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アップル「iPod touch 第6世代」が好調な滑り出し! 音質的な改良はないものの、処理性能の向上が歓迎される

2015年7月16日、アップルから携帯音楽プレーヤー「iPod」の最新モデル「第6世代 iPod touch」が発売された。約3年ぶりの新モデル登場となる。音質面での改良点はほとんどないようだが、「iPhone 6/6 Plus」と同じ「A8チップ」などを搭載し、処理能力を向上させたのが特長で、価格.comの「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける売れ筋ランキングでは、32GBモデルが早くも1位を獲得。好調な立ち上がりを見せている。

アップル「iPod touch 第6世代」は、4型Retina(640×1136)ディスプレイを搭載した携帯音楽プレーヤー。16GBモデル、32GBモデル、64GBモデル、128GBモデルの4種類がラインアップされる。「iPhone 6/6 Plus」と同じ「A8チップ」や「M8モーションコプロセッサ」を搭載し、第5世代モデルと比べてGPU能力が最大10倍、CPU能力は最大6倍にアップしたという。背面に800万画素のiSightカメラを装備し、開放F値が2.4のレンズを採用。120fpsのスローモーション撮影や、連写撮影をするバーストモードなどにも対応した。前面には120万画素のFaceTime HDカメラを備えている。無線通信の規格は、IEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.1に対応。バッテリー駆動時間は、音楽再生で最大40時間、ビデオ再生で最大8時間。搭載OSは「iOS 8」。本体サイズは58.6(幅)×123.4(高さ)×6.1(奥行)mmで、重量は88gだ。

「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける売れ筋上位5製品のランキング推移

「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける売れ筋上位5製品のランキング推移

「iPod touch 第6世代」2機種のアクセス推移

「iPod touch 第6世代」2機種のアクセス推移

「価格.comトレンドサーチ」で見ると、「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける売れ筋ランキングでは、「iPod touch 第6世代」は、32GBモデルが7月23日にソニー「ウォークマン NW-A16 [32GB]」を抜いて1位を獲得、64GBモデルも3位につけた。なお、製品詳細ページへのアクセス数は64GBモデルのほうが多く、7月20日に6,133PV/日に達している。7月21日時点での最安価格は、32GBモデルが32,180円、64GBモデルが39,740円で、どちらも発売日から変わっていない。

「iPod touch 第6世代 [64GB]」のユーザーレビュー評価

「iPod touch 第6世代 [64GB]」のユーザーレビュー評価

上の図は、64GBモデルに寄せられたユーザー評価だが、これを見ると、満足度はカテゴリー平均の4.26より高い4.48。「デザイン」「携帯性」「操作性」などの項目が平均より高くなっており、「音質」などの項目は平均より低い。レビュワーのコメントを見ると、「第5世代とは比較にならない爆速です」「あらゆる場面でレスポンスのよさを感じられるでしょう」「ようやく(価格とともに)性能が向上しました」と処理性能の向上を歓迎する声が多かった。いっぽうで、音質については、「たぶん変わっていないです」というコメントがあり、特に改善されたとの声も寄せられていない。また、「これまでiPod Touchの使用頻度が高かった人は、買い換えれば心地よさを享受できます。音楽プレーヤーとしてのみ使っていた人は買い換えても恩恵はないと思います」という意見もあった。

「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける大手メーカー5社のPVシェア率推移

「MP3プレーヤー」カテゴリーにおける大手メーカー5社のPVシェア率推移

大幅な処理能力の向上が図られたものの、ハイレゾ音源対応のミュージックプレーヤーが続々と発売されるなか、携帯音楽プレーヤーそのものとして見ると、やや物足りなさもある本製品「iPod touch 第6世代」。だが、アップルにとって主力製品のひとつであることに変わりはないようだ。上の図は、過去1か月の「MP3プレーヤー」カテゴリーにおけるメーカー別のアクセス数の割合を示した「PVシェア率」だが、これを見ると、ここのところソニーに水を大きくあけられていたアップルが、本製品の発売を機に巻き返している。7月21日には、ソニーの40.5%に対して、アップルが45.77%と一歩リードした形だ。6月30日に定額制の音楽配信サービス「Apple Music」が開始されたことも、本製品の人気を下支えしている。市場全体ではハイレゾ音源への対応が主流となりつつあるものの、「iPod」に対する人気はいまだ根強いものがあるようだ。

宮澤保生(編集部)

宮澤保生(編集部)

学生時代から価格.comのユーザーで、いつの間にか好きなことが仕事になっていました。ユーザーの立場や目線に立ったコンテンツ作りを心がけています。

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