香りを楽しみながらコーヒーメーカーを使ってみる

ボタン1つで“香り”が変わった!? デロンギ製コーヒーメーカーの「アロマ効果」がスゴい

このエントリーをはてなブックマークに追加

忙しい仕事中、オフィスのどこからかフワッと漂ってきたコーヒーの香りで、疲れた体が癒されていくような心地よい感覚になったことはありませんか? 実際、コーヒーの香りには、リラックス効果や集中力を高める効果があるとも言われています。

そんな“香り”の観点からコーヒーに注目してみたとき、価格.comで気になる製品を発見! デロンギから、コーヒーの香りを高める「アロマモード」が付いたコーヒーメーカー「ICMI011J」が発売されているんです。今回は、ICMI011Jの「アロマモード」がどれだけコーヒーの香りを引き出せるのか、“自分の鼻”で調査してみました。

素人がドリップ技術をガチでマスターするのは難しいですが、ICMI011Jを使えば芳醇なコーヒーを簡単に淹れられるのでは? 今回は“香り”を楽しみながらコーヒーメーカーを使ってみます

特徴をチェック! 機能性とエレガントさが同居するデザイン

ICMI011Jをひと目見て、外観のおしゃれさに惹かれる方もいるかもしれません。本製品は、デロンギがデザイン性にこだわったキッチン家電シリーズ「ディスティンタコレクション」の1台なのです。そのポイントは、機能性とエレガントさが同居していること。ボタン類も、フロントに「電源」「AROMA」の2つを備えるだけで、非常にシンプルでミニマムです。

給水タンクの容量は810mlで、公式には2〜6杯分のコーヒーを淹れられると書いてあります。カップ1杯分を180mlとした場合でも4〜5杯分になるので、2〜3人くらいの家庭で使うとちょうどいい量ですね。

上質なデザイン性に注目! 本体サイズは170(幅)×285(高さ)×230(奥行き)mm。一般的な電気ポットくらいの大きさです

水タンクの最大容量は810mlで、「2〜6杯分」の目盛りが付いています。2人で2〜3杯ずつ飲める量と考えると、たとえば夫婦2人暮らしのキッチンに置いたらちょうどよさそう。また、仕事で1日中書斎にこもるようなときにそばにあったらうれしいかも。背面にもブラックのラインが入っていておしゃれです

上部のフタを開けると、手前にコーヒー粉をセットする抽出部、奥に水を入れるタンク部があります

上部のフタを開けると、手前にコーヒー粉をセットする抽出部、奥に水を入れるタンク部があります

抽出したコーヒーを溜めておくガラスジャグには、最大6杯分までの目盛りが付いています

抽出したコーヒーを溜めておくガラスジャグには、最大6杯分までの目盛りが付いています

デロンギ「ディスティンタコレクション」には、オーブン&トースターと電気ケトルもラインアップされています(画像はデロンギ公式サイトよりhttp://distinta.delonghi.co.jp/)。デザインを揃えたら、キッチンがよりおしゃれになりそう!

自動でハンドドリップみたいにコーヒーを淹れる「アロマモード」

さて、市販されているコーヒーメーカーの抽出方法には、いろいろな種類があります。ICMI011Jは、自分が好きな市販のコーヒー粉を使ってコーヒーを淹れられる「ドリップ式」。そのポイントは、抽出部に付いている「チタンコートフィルター」。このフィルターで、コーヒーの油分をのがさずドリップできる仕組みになっているのです。

そして、本製品の特徴である機能「アロマモード」では、さらに「間欠抽出」というものを行います。これは、ハンドドリップのように、コーヒー粉をじっくり蒸らしながら抽出してくれる機能。これによって、「通常モード」よりもコーヒーの香りを強く引き出せるようになっているのだとか。ボタンをワンプッシュするだけでハンドドリップみたいにコーヒーを淹れられるなんて、素人にはありがたすぎる機能ですよね。

チタンコートフィルターにより、コーヒーの油分やうま味をのがさずそのままドリップできる仕組み。チタンコートフィルターは洗って何度も使えます。ペーパーフィルターを使わないのでゴミが出ず、エコなところもうれしい

コーヒーを淹れてみよう!

デザインもミニマムですが、コーヒーを入れる際の手順も非常にシンプル。コーヒー粉をセットして、本体フロントにあるボタンをワンプッシュするだけ。抽出されたコーヒーはガラスジャグに注がれた後、保温プレートの上で保温されますが、うれしいのは40分経つと自動で電源が切れるオートオフ機能が付いていること。簡単な操作性はもちろん、安心・安全に使えます。

付属のスプーン1杯が、本製品で淹れるコーヒー1杯分の容量とされています。グラムではなく、付属スプーンの杯数でコーヒー粉を計れるのがわかりやすくてイイ

スタンダードに「通常モード」でコーヒーを淹れるときは、本体フロントにある電源ボタンをワンプッシュするだけ。赤いランプが付くと抽出中になります。2杯分の抽出時間は2分半ほど

「アロマモード」でコーヒーを淹れるときは、上の電源ボタンをプッシュした後、その下にある「AROMA」ボタンを押せばOK。緑のランプが点灯すると「アロマモード」による「間欠抽出」が始まった証拠です。途中で「アロマモード」を取り消したいときは、もう1回「AROMA」ボタンを押せばキャンセルされます

