いいモノ調査隊
出汁もうみゃー! 血管を若返らせる健康グルメ、「魚うどん」って知ってる?

戦時中の代用食「魚うどん」が今お取り寄せで大人気に!

うどんはうどんでも、小麦粉を使わないうどんがあるのをご存じですか? 宮崎県日南市で作られている「魚うどん (ぎょうどん)」なるものが、今お取り寄せグルメで話題になっているとかぎつけたので、さっそく調べてみました。

「魚うどん」とは日南市周辺の郷土料理で、地元で水揚げされたトビウオなどの魚のすり身を使ったうどんだそうです。水揚げされた魚全般を使用するみたいですが、主にトビウオやカンパチ、ハモ、エソ、タイなどが使用されるそう。つなぎとして使うのは片栗粉と卵で、基本的には小麦粉を使用しないグルテンフリー。魚が原料なので、煮込めば煮込むほど(魚の)ダシが出るうえ、麺も伸びにくいのが特徴です。うどんよりも低カロリーなので、ダイエット中の方にも喜ばれるそう。製造元はいくつかあるようですが、今回は日南の老舗ホテル「丸万」のオリジナル商品を購入してみました。

それがこの「丸万魚うどん」

それがこの「丸万魚うどん」

この魚うどんが生まれた背景には、食糧難がありました。太平洋戦争の時、小麦やお米が足りない食糧難に陥った際に、地元で捕れた魚のすり身を小麦粉の代わりに使用して、うどんの代替食としたのが魚うどんの始まりだそう。戦争も終わり一時は忘れ去られかけたようですが、漁協組合などが復活させる取り組みを始め、2011年には(漁協女性部オリジナルの商品が)農林水産大臣賞も受賞したほどです。今では“体にいいうどん”としてネットやテレビで話題になり、生産が追いつかないことも多々あるそう。

普通のうどん(右)と魚うどんを比べてみると、色や太さが違います。味が気になって、早く食べたくてしょうがない!

普通のうどん(右)と魚うどんを比べてみると、色や太さが違います。味が気になって、早く食べたくてしょうがない!

今回購入したものには“つゆ”が付属していないので、筆者オリジナルのあっさりダシ(関西風)でいただきたいと思います。

作り方は通常のうどんと同じ

作り方は通常のうどんと同じ

ダシの中で「魚うどん」を数分煮て、具材を入れひと煮立ちさせたら盛りつけるだけ。魚介の香りがなんともたまりません!

シンプルに、かまぼことネギだけの具材にしてみました

シンプルに、かまぼことネギだけの具材にしてみました

まずは、スープ。これは! 魚からできているので少しは魚臭さが残っているかと思いましたが、まったく魚臭くありません。それよりも、うどんから出たダシがなんとも濃い! 見た目は薄そうですが、このダシでお茶漬けしてもイケるほどの味です。

細麺ですが、かむほどに味が出てGOOD

細麺ですが、かむほどに味が出てGOOD

そして、麺。白身魚を材料にしているだけあって、とても弾力のある歯ごたえがいい感じです。かめばかむほど味が出て、飲み込むのがもったいないくらい。あっという間に完食してしまいました。残ったダシはもったいないので、翌日鯛茶漬けにしていただきました(笑)。

味はもちろんですが、うどん感覚で魚に含まれるDHAやEPAを摂ることができるので、栄養もばっちり。打ち立ての小麦のうどんもおいしいですが、ときには宮崎特産の「魚うどん」で濃いダシとヘルシーな麺を堪能してみませんか?♪

いいモノ調査隊員H

いいモノ調査隊員H

地元宮崎をこよなく愛する編集ライター。ついでに言うと、お酒、観葉植物、料理(=食べること)も大好きで、そのために生きているといっても過言ではない。

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