遠赤外線で焼くからお肉も魚も野菜も最高においしい

おしゃれ過ぎる“白い”ホットプレート「テーブルグリル ピュア」は焼き具合もバツグン!

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料理やおもてなしが好きな筆者は、自宅に人が集まった時には焼肉や鍋といった卓上料理をよくふるまいます。せっかくなので、料理が映えるホットプレートに買い替えようかといろいろ探した結果、その第一候補となったのが、真っ白なホットプレート「テーブルグリル ピュア」(プリンセス)。しかし、白いプレートはキレイだけれど汚れやすそうですし、なんだか火力も弱そう。そこで、本製品の実用性をチェックしてみました。

遠赤外線で焼くホットプレート

テーブルグリル ピュアの最大の特徴は、陶器のような白いプレート。アルミダイキャストにセラミックコーティングを施しているので遠赤外線で焼くことができ、“表面はカリッとこんがり、中はふっくらジューシー”に仕上げられるそう。ただし、連続で加熱できる時間は1時間。長い時間をかけて卓上調理をする人は、途中で休憩が必要になりそうです。

台座とプレートは分離できる構造となっています。一般的なホットプレートにあるようなヒーターの棒は見当たりません

電源を入れてサーモグラフィーカメラで撮影してみたところ、ヒーターはプレート部分にあることがわかりました

プレートは中央部分が凹むように湾曲しており、食材から出た余分な油が中央にある穴から落ちるようになっています

油が落ちる下には、油受けトレイが用意されているので台座が汚れる心配はありません

油が落ちる下には、油受けトレイが用意されているので台座が汚れる心配はありません

温度を調整するダイヤルには数値が記されていないため、明確な温度設定は難しそう。ちなみに、「Min」が約80〜90℃、「Mid」が約160〜180℃、「Max」が約240〜250℃となっています

セラミックコーティングされたプレートは熱伝導率が高いのが特徴ということなので、実際にプレートが熱される様子をサーモグラフィーカメラで撮影してみました(下の動画参照)。電源をオンにすると2分30分ほどで、端のほうまで熱々に! 温度ムラもなく均一に熱くなることが確認できました。

焼肉で仕上がり具合をチェック!

上で行ったサーモグラフィーカメラによる検証で基本性能は高いことがわかったところで、ホットプレート料理の代表とも言える焼肉で仕上がりを確認してみましょう。温度はMaxに設定し、調理スタート! なお、テーブルグリル ピュアは油を塗らずに焼いてOKです。

まずは、どのように焼けるか下の動画をご覧ください。一見、熱そうに見えない白いプレートですが肉を置いてみると「ジューッ」という音が響きます。6枚の肉を並べ、ひと息つく間もなくひっくり返すと、すでにいい焼き色が! まだ生の部分が多いので少し返すのが早かったようですが、その後数十秒焼いて食べてみたところ、表面が硬くなり過ぎておらず、肉汁もしっかり残っていました。

ただ、いまひとつ普段食べている焼肉との差が感じられなかったので、別のホットプレートでも同じように肉を焼いてみました。

比較するために用意したホットプレートは、深さのある鍋タイプ。一般的なホットプレート同様に、プレートの下にヒーター棒があります

テーブルグリル ピュアで焼いた肉との差は、正直なところ、わかりませんでした。どちらも大差ないような気がします

遠赤外線をウリにしているけれど、劇的においしくなるわけではないのか……と思っていたのですが、野菜を焼いた時に、その違いを実感しました。

焼き上がりの状態を見てわかるかもしれませんが、テーブルグリル ピュアで焼いたほうが野菜に含まれる水分が多い印象。かぼちゃとさつまいもはホクホクとしており、ピーマンはシャッキリとした食感です

野菜の中でも大きな差が出たのは、しいたけ。一般的なホットプレートで焼いたしいたけはしなびているのに対し、テーブルグリル ピュアのほうはみずみずしいままでした。肉厚で歯ごたえがよく、風味もテーブルグリル ピュアで焼いたしいたけの圧勝!

お肉を焼いた際には特別な焼き上がりを実感できなかったと書きましたが、厚みのある肉を焼いてみたら今度は遠赤外線のありがたみを感じることができました。温度をMaxにしておいたプレートに肉を乗せ、最初に表面を高温で焼き上げ。その後、少し温度を低くしながら加熱すると中までジワジワと熱が伝わり、絶妙なミディアムレアの仕上がりになりました。比較的じっくりと時間をかけて焼いたのですが、ジューシーさが損なわれておらず大満足です。

ナイフでカットすると、肉汁がじわりとあふれました。かなり高評価の焼き上がりだと言えるでしょう

ナイフでカットすると、肉汁がじわりとあふれました。かなり高評価の焼き上がりだと言えるでしょう

いろいろな卓上調理をしてみよう!

