モノ系ライターのナックル末吉です。さて、皆さんの中にはiPhoneで音楽を聴いたり、動画を見たり、ゲームをする人も多いと思います。
電車など人がいる場所ではイヤホンやヘッドホンが必須となりますが、iPhone 7からはイヤホンジャックが廃止されたため、ワイヤレスイヤホンを別途用意するか、付属の変換アダプターを持ち歩く必要がありますね。
今回ご紹介する「COZOY TAKT」は付属の変換アダプター同様に、iPhoneやiPadのLightningコネクタに接続し、さらにイヤホンを接続するというアイテムです。
しかし、ここで「変換アダプターとどこが違うの?」という疑問が湧くと思います。端的に表現すると「音質が良くなる」とのこと。さて、その真偽をこれから確かめてみることにします。
まずは製品のディテールをご紹介します。
パッケージです。「iPod」「iPhone」「iPad」に対応していることが明記されています
開封すると、ちょっと高級感があふれる緩衝材につつまれています
TAKT本体です。表面はツヤ消しシルバーな色合い
ケーブルの先端にはLightningコネクタ
そして本体には一般的なイヤホンジャック
本体側面にはコントロールスイッチを配置。再生/一時停止や曲送り、ボリュームの操作が可能です
iPhone 6s Plusに接続してみました。イヤホンは筆者が時々使用している5,000円くらいのものを使用
本モデルのウリでもあるコンパクトな本体。これなら携行時もじゃまになりませんね
さて、肝心の音質ですが、今回はiPhoneに付属している純正イヤホンと上記の5,000円程度のイヤホンで試聴してみました。
結論からいうと、普段から付属のイヤホンで音楽を聴いている人であれば、確実に音質が向上したと感じると思います。
また、同じイヤホンをiPhone 6sなどのイヤホンジャックに差し込むのと、TAKTを経由させる場合でも音質の違いを感じることができるはずです。
その理由として、TAKTに内蔵されているアンプの出力に余裕があるため、低ボリュームで聴いた場合でも音に弾力を感じることができ、ボリュームを上げても音が破綻しにくいように感じました。
音楽を日常的にiPhoneやiPodで聴くという人には、1ランク上の音質が楽しめると思います。また、付属のイヤホンをお使いの方は、少し予算を割いて高音質のものに交換すると、TAKT本来の性能を引き出せると思いますので、ぜひお試しください。