フランスと言えば、ワインやシャンパンのイメージが強いと思いますが、実はビールもよく飲まれています。若者を中心に、ワインよりもむしろビールの消費量のほうが年々増加傾向にあります。
フランスでビールが造られている地域は、ドイツ国境に近いアルザス地方と、ベルギー国境に近いフランス北部のノール・パ・ド・カレ地方やピカルディー地方。日本と同じように各地に地ビールの醸造所があり、実はさまざまな種類のビールが造られています。そんななかでも、フランスの“国民的ビール”と言うべきポピュラーな商品がこちらです。
フランス国内のレストランやバーなどでは必ず置いてあると言っても過言ではない、アルザス地方で造られるフランスNO.1のビールです。以前2年半ほどフランスに住んでいた筆者も自宅に必ずストックしていたビールで、ここ数年ほど前から日本で売られているのを見掛ける機会が多くなり、日本でも気軽に飲めるようになったことがうれしく、舞い上がってしまったほどです。
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軽い口当たりと喉ごしながらアルコール分5%とちょっと高め。正真正銘のフランスのビールです |
ビールの特徴としては、芳醇な麦芽の香りとふくよかな舌触りながら、後味がスッキリしているのがポイント。エール系のコクとピルスナー系の爽快感を絶妙にブレンドした感じで、和食ともよく合います。筆者は、お好み焼きなどソース系メニューとの組み合わせを推奨します。美食大国フランスでもっとも飲まれているビール、グルメやビール好きなら一度賞味してみてはいかがでしょうか?