テーブルグリル ピュアは食材の水分を保持したまま焼き上げられることが確認できたので、焼肉以外のメニューもうまく作れるのかを調査してみました。

まずは、お好み焼きにトライ! お好み焼きには野菜がたっぷり入っているので、遠赤外線で焼いたらおいしくできそうな予感がします。

プレートが湾曲しているのでタネが流れるのではないかと心配していましたが、お好み焼き程度の固さがあれば問題ないようです

フタは付属していないため、そのまま焼き上げましたが中までしっかりと火が通っています。表面にある豚肉が遠赤の効果でパリパリになってうまい! キャベツもシャキシャキとしており、食感がたまりません

お好み焼きを作ったついでに、海鮮焼きそばも作ってみました。これまでの結果から野菜はシャキシャキになりそうですが、魚介やそばはどのように仕上がるのでしょうか。

もやしとキャベツで麺を覆い、蒸し焼きになるようにしてみました

もやしとキャベツで麺を覆い、蒸し焼きになるようにしてみました

そのまま加熱を続けてもよかったのですが、もう少し蒸らしや上からの加熱を促進したかったのでアルミホイルをかぶせてみました

挿し水をせずとも、麺がしっとりと仕上がりました。野菜は想像どおり、いい食感が残っています。そして気になっていた魚介類の焼き上がりも最高! イカやタコ、エビが硬くなっておらず、ふっくらです

ここまではホットプレートでよく作るであろう料理を試してきましたが、フライパンやオーブンで加熱するようなメニューもテーブルグリル ピュアでおいしくできたらラッキー♪ と思い、挑戦してみました。今回作ったのは、ハンバーグとカジキのムニエル、そしてギョウザです。

じっくり焼くことも高温で一気に焼くことも得意なテーブルグリル ピュアは、ハンバーグもバツグンの焼き上がりに! 肉汁や旨みはしっかり閉じ込められ、オーブンで焼いた時のようにふっくらと仕上がりました

フライパンで焼くと中の水分が飛んでパサつきがちなカジキのムニエル風ですが、テーブルグリル ピュアではしっとり。魚焼きグリルでも遠赤外線を利用しているものが多いので、魚とは相性がいいのでしょうね

最後に挑戦したのは、冷凍ギョウザです。通常、ギョウザはフタをして焼くため、複数ある内の一部にだけアルミホイルをかぶせてみましたが、なにもかぶせず、そのまま焼いたほうが余計な水分が飛び表面がカリッとしていて美味! 油を使わなくても焦げつかないので、ヘルシーなところも◎

お手入れは拭いて終わりが基本

ホットプレートはいろいろな食材を長時間焼くことが多く、どうしても焦げつきやすいもの。その処理がめんどうなのですが、テーブルグリル ピュアはプレートに食材が焦げつくことが少ないので、基本的には布やキッチンペーパーで拭くだけでOK。汚れが落ちにくい場合は洗ってもかまいませんが、裏面を濡らしたり、電源プラグを差し込む部分に水が入らないように注意しましょう。

布やキッチンペーパーを水で湿らせてから拭くと汚れが取りやすい

布やキッチンペーパーを水で湿らせてから拭くと汚れが取りやすくなります

かなりハードに焦げついた汚れも、きれいに取れました。ただし、一般的なホットプレートよりも傷が付きやすいのは確か。お手入れの際は“やさしく”を心がけましょう

食材から流れでた油を受けるトレーは、普通に洗ってかまいません

食材から流れでた油を受けるトレーは、普通に洗ってかまいません

まとめ

センスのいいおしゃれなデザインに惹かれたテーブルグリル ピュアですが、実際に使ってみるとなかなか優秀な性能におどろきました。お肉のグリルもおいしかったのですが、焼き野菜が最高! 加熱方法が異なるだけで、これほど食感や味わい、風味が変わるとは……。筆者宅に集まった友人たちからも高評価でした。遠赤外線はお肉も魚も野菜も、本当においしく仕上げてくれます。また、焼いている時に煙がほとんど出ないところもすばらしい。一般的なホットプレートで同じものを焼いた際には煙たいほどだったので、煙の少なさはテーブルグリル ピュアの大きな魅力であると言えるでしょう。構造的に立てかけて保管できないため、収納スペースがある程度取られますが、卓上調理以外でも活用できることはたくさん。見た目にもステキなので、食卓に常に置いておくというのもアリかも!

耐熱容器をプレートに乗せて、フォンデュするのもおすすめ。食材をプレートで軽く熱してからチーズにインすれば、最高においしい

チーズフォンデュだけでなく、チョコレートフォンデュにしてみてもOK。プレートで軽く焼こうと思っていたマシュマロは予想以上に早く溶けてしまったのですが、飴状になり、「これはこれでアリだよね」と試食者たちから意外によい評判をもらいました

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

製品 価格.com最安価格 備考
Table Grill Pure 103030 20,980 遠赤外線で焼くホットプレート
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2017.3.23 更新
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