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コンパクトなトースターサイズ。シャープ「ヘルシオ グリエ」が大人気!

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シャープ「ヘルシオ グリエ AX-H1」

シャープ「ヘルシオ グリエ AX-H1」

3万円を割り込んだことから人気沸騰。トースター関連では異例の大人気製品に

2016年10月11日に発売された、シャープの小型ウォーターオーブン「ヘルシオ グリエ AX-H1」が大人気となっている。本製品が属する「トースター」カテゴリーでダントツの人気を示しているだけでなく、価格.comで取り扱われている全製品を対象とした総合人気ランキングでも10位に入るなど、その人気ぶりに注目が集まっている。

「ヘルシオ グリエ AX-H1」は、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」の技術をベースに、オーブントースターサイズまで小型化した製品。本家「ヘルシオ」と同様、過熱水蒸気を使って、加熱しながら表面を焼くという仕組みで、このクラスでは比較的一般的となった、熱風を用いて加熱する「コンベクションオーブン」とは方式が異なる。なお、「ヘルシオ」同様、油を使わずに唐揚げなどが作れるほか、揚げ物などの温めでは、表面の余分な油や塩分を落としてくれるという効果もある。外形寸法は、412(幅)×315(奥行)×218(高さ)mmで、庫内寸法は、259(幅)×230(奥行)×76(高さ)mmと、オーブントースター並みのコンパクトさが、最大の特徴だ。

図1:「トースター」カテゴリーのアクセス推移(過去6か月)

図1:「トースター」カテゴリーのアクセス推移(過去6か月)

図2:「トースター」カテゴリーのメーカー別アクセス推移(過去6か月)

図2:「トースター」カテゴリーのメーカー別アクセス推移(過去6か月)

図1は、「価格.comトレンドサーチ」で見た、「トースター」カテゴリーのアクセス推移である。これを見ると、8月後半からアクセスが上がり、さらに10月後半からさらにアクセスが上昇している。また、図2は、メーカー別のアクセス推移を示したものだが、これを見ると、ほぼ同じ時期にシャープのアクセスだけが急激に上がっていることがわかる。直近では、他メーカーを圧倒するほどのアクセスとなっているが、これがすなわち「ヘルシオ グリエ AX-H1」1製品の人気と言っていい。

図3:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品のアクセス推移(過去6か月)

図3:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品のアクセス推移(過去3か月)

図4:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品のアクセス推移(過去2年)

図4:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品のアクセス推移(過去2年)

図3は、「トースター」カテゴリーにおける人気5製品のアクセス推移(過去3か月)を示したものだが、ここでも「ヘルシオ グリエ AX-H1」の人気は圧倒的だ。他の製品のアクセス数が1000〜4000PV/日程度であるのに対し、「ヘルシオ グリエ AX-H1」のピークのアクセス数は37,000PV/日を超えており、ほぼ10倍ほどの注目度の高さとなっている。図4は、過去2年間における、同5製品のアクセス推移を示したものだが、「ヘルシオ グリエ AX-H1」は、過去最大の人気となったバルミューダの高級トースター「The Toaster K01A-KG」(2015年5月発売)のピーク時のアクセス数をすでに抜いており、その2倍近くに達している。「トースター」というカテゴリー自体、さほど大きく動く製品が頻繁に出るわけではないが、まさに異例と言っていいほどの人気だ。

図5:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品の最安価格推移(過去3か月)

図5:「トースター」カテゴリーにおける人気5製品の最安価格推移(過去3か月)

ただ、価格のほうも、「ヘルシオ グリエ AX-H1」は、トースター類として考えるとまさに異例だ。図5は、「トースター」カテゴリーにおける人気5製品の最安価格推移を示したものだが、一般的なオーブントースターは3,000〜5,000円というレベルが相場なのに対して、本機の最安価格は36,598円(11月9日時点)と、こちらも約10倍。高級トースターとして話題を呼んだバルミューダの「The Toaster K01A-KG」の現時点での最安価格、22,046円と比べても、6割以上高い。それでも売り出し当初は43,000円ほどの価格であったため、これでも16%ほど値下がりしたことになる。なお、本機がこれまででもっとも安い価格をつけたのは11月1日で、27,890円(約35%安)だった。図3で示した急激なアクセス上昇もこの直後に起こっており、最安価格が3万円を割り込んで割安感が出たところで、購入に踏み切った人が多かったことがうかがわれる。その後、人気集中から価格は上昇に転じ、今では36,598円と、1週間程度で9,000円近くも値上がりしている状況だ。

