懐かしの野球盤がこんなことになっていたとは

ボールが飛ぶ! しゃべる! 野球盤がここまで進化していた

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初めまして。フリーライターの地江仲慶太と申します。普段は音楽や芸能関係の原稿を書いていますが、今回から「いいモノ調査隊」に加わって、いろいろとおもしろい商品を紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
今回は、WBC開幕直前ということで野球関連のいいモノをご紹介。

懐かしの野球盤が「3D」になっていた!

先日テレビをつけていたら、芸能人が“リアル野球BAN”なるゲームをやっているのを見ました。グラウンドに“ヒット”“3ベース”“アウト”などのゾーンを設け、そこに打球が飛んだらその指示に従ってゲームを進めるという、ボードゲームの野球盤をリアルに行うというものです。そういえば子供の頃、野球盤で遊んでいたなあ…と思って見ていたら、ふと、今の野球盤ってどうなっているのだろうかと疑問がわきました。そこで調べてみたところ、すごいことになっていたんです。

野球盤3Dエース モンスタースタジアム

というわけで、エポック社の「野球盤3Dエース モンスタースタジアム」を手に入れました。ちなみに野球盤とは野球を題材にしたボードゲームの総称。日本ではエポック社の野球盤が有名で、昭和33年(1958年)に初登場して以来、進化を続けながら、多くの人々に楽しまれています。筆者は40代ですが、ファミコンが普及するまでは野球ゲームといえば野球盤で、友達と集まっては対戦を繰り返したものです。そういう経験のある人は多いことでしょう。

さっそく遊ぼうと思いきや…組み立てに難航

これが最新だと思っていたのですが、記事を書いている間に「野球盤3Dエース スタンダード」という一番新しいものが発売されてしまったようです。まあシリーズは同じようなので気にせずに、「野球盤3Dエース モンスタースタジアム」をオープン!

ところがなんということでしょう。箱の中には備品がいっぱい! 昔のように箱から取り出せばすぐに遊べると思ったのですが、少々、考えが甘かったようです。まずは、球場を完成させなければなりません。しかし、これがなかなかの手間。電光掲示板やフェンスなどを所定の位置に取り付けるのですが、説明書が順序立てて書かれていないので、どこから手を付けていいのやら…。一度覚えてしまえばなんてことはない作業ですが、もうちょっとわかりやすい説明書にならないものでしょうか。子供は理解できるのかな…。

すぐに遊びたいのに、セッティングにかなりの時間が…

すぐに遊びたいのに、セッティングにかなりの時間が…

さらに、電光掲示板には電池を入れる必要があるのですが、ドライバーで電池ボックス部のネジを外さなければなりません。また、付属のシールを球場の各所に貼らなくてはならないのですが、これがまた説明不足でどこにどれを貼ればよいのやら…。“パッケージを参考に”と説明書にありますが、パッケージの写真には文字が載っていたりしてわからない部分が多々あります。愚痴っぽくなってしまいましたが、子供だけでは難しそうなので大人が手伝ってあげるといいでしょう。

電光掲示板は単3形乾電池2本で可動しますが、ドライバーでネジを外して電池を装着しなくてはなりません。正直、面倒くさいです…

完成! 電光掲示板にモンスターフェンスで気分も上々

ようやく球場が完成。電光掲示板にモンスターフェンス、バックネットと設備充実

ようやく球場が完成。電光掲示板にモンスターフェンス、バックネットと設備充実

1時間近く試行錯誤しながらようやく球場が完成しました! ホームからセンターまで55cm、両翼45cmというなかなか立派な球場です(史上最大級)。電光掲示板も完備。アウントカウントや得点など、さまざまな表示が出るだけでなく、「プレイボール」などの音声も流れます。これはかなりテンションが上がります! 外野スタンドにはボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークの“グリーンモンスター”を思わせる巨大なフェンス“モンスターフェンス”が。開閉式で、閉めればフェンスとなって当たった打球はヒットになり、開ければ打球がスタンドインするという仕組みです。この開閉が勝負の行方を左右しそうですね! ほかにも外野手の守備位置を変えられたりとなかなかの進化ぶりです。

さまざまな表示や音声でゲームを盛り上げる電光掲示板

電光掲示板の音声は黄色いボタンで手動操作。前面のボタンを押せば、「ホームラン」など攻撃側の音声が、背面のボタンを押せば「ストライク」など守備側の音声が鳴ります

モンスターフェンスは開閉式

モンスターフェンスは開閉式

投手側のレバー操作で外野手のシフトをチェンジ!

いよいよプレイ! ボールが本当に飛ぶようになりました

さて、それではプレイしてみましょう! レバーを引いて離すことで打者がスイングすることや、同じくレバー操作で投球するというのは従来どおり。しかし、この野球盤ではボールが地面を転がるだけでなく、空中を飛ぶ投球(3Dピッチング)もできるのです! 従来の転がる投球に加えて飛ぶ投球、もちろん消える魔球も健在なので、多彩なピッチングが可能です。

投球は手元のレバーを操作。オレンジ色のレバーを目いっぱいはじいて離せば飛ぶボールに。白いレバーを押し込みながら投げるとボールが転がり、オレンジのレバーを左右にも動かせば変化球に。白いレバーを手前にはじけば、消える魔球に

投球はレバー操作で

手元のレバーで打者がスイング

これぞ! 飛ぶ投球

手動で打つ、投げるのアナログな楽しさは不変!

というわけで、プレイしてみましたが、正直、すごく難しいです。打つほうは昔ながらなので、タイミングさえつかめればなんとかなりそうですが、投げるのは球種が増えた分、それを使いこなすのが難しく、特に変化球は、変化の加減がなかなか難しく、すぐに大暴投になってしまいます。このあたりは本物の野球同様に練習しないとダメみたいですね。

さまざまな機能が加わり進化した野球盤ですが、手動でボールを投げて打ち、ヒットが出ればベースにランナーを置くというアナログ感は当時のまま。打った、投げたという実感があり、やっぱり野球盤楽しいです! もうかなりいい大人の年代ですがやり込みたいと思います! 昔野球盤で遊んだ思い出のある方は、ぜひお子さんと一緒に遊んで進化を感じてみてください。

地江仲慶太

地江仲慶太

40代のフリーライター。音楽、芸能、スポーツなどエンタメ系を中心に幅広く書きなぐる。“できませんは言いません”がモットーも最新機器が苦手。

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2017.6.27 更新
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