僕の友人の中には、「ヒゲ脱毛をしすぎて少し後悔している」という人もいます。「まゆ毛の整え方」や、「髪の毛のセルフカット」の回でもお伝えしていますが、自分で行う場合は、変化を急がず、少しずつ様子を見ながら行うことが、不自然にならずきれいに仕上げるコツです。

田村俊人

田村俊人

美容家 Hair&Make-up artist。祖母の代から美容師一家に育ち、自身もヘアメイクの道へ。女性美容術のアレンジではなく、独自の理論で男性美容術を確立。「稼ぐ男のバレない男性美容」(主婦の友社)など著書多数。

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