こんにちはべっぷおんせんです! 筆者の母はわりと高齢なのですが、まだまだ介助が必要なほどではありません。しかし先日、車で迎えに行ったとき、助手席への乗り降りを大変そうにしていることに気がつきました。車って意外と持つところがなくて、立ち上がったり座ったりするときの支えがないんですね。そこでこんなものを導入してみました。
安全カーツール、オリレバー!
「降りるときのレバー」で「オリレバー」。車の乗り降りが楽にできるサポート安全ツールなのです!
不思議な形のアイテムですが、これは「ドアストライカー」と組み合わせて使います。
車のドアを開けた場所に付いているドアストライカー
ドアストライカーとは、車のボディ側に付けられているU字型の出っ張りです。ドア側に付いているツメとかみ合ってドアを閉めるためのもので、運転席側や後部座席にも通常付いています。
ここにオリレバーを挿し込むだけ!
オリレバーを挿し込みます
これだけです! あっという間に、車の乗り降りが楽になる補助ハンドルのできあがりです!
ハンドルの向きは、水平でも垂直でもどちらでもOK
挿し込み部が多段式で絶妙なカーブになっているので、だいたいのサイズのドアストライカーに挿し込めます(1辺が15mm以上のものが目安)。また、傷もつきにくく作られています。
握るところは高品質のラバー素材なので滑りにくい!
このように握ることで、バランスを取りづらい乗り降り時の支えとなり、転倒を予防できます。
ハンドルを握って体重をかけることができるので、楽に立ち上がれます
商品の重さは305gで、耐荷重は155kgです。普通の人ならば全体重をかけても壊れることはありません。車側のドアストライカーも頑丈なので155kg程度の負荷ではビクともしないそうです(念のため、使用前にドアストライカーのネジがゆるんでいないか確認するとより安心)。
オリレバーを使って降りる様子を撮影しました
筆者の母はこの補助ハンドルのおかげで安全に楽に乗り降りができるようになりました! 転倒防止のためにも毎回使ってもらっています(でも撮影モデルは断られましたので筆者です)。
実はこのアイテム、これで終わりではありません!
とがった先端で窓をたたき割れる!
車は水没するとドアが水圧で開かなくなるようです。そんなときにはガラスを割って脱出するしかありません。ただ、車のガラスは強化ガラスを使っているので、簡単に割れません。拳で殴ってもスマートフォンの角でたたいても、鉄鎚(てっつい)でも、簡単には割れないそうです。
このオリレバーの先を使うことで、緊急時に窓を割って出ることができます。
事故でシートベルトバックルが壊れてしまったときなどに、シートベルトを切って脱出するためのものです。
この白いすき間の部分にカッターが付いています
安全に配慮された作りで、普段使いで手を切ることはありません。
速やかにカット!
また、緊急時はパニックになりやすく、助手席や後部席のお子さんがシートベルトを外せないなどのトラブルも考えられます。そんなときにはこれでカットしてあげましょう。
しかし、ハンマーとカッターは使う日が来ないことを願います。
以上、安全カーツール、オリレバーのご紹介でした。親の送り迎えに欠かせないアイテムになりました。高齢者にはもちろん、若い人でも、ケガをしているときなどにあると助かりますよ。もしものときのための機能も付いているので、車のダッシュボードに常備しておくと、何かと役に立つと思います!
一人暮らしで妄想に耽る日々が続いてます。趣味は競馬で勝ったお金でアイデアグッズや気になるグッズを買い漁っています。本業は自称ギャンブラー、副業はブログ運営。得意科目は社会と算数です。よろしくお願いします。