もちろん、本機は、オーブントースターや、コンベクションオーブンとは仕組み自体が異なるウォーターオーブンであり、単純な比較はできないが、主な使用用途や本体サイズから考えると、これらの製品に近く、これらの製品を基準にした場合、かなりの高価格製品と言うことができるだろう。ちなみに、本家のウォーターオーブン「ヘルシオ」も発売当初は10万円近い価格をつけており、一般的なオーブン電子レンジと比べると、2倍ほどの高価格製品であったが、大ヒットとなった経緯がある。

パンの焼き上がりにはさすがの高い評価。3万円でも毎日使えば安いとの声も

図6:「ヘルシオ グリエ AX-H1」のユーザー評価(2016年11月9日時点)

図6:「ヘルシオ グリエ AX-H1」のユーザー評価(2016年11月9日時点)

このように大人気を呼んでいる「ヘルシオ グリエ AX-H1」であるが、実際に使ったユーザーからの評価はどうなっているのだろうか。図6は、2016年11月9日時点での本機のユーザー評価であるが、満足度は4.33とさほど高くはない。比較的高めの評価をつけているのは、「焼き上がり」「手入れのしやすさ」といった項目で、逆に低めなのは「デザイン」という結果だ。ただし、まだレビュワーが3名のみという状態なので、評価にはかなりのブレがあることはご承知置きいただきたい。

まず、「焼き上がり」の面からユーザー評価を見てみると、「私は朝食はパン派なので、購入後ほぼ毎日使っています。食パンのトーストもいいのですが、個人的にはクロワッサンがこの製品の真価を発揮する気がします」、「自分のお勧めは5枚切り以下の厚切り食パン、外はカリっと中はアツアツでおいしいです」といったように、特にトースター用途での焼き上がりには、かなり高い評価が与えられている。また、同様に評価の高かった「手入れのしやすさ」についても、「手入れは普通のトースターと大して変わりません。過熱水蒸気用の水タンクを軽く水洗いする、ほんの数秒程度の手間が増えただけです」「金網は乗せてある状態なので、さっと取り出し庫内の清掃ができます」など、こちらも満足度は高いと言える。

逆に、評価を下げてしまっている要素である「デザイン」については賛否両論で、「今までのワイン色が明るい色になり歓迎です」「赤、楕円の窓。電気屋さんで見かけたときは非常に違和感ありました。しかし我が家のキッチンに置くと意外にあの赤色が違和感なく感じ、とても不思議です」と好感を持っている人もいれば、「色に関してはもちろん好みがありますが、私が問題視しているのは好みの問題ではなく、他のヘルシオ製品と統一性のない赤という点です」と、従来の「ヘルシオ」シリーズの基調カラーであったワインレッド系ではないことに不満のある人もいるようだ。

ただ、全体としては、やはり「外はカリカリ、中はふっくら」というパンの焼き上がりのすばらしさが好評で、3万円を超える価格に対しても「パン食派で使用頻度が高い人なら例え4万円でも、長い目で見れば安い買い物かと思います」「今のところ完璧です。毎日使えば3万円は安い買い物です」と、十分納得という声が目立っている。

図7:「ヘルシオ グリエ AX-H1」のライバルランキング(2016年11月8日時点)

図7:「ヘルシオ グリエ AX-H1」のライバルランキング(2016年11月8日時点)

なお、図7で示した「ヘルシオ グリエ AX-H1」のライバルランキングで見てもわかるように、本製品の購入を検討している人がもっとも比較しているのは、やはりバルミューダの「The Toaster K01A-KG」となった。ただ、こちらに対しての勝率(購入率)は現在75%と高く、高級トースターの購入検討層では、多少高くても本機を選ぶという人が多いようだ。ただ、価格差がかなりあるパナソニック「NB-DT50」(赤外線オーブン)との比較では互角で引き分けており、広い意味で見たトースターとして考えると、やはり3万円を超える価格がややネックとなっている様子もうかがえる。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

製品 価格.com最安価格 備考
ヘルシオ グリエ AX-H1 32,799 過熱水蒸気で焼く、オーブントースターサイズの小型「ヘルシオ」
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2017.1.19 更新
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