「アロマモード」で淹れるコーヒー2杯分の抽出時間は、約5分半。「通常モード」の倍以上の時間をかけてドリップしてくれるわけです。飲んでみると……期待通り、非常においしい! いつも自宅で飲んでいるインスタントコーヒーと飲み比べると、雲泥の差です。インスタントコーヒーのほうはまったく風味がない。ICMI011Jのコーヒーを飲んだ瞬間、思わず「喫茶店のやつみたい」と言ってしまいました

筆者の鼻は違いがわかる鼻か? 「アロマモード」と「通常モード」の香りをブラインドテスト

さて、適当にお湯を注いだインスタントコーヒーと飲み比べれば、味に違いが出るのは当たり前といえば当たり前。ここで、今回の本題です。「アロマモード」で淹れることによって、素人でもわかるほどコーヒーの香りは高くなるのでしょうか?

そこで“香りのブラインドテスト”を行ってみました。筆者が目隠しをした状態で、友人にICMI011Jの「通常モード」と「アロマモード」で順番にコーヒーを淹れてもらい、それぞれのニオイを嗅いで飲んでみます。筆者はアロマに関する資格などは何も持っていない一般人。さて、「アロマモード」で淹れたコーヒーを当てることができるのでしょうか?

「アロマモード」で淹れたコーヒー(左)と、「通常モード」で淹れたコーヒー(右)。どちらも同じコーヒー粉を使って、ICMI011Jで淹れています。当たり前ですが見た目ではまったく違いがわかりません

香りを嗅ぎながら試飲する筆者。飲むときは目隠しを取ってもよいのですが、なんとなく視覚情報をなくしたほうが嗅覚と味覚が研ぎ澄まされそうなので、この状態のままテストしてみました

予想以上に奥深いコーヒーの世界に触れる結果に……

結論から言うと、写真左側の「アロマモード」で淹れたコーヒー、見事に当てました。しかも筆者だけでなく、このブラインドテストを手伝ってくれた友人も同じようにテストしてみたところ、見事に当てたのです。「アロマモード」、おそるべし。「間欠抽出」による香りとうま味の引き出し具合は、素人でもわかる相当な実力なのだと思います。

実は、淹れたての熱いコーヒーでは、筆者の鼻にはそこまで香りの違いを感じられなかったのが正直なところ。しかし、味に明らかな違いがあったことでピンと来ました。どちらもICMI011Jで淹れているだけあって、おいしくてコクがあるコーヒーなのですが、「アロマモード」で淹れたほうには“味のまとまり”のようなものがあるのです。匂いは味に影響を及ぼすとも言われるので、もしかしたら無意識に感じた香りの高さが、味の違いにつながった可能性もあるかもしれません。

しかし、驚いたのはこの後。コーヒーが少しだけぬるくなった頃に、香りの違いが感じられるようになったのです。ぬるくなりはじめた状態でもう一度ブラインドテストをしたら、「アロマモード」で淹れたコーヒーのほうが、ほのかに香りに広がりがあり、こちらも一発で当てることができました。つまり、温度や環境などの条件によって、コーヒーの香りと味の感じ方はかなり変わってくるらしいことを実感。それにコーヒーの温度が同じでも、室内温度が変わればぬるくなる速度も変わりますし、感じ方がまた異なる可能性も……? そんな奥深さに触れる体験となりました。

他のコーヒー粉も使って「アロマモード」でのドリップを楽しんでみました。こちらは「タンザニアAA」「コロンビアスプレモ」「グァテマラSHB」をブレンドしたというコーヒー。ほのかに酸味があって、“派手”な印象の香りと味がしました

こちらは有機コーヒー。「ペルー」「メキシコ」「エチオピア」「ホンジュラス」「インドネシア」の有機コーヒー豆をブレンドしたというもので、どちらかというと酸味が少なく、たくさんの種類が入っているからか複雑な香りがします。しかしうまくまとまっていて、“複雑ながらまろやか”といった感じの香りと味がしました

コーヒーの香りってこんなに楽しめるものなんだと驚き! しかも嗅ぐことで癒されるなど、感覚的なものに訴えかけてくるのが不思議です……。そういえば名曲『コーヒー・ルンバ』でも、コーヒーのしびれるような香りで恋心が復活する的なことが歌われていますもんね(古い)

“香り”を使いこなしてコーヒーを味わおう

実際、社団法人 全日本コーヒー協会の公式サイト(http://coffee.ajca.or.jp/)によれば、コーヒー豆の種類によって、香りが脳に与える効果が変化するという調査結果もあるそうです。使うコーヒー豆によって「癒し効果」または「活性効果」のどちらかが生まれるのだとか。リラックスしたいとき、反対に集中して仕事をしたいとき、それぞれのシーンにあわせてコーヒーの種類を替えてみるのもイイかも。ICMI011Jの「アロマモード」を活用し、そんな風に “香り”を使いこなしてコーヒーを味わうスタイルもアリじゃないでしょうか?

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。あ、90年代アニメも好き。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
レビュー最新記事
レビュー記事一覧
2017.6.26 更新
ページトップへ